今回の記事は、下手なテクニカル手法よりよっぽど重要な「サポートライン」と「レジスタンスライン」について、
基礎から応用にかけて、わかりやすくまとめました。
本記事ではこんな疑問が解決できます!
- サポートライン・レジスタンスラインとは!?
- なぜサポートライン・レジスタンスラインは機能するのか?
- サポートライン・レジスタンスラインの役割とは?
- サポートライン・レジスタンスラインの手法とは!?
興味がある方は、最後までお付き合い下さい。
FX「サポートライン」と「レジスタンスライン」とは?
「サポートライン」と「レジスタンスライン」は、過去の価格で意識されている値を結んだラインのことをいいます。
更に詳しく解説します。
サポートライン(Support Line)とは!?
サポートライン(Support Line)とは、日本語では「下値支持線」といい、為替レートが直近の安値を支持する価格帯を指します。
※下図では、下段の安値を結んだ線がサポートラインです。
要は、下落してきた価格を支え、上昇させるラインのことです。
サポートライン付近では、何度も価格が支えられる事によって、多くの市場参加者が意識する相場のポイントになり、それ以上価格が下がりづらくなります。
だがしかし、一度サポートラインを割り込むと大きく価格が下落する傾向にあります。何故なら、サポートライン付近で上昇を狙い「買いポジション」を持った市場参加者の多くが一斉にポジションを解消「売りポジション」になる事になるからです。
レジスタンスライン(Resistance Line)とは!?
レジスタンスライン(Resistance Line)とは、日本語では「上値抵抗線」といい、為替レートの「直近の高値に抵抗する価格帯」のことを指します。
※下図では、上段の高値を結んだ線がレジスタンスラインです。
サポートラインとは反対に、上昇してきた価格を抑え、下落させるラインのことです。
レジスタンスライン付近では、何度も価格が抑えられる事によって、多くの市場参加者が意識する相場のポイントになり、それ以上価格が上がりづらくなります。
しかし、こちらもサポートラインと同様に、一度レジスタンスラインを超えると大きく価格が急上昇する傾向にあります。何故なら、サポートライン付近で下落狙い「売りポジション」を持った市場参加者の多くが一斉にポジションを解消「買いポジション」になる事になるからです。
なぜ「サポートライン」と「レジスタンスラインが機能するのか!?
「サポートラインと「レジスタンスライン」の、ラインが機能する理由には、相場参加者の心理が密接に関係しています。
では何故「サポートライン」と「レジスタンスライン」が機能する理由には、市場参加者の心理が関係しているのでしょうか?
ここでは「サポートライン」を用いて詳しく解説していきます。
①レートが下落した局面の心理
まずは、レートが下落した局面を想像してください。
➀過去に遡り何度もサポートされてたラインまでレートが赤□まで価格が下落してきました。
その際、大きく分けて4つのパターンのトレーダーがいるとします。
- 1人目は、「上のレートから売りポジションをもっているトレーダー」
- 2人目は、「赤□で買いエントリーをしたトレーダー」
- 3人目は、「赤□で売りエントリーをしたトレーダー」
- 4人目は、「様子をみているトレーダー」
②レートが反発した局面の心理
その後、レートが反発した局面を想像してください。
➁その後、レートが反発してから下落し、青□に価格が到達しました。
この場合、大きく分けて4つのパターンのトレーダーは、それぞれどのような心理状況で、どのような行動をとる可能性があるのでしょうか。詳しく解説します。
1人目:「上のレートから売りポジションをもっているトレーダー」
このトレーダーは含み益がある状態だったが、「赤い□での価格」で大きく反発してしまった為、含み益は減り、損をしているような心理になっています。
そのような心理のトレーダーは、「青い□箇所」に再び価格が戻り、含み益が回復したところで満足し、利食いの「買い」を行う傾向にあります。
2人目:「赤丸で買いエントリーをしたトレーダー」
狙い通り、一度上がったレートを見て「もっと買っておけばよかった」という心理状況になるトレーダーが多くなります。その為、再びレートが戻ってくれば、買い増しの「買い」を行う傾向にあります。
3人目:「赤丸で売りエントリーをしたトレーダー」
このトレーダーは、まずエントリーしてから価格が上がってしまい、含み損を抱えています。
よって、多くのトレーダーが「価格が建値に戻った時点で逃げよう」や「できるだけ早く含損を解消したい」という心理状況に陥っています。その為、再びレートが戻ってくれば、エグジットの「買い」を行う傾向になります。
4人目:「様子を見ていたトレーダー」
このトレーダーは、一度は上がった価格をみて「やっぱり買っておけばよかった」と後悔している心理状況のトレーダーの多くは、再び価格が戻ってくればエントリーの「買い」を行います。
➂4パターンの市場参加者全員が買いを選択
結果として、➂4つのパターンの市場参加者全員が買いを選択しましたね!
実際には、ここまで単純ではありませんが、サポートラインでの多くの相場参加者の心理状況は、このように推移する傾向があります。
だからこそ、多くの市場参加者が意識するサポートライン(支持線)で再び反発・反転する傾向が見られ、ラインが機能する事になるのです。
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FX「サポートライン」と「レジスタンスライン」の引き方とは!?コツはある?
ラインを引くコツは、以下➂点です。
- 何度も反応している価格帯にラインを引く
- キリ番にラインを引く
- 直近の高値安値にラインを引く
※細かい点(例えば、ローソク足のヒゲの内側に引くのか、外側に引くのか、ローソクの実体に引くのかなど)にこだわる人トレーダーもいますが、初心者のうちは全く気にする必要がありませんので、そこで無駄に悩まないようにして下さい。
更に詳しく知りたい方は、下記記事を参考にして下さい。
水平線は、安値と安値(サポートライン)、または高値と高値(レジスタンスライン)を水平に結んで引ける線のことを言います。
ピボットという水平線のようなインジケーターがあります。
世界中の市場参加者が大きく意識するオプションのレートというものが存在します。
「チャネルライン」は、ローソク足の高値同士を結んだトレンドライン、または安値同士を結んだトレンドラインに並行して描くアウトラインを合わせてたラインの事を言います。
FX「サポートライン」と「レジスタンスライン」の役割や手法
最後に、「サポートライン」と「レジスタンスライン」の役割から簡単な手法について見ていきましょう!!!
反発するポイントの目安が分かる
1つ目の役割は、「反発するポイントの目安が分かる」ことです。
上図を見ると、何度も水平線付近で反発しているのがわかりますね。
よって、手法としては、相場がライン付近まで下落している場合は買いを、また反対にライン付近まで上昇している場合は売りを入れるといった投資シナリオ・手法でエントリーすることができます。
もちろん、サポートラインとレジスタンスラインは、エントリーポイントだけではなく、決済するポイントの目安にすることもできます。
トレンドの始まりを確認できる
2つ目の役割は、「トレンドの始まりを確認できる」ことです。
上図の赤矢印のようにチャートは、サポートラインとレジスタンスライン付近で反発する以外に、そのまま突き抜ける場合もあります。
そうなった場合、基本的には突き抜けた方向のトレンドが始まるため、手法としては「ラインを突き抜けたらそのトレンドに沿ってエントリーをしよう」といった投資シナリオを描くことができます。
FX「サポートライン」と「レジサポライン」のまとめ
今回は、「サポートライン」と「レジスタンスライン」について詳しくまとめました。
重要な事は、「サポートライン」と「レジスタンスライン」意味を知り事よりも、なぜ機能し、どう自分のトレードに活かすのかが重要です。
なぜなら、トレードはチャートに向かって行いますが、相手はチャートではありません。
同じ人間が相手だからです。
サポートラインとレジスタンスライン付近で相手がどのような心理状況なのか?
ラインを引き、トレード戦略を立てるには非常に重要なことです。
ぜひ!皆様のトレードや検証で試してみて下さい!
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