フォレックステスターのデータプラン(VIP・スタンダード・ベーシック)の違いは?購入方法やダウンロード方法も紹介

FXトレードのシュミレーションができるツールとして有名なフォレックステスター。

本体だけでも2~3万円かかってしまいますが、正確なシュミレーションをするためにはさらに有料の高品質データを購入したほうがよいとされています。

らっこ

データ代も結構高いっコ

有料のデータには3種類のデータプラン(VIP、スタンダード、ベーシック)があり、月額・年額・買い切りも選択できます。この記事では、フォレックステスターの3種類のデータプランの違いを紹介します。

また、有料版が高くて買うのをためらっている方に向けて、外部で入手したヒストリカルデータをフォレックステスターにインポートする方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

公式サイトでの購入はこちら!

フォレックステスターバナー

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
FX初心者におすすめ検証ソフト「フォレックステスター」とは?メリットやデメリットについて解説 「あなた」は今、FXで勝てていますか? FXで勝ち続けるには「ギャンブルトレード」からの卒業が不可欠です。 では、どうすれば「ギャンブルトレード」から卒業できるの...
目次

フォレックステスターのデータプランは3種類!VIPは全機能を利用できる

フォレックステスターのデータプランは3つのデータプランは「VIP、スタンダード、ベーシック」の3種類です。キャンペーン用の購入ページでは一部のデータプランに言及がない場合がありますが、通常の購入ページでは3つ全ての選択肢が表示されます。

フォレックステスターは、本社サイトの日本語版(https://forextester.jp/)と正規日本代理店(https://www.forextester.biz/)の2か所から購入できます。どちらのサイトでもデータプランは購入可能です。

フォレックステスターをどこで購入すべきかはこちらの記事で紹介しています!↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
FX検証ソフト「フォレックステスター」はどこで買う? どれを買う? 最安値での買い方とは!? FX検証ソフト「フォレックステスター」は、販売元やバージョン、データプランが少しややこしいです。そのため、「どこで買う?」「どれを買う?」などで迷ってしまう方...

データプランの特徴

フォレックステスターの各データプランには複数の点で違いがありますが、まずは最も大きな違いを紹介します。

詳しい違いについては以下の見出しで確認してください。

▼フォレックステスターの3種類のデータプランの違い

プラン有料・無料特徴
VIP有料ティックデータが利用できる
スタンダード有料基本のプラン
ベーシック無料18通貨ペアのみ
ニュースが米ドル関連のみ
レートが4桁表示・2桁表示まで

フォレックステスターのスタンダードプランでは、860種類の豊富な銘柄のシュミレーションが可能で、過去のニュースも再現できます。

VIPプランは、スタンダードプランに加えて「変動スプレッドのティックデータ」が利用できるプランです。これにより、1分足データでは捉えきれない細かな価格変動も把握することができます。

ベーシックプランは、スタンダードプランに「18通貨ペアのみ」、「ニュースが米ドル関連のみ」、「レートが4桁表示・2桁表示まで」といった制限がついたプランです。

データプランの価格

次は、データプランの価格を比較してみます。各データプランで月額・年額・買い切りを選択できますが、買い切りはかなり高額になっています。

キャンペーン割引やフォレックステスター本体との同時購入での割引などがありますが、基本の価格は以下の通りです。

スクロールできます
プラン月額年額買い切り
VIP4,730円24,860円55,770円
スタンダード3,740円22,550円52,140円
ベーシック無料

VIPとスタンダードの料金の差は、月額だと多いですが、年額や買い切りになると少なくなります。買い切りを検討している方は、VIPの方がお得に感じられるかもしれません。

有料プランの中では安いスタンダードも、データだけで月額3,740円もかかってしまうのは少し負担が大きいですね。

そんな方にはデータのインポートがおすすめです。

▼ヒストリカルデータをフォレックステスターにインポートする方法

フォレックステスターの3種類のデータプランの違い(VIP・スタンダード・ベーシック)

ここからは、以下の4点に着目して、フォレックステスターの3種類のデータプランの違いを紹介します。

  • 通貨ペア数
  • ティックデータ・変動スプレッド
  • 5桁表示
  • ニュース

通貨ペア数

スタンダードプランとVIPプランでは、FX以外にも株式・エネルギー・仮想通貨・貴金属といった豊富なジャンルの中から860種類の銘柄をシュミレーションできます。一方、無料のベーシックプランでは18銘柄に限られます。

プラン銘柄数
VIP860
スタンダード
ベーシック18

FXのマイナーペアやCFDを取引する方にとっては、ベーシックプランでは不十分かもしれません。

あわせて読みたい
FX初心者におすすめする通貨ペアとは!?通貨の基礎学習から各通貨の特徴まで解説! 今回の記事では FX初心者の方へ向けて「おすすめする取引通貨ペア」について詳しく解説します! この記事では、こんな疑問が解決できます! この記事でわかること どの...

ティックデータ・変動スプレッド

ティックデータが利用できることは、VIPプランの特徴です。細かい値動きも再現されるため、スキャルピング戦略を練るのに最適です。

また、フォレックステスターのティックデータにはスプレッド情報も含まれるため、変動スプレッドでのシュミレーションも可能です。

ティックデータとは、FX会社などで配信された一つ一つのレートのことです。1分足のデータはOHLC(始値・高値・安値・終値)の4つしかありませんが、ティックデータでは通常1分間分のデータの中に多数のティックが含まれます。

プラン内容
VIPティック
スタンダード1分足
ベーシック

スタンダードプランとベーシックプランでは、1分足のデータのみダウンロードできます。1分足のデータはOHLC(始値・高値・安値・終値)の4つしかないので、シュミレーションはやや粗くなります。

1分足データしか利用できない場合、1分足の始値/高値/安値/終値に基づいて1~4つのティックを生成します(疑似ティック)。このため、一見値動きが再現されているように見えますが、正確ではありません。

フォレックステスターでスプレッドを設定する方法についてはこちら↓↓↓↓↓

あわせて読みたい
フォレックステスターでスプレッドを設定する方法は?ティックデータでは変動スプレッドも可能 トレードのシュミレーションをするなら、スプレッド条件もなるべくリアル環境に似せたいですよね!  フォレックステスターでは、スプレッド条件も設定できます。リアル...

5桁データ・3桁データ

ティックデータ以外にも、価格データの表示桁数にも違いがあります。VIPプランとスタンダードプランは5桁表示・3桁に対応していますが、ベーシックプランでは4桁表示・2桁表示に制限されます。

フォレックステスターの4桁表示

データの精度が落ちてしまいますので、スキャルピングのシュミレーションには向きません。

あわせて読みたい
様々な投資スタイルの違いは!?スキャルピング/デイトレード/スイングトレード/長期投資について詳しく... FX投資には、人によって様々なスタイルがあります。 どのスタイルが正しくてどのスタイルが間違っている、ということはなく、それぞれに長所や短所が存在します。 投資...
プラン内容
VIP5桁・3桁表示
スタンダード
ベーシック4桁・2桁表示

現在ではユーロドルなどの銘柄は小数点以下が5桁、ドル円などの銘柄は小数点以下が3桁で表示されるFX会社がほとんどです。しかし、個人向けFXが始まったときには4桁、2桁で表示されるFX会社が主流でした。10年以上前から5桁・3桁に切り替わっています。

ニュース

フォレックステスターでは、そのレートが配信されていた当時のニュースを再現して表示する機能もあります。経済イベントの影響を考慮したシミュレーションができる人気の機能です。

プラン内容
VIP9つの主要通貨(重要度が低・中・高)
スタンダード9つの主要通貨(重要度が中・高)
ベーシック米ドルのみ

VIPプランでは、9つの主要通貨に関する重要度が低・中・高のニュースを表示できます。一方スタンダードプランでは、通貨ペアはVIPプランと同じですが、重要度が中・高のニュースのみになります。

ベーシックプランでは米ドルに関するニュースのみに限定されています。

あわせて読みたい
FX・為替に影響を及ぼす重要な経済指標とは!?指標スケジュールまで詳しく解説! 今回の記事では FX初心者の方へ向けて 『注目すべき経済指標』について詳しく解説します! この記事では、『注目すべき経済指標』のこんな疑問が解決できます! この記...

ヒストリカルデータをフォレックステスターにインポートする方法(VIPプランを購入したくない場合)

フォレックステスターは、インポートしたヒストリカルデータを使って検証することもできます。これであれば、有料のデータプランに加入しなくてもお好きな銘柄の1分足データや5桁・3桁データを利用できます。

ティックデータを提供している海外FX業者もありますが、フォレックステスターではデータのインポートは1分足が推奨されています。

ここからは、ヒストリカルデータをフォレックステスターにインポートする方法を説明します。また、データを入手する方法についても紹介します。

データをインポートする方法

データのインポートは以下の手順で行います。

STEP
「データセンター」を選択

「フォレックステスター」を起動し、「データ」メニューから「データセンター」をクリックします。

フォレックステスター5の検証方法
STEP
インポートしたい銘柄を選択

データをインポートしたい銘柄を選択(チェック)します。一覧になければ、左下の「追加」をクリックして追加してください。

フォレックステスター5の検証方法
STEP
「ファイルからインポート」を選択

右下にある「ファイルからインポート」を選択します。

STEP
ファイルを選択する

「インポートするファイルを選択」欄でファイルを選択し、「取込むシンボル」を指定します。

フォレックステスターのヒストリカルデータインポート

インポートできるのは、拡張子が「.csv」、「.txt」のファイルと、MT4・MT5のヒストリカルデータ用のフォーマットである「.hst」のファイルです。

必要に応じて、シフト時間の設定などを行ってください。シフト時間の設定は、インポートしたヒストリカルデータの時間をずらしたいときに使用します。

STEP
「インポート」をクリック

正常にインポートできた場合は「プレビュー結果」の欄に日時やレートが表示されますので、「インポート」をクリックしてください。

フォレックステスターのヒストリカルデータインポート

インポートに失敗した場合は「?????」のように文字化けした状態で表示されます。

データを入手する方法

データを入手する方法には、主に以下の2つがあります。

  • FXDDやデューカスコピーでダウンロードする
  • MT4・MT5からダウンロードする

    一部のFX会社、例えば海外FX業者のFXDDや国内FX業者のデューカスコピーは、自社のヒストリカルデータを公式サイトでダウンロードできます。こうしたデータをフォレックステスターにインポートすれば、精度の高いヒストリカルデータを利用できます。

    また、MT4・MT5の中にあるヒストリカルデータをダウンロードする機能でもヒストリカルデータを入手できます。

    MT4・MT5で実際に配信されたレートを保管しておく機能は、MT5にしかありません。そのため、MT4ではダウンロードできるヒストリカルデータが開発元であるメタクオーツ社が提供する精度の低いものになってしまいます。MT5でダウンロードしたヒストリカルデータも問題なくフォレックステスターにインポートできますので、MT5を使ってダウンロードすることをおすすめします。

    あわせて読みたい
    MT5バックテストのヒストリカルデータの信頼性は?精度が悪い理由や確認方法を紹介 EAを稼働させる人にとっては、バックテストの精度にかかわるヒストリカルデータの信頼性は重要ですよね! しかし、MetaTrader 5(MT5)のEAがまだあまり普及していない...

    ヒストリカルデータがうまくインポートできない場合は、「ファイル形式」と「データのフォーマット」の2点を確認してください。

    フォレックステスターでインポートできるのは、拡張子が「.csv」、「.txt」のファイルと、MT4・MT5のヒストリカルデータ用のフォーマットである「.hst」のファイルです。

    また、ヒストリカルデータはフォレックステスターで設定できるフォーマットを満たしたものである必要があります。フォーマットは「過去データのインポート」画面である程度調整できますが、余計なデータが混ざっていることが原因でうまく読み込めない場合は、データそのものを修正する必要があるかもしれません。

    フォレックステスターのヒストリカルデータインポート

    フォレックステスターはMT4・MT5のユーザーがスムーズに利用できるように設計してあるため、MT4・MT5で出力した1分足のヒストリカルデータであればそのまま利用できます。

    【まとめ】フォレックステスターのデータプランはVIPにすべき?

    フォレックステスターの無料のベーシックプランは、通貨ペア数や桁数表示などの条件がかなり悪いため、あまりおすすめできません。

    しかし、有料のVIPプランやスタンダードプランは月額がかなり高額になります。

    らっこ

    月額数百円くらいにしてほしいっコ

    自分でヒストリカルデータをインポートする方法がおすすめですが、もしデータプランを契約するならVIPの買い切りタイプがお得感があります。55,770円と金額はかなり高いですが、月額の約11カ月分でずっと利用でき、スタンダードプランとの金額差は3,500円程度しかありません。(スタンダードプランの買い切りタイプは52,140円)

    FX会社などが無料で提供しているヒストリカルデータもたくさんありますので、まずはインポートする方法を試してみてください。

    公式サイトでの購入はこちら!

    フォレックステスターバナー

    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

    あわせて読みたい
    FX初心者におすすめ検証ソフト「フォレックステスター」とは?メリットやデメリットについて解説 「あなた」は今、FXで勝てていますか? FXで勝ち続けるには「ギャンブルトレード」からの卒業が不可欠です。 では、どうすれば「ギャンブルトレード」から卒業できるの...
    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    コメント

    コメントする

    目次