皆さんは「MT4スピード注文」というツールをご存知でしょうか?
このツールは、「MT4」や「MT5」での複雑な売買注文を、「より簡潔に!」、「よりスピーディーに!」、「より直感的に!」操作が可能になる神ツールとして有名です。
私もそうでしたが・・・
初心者にとって「MT4」、「MT5」の注文方法は分かりにくくないですか???
あと「全決済ボタン」とかあればなー???
とか思いませんか???
そのように感じたことがある
そこの「あなた」!!!
更には『そもそも注文ってどうやんの?』
という「超初心者の方」にも!!!
今回の記事は非常に有益な情報になります。
本記事では、以下のような疑問が解決できます。
- 有料化されたけど無料で使用できるの???※本記事ラストに記載
- 「MT4スピード注文」を導入して意味あるの?
- 「MT4スピード注文」の導入方法(手順)とは?
- 「MT4スピード注文」の各種機能の使い方とは?
当記事の内容は、初心者の方でも理解できるよう、できるだけわかりやすく解説しております。内容に興味がある方は最後までご覧ください。
今回ご紹介する神ツールは、ツイッター上でナイト様が公開している「MT4スピード注文(SpeedMT4)」というツールです。
「MT4スピード注文」の導入メリットとは?
海外FX業者のほとんどは、FXを取引するためにMT4/MT5を導入します。
MT4/MT5の正式名称は、MetaTrader4(MetaTrader5)で、「メタトレーダー」と読みます。
メタトレーダーは、外部からインディケータや自動売買システム等、カスタマイズ性が非常に高く、利便性が高いため世界中のトレーダ達に愛用されています。
しかし、そんな魅力的なメタトレーダでも不便だと感じる点があります。
それは、冒頭でも触れましたが、「注文方法が複雑で分かりにくい点」や、「全決済ができない点」などが挙げれらます。
最近になって、MT5のみ全決済機能が追加されました! MT4はすでに新規の機能開発が終了しているため追加されていません。
更に、通貨ごとの決済や損益確認、ドテン売買など国内FX業者の取引プラットフォームにみられるような便利な注文方法は備わっていません。
また「IFD(イフダン)注文」や「OCO(オーシーオー)注文」なども初心者には非常に分かりにくく、且つ使いにくい仕様となっています。
FXの注文方法を基礎から学びたい方は以下の記事を参考にしてください。
メタトレーダー(MT4・MT5)のデメリットとは?
注文方法が複雑で分かりにくい点や、全決済ができない点を詳しく解説します。
メタトレーダー(MT4・MT5)のデメリット【注文画面】
上の画像は、「MT5」から新規注文画面です。
日本語は対応しているのですが・・・
指値やストップロスをあらかじめ設定する注文種別が「Limit」 や 「Stop」という単語で表記されてしまっています。
Buy Limit 指値買い注文 | 現在より低い指値レートになったら買い |
Sell Limit 指値売り注文 | 現在より高い指値レートになったら売り |
Buy Stop 買い逆指値注文 | 現在より高い指値レートになったら買い |
Sell Stop 売り逆指値注文 | 現在より低い指値レートになったら売り |
更に「OCO(オーシーオー)注文」や「IFD(イフダン)注文」も可能なのですが、注文画面を見ても、「IFO」「IFOCO」注文という画面はありません・・・。
これが非常に分かりにくいのです!!!
メタトレーダー(MT4・MT5)のデメリット【決済画面】
上画像は、MT4の決済画面です。
「損益」という欄にある「×」をクリックするとポジションが決済されますが、この決済「×」ボタンがやたらに小さいため、ポジションを押し間違えてしまうことがあります。
また、すぐに決済する場面では、ポジションを1つずつ「×」を押して決済しなければいけませんので、いくつかポジションを保有している場合に決済が遅れてしまいます。
これが非常に使いにくいのです!!!
「MT4スピード注文」を導入する理由とは?
「MT4スピード注文」には、そのようなメタトレーダーのデメリットを全て補うような機能がたくさん含まれています。
- 国内FX業者と同じような注文ができる
- 全決済や通貨別決済ができる
- エントリーと同時にPipsで指値・逆指値を設定できる
要は、「MT4スピード注文」を導入する事によって、全ての操作を直感的にすることが可能になるのです。
Pipsについてはこちら↓↓↓↓↓
- 慣れた国内FX業者のような注文画面を利用したい!
- スキャルピングをしているので、俊敏な操作が必要!
- 全決済や通貨別決済などをしたい!
- 指値やストップ幅、トレーリングストップをpipsで指定したい
「MT4スピード注文」の導入方法・手順とは?
PCに「MT4スピード注文」をダウンロードする手順
手順1 下記のURLからダウンロードを行います。
「MT4スピード注文」という名称ですが、上記をダウンロードするとフォルダ内にMT5用もありますので、MT5の方でも問題無く使用する事が可能です。
ZIPファイル形式(圧縮されたファイル)でダウンロードされますので、保存先をデスクトップ等わかりやすい場所に指定してください。
手順2 Zipファイルをデスクトップに保存します。
ダウンロードしたZipファイルがグーグルであれば左下に現れますので下写真の赤囲いをクリックしてZipファイルを開き、デスクトップに保存します。
※グーグルでは無い場合や、最初からデスクトップ等に保存した場合は、該当ファイルで右クリックすることで、「圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開」という画面が表示されますので、保存先「デスクトップ」に選択後、「展開」をクリックします。
MT4スピード注文と口座を連動させる方法とは?
PCにプログラムをダウンロードできたら、「MT4/MT5の口座」と「MT4スピード注文」と連動させます。
連動には、MT4・MT5の「自動売買」の機能を利用しますが、一般的な自動売買のようにシステムが勝手にポジションを取るようなことはありませんので安心してください。自分がMT4スピード注文の操作パネル上で注文を入れた場合のみ注文が行われます。
自動売買について詳しくはこちら↓↓↓↓↓
※今後、解説の中では「MT4スピード注文」をプログラム名である「SpeedMT4」と表記します。
手順1 連動させたいメタトレーダーの口座を起動する。
最初に連動させたいメタトレーダー(MT4/MT5)をダブルクリックで起動します。
手順2 メタトレーダー内のExpertsフォルダーを開く。
メタトレーダーを起動後、上部のツールバーから「ファイル」 ⇒ 「データフォルダ」をクリックして下さい。
「データーフォルダを開く」 ⇒ 「MQL4 or MQL5フォルダ」を開いて下さい。
「MQL4 or MQL5フォルダ」は、MT4をご利用なら「MQL4」MT5をご利用なら「MQL5」です。
「MQL4ファイル」を開き、「Expertsフォルダ」をダブルクリックしてください。
手順3 SpeedMT4.ex4 をExpertsフォルダーへコピーする。
今度は、先ほどダウンロードした「SpeedMT4フォルダ内」から「SpeedMT4」をコピーして、MT4内の「Expertsフォルダー」へ貼り付けます。
手順4 MT4を再起動する。
MT4内のExpertsフォルダー内に「SpeedMT4」を貼り付け後、メタトレーダーを再起動させましょう。「ファイル(F)」→「閉じる(x)」で行います。
手順5 SpeedMT4をチャート内にドラッグ&ドロップする。
再起動後、ツールバーの「表示」 ⇒ 「ナビゲータ」をクリックしてナビゲーターを表示させます。
「ナビゲータ」 ⇒ 「エキスパートアドバイザ」内にある「SpeedMT4」をチャート内にドラッグ&ドロップします。
ドラッグ&ドロップの操作方法
「SpeedMT4」を選択し、マウスの左ボタンをクリックしながらチャートまで移動させて、チャート上で左ボタンを離します。
ドラック&ドロップが成功していると、チャートの右上に「SpeedMT4」が表示されます。
手順6(※MT4の場合)SpeedMT4の自動売買を許可する。
ドラッグ&ドロップすると、下画面が表示されますので、「自動売買を許可する」のチェックを有効にして「OK」に進みます。
ツールバーにある「自動売買」マークをクリックします。
下写真のようにチャート画面右上のマークが「笑顔」に変化していれば設定は完了です。
手順6(※MT5の場合)SpeedMT4の自動売買を許可する。
ドラッグ&ドロップすると、下画面が表示されますので「アルゴリズム取引を許可」のチェックを有効にして「OK」に進みます。
『アルゴリズム取引』をクリックします。
下写真のようにチャート画面右上のマークが「青色」に変化していれば設定は完了です。
この
手順7 MT4スピード注文 を起動する。
「SpeedMT4-バージョン」フォルダー内にある「SpeedMT4」をダブルクリックして起動します。
「MT4スピード注文」を起動させ上部のドロップダウンメニュー(下矢印のマーク)をクリックすると、口座番号が表示されます。
MT4を起動させた後に「MT4スピード注文」を立ち上げると、2回目以降は自動的に口座と連動するようになっています。
※連動したい口座が複数ある場合は、ドロップダウンメニュー(下矢印のマーク)で表示したい口座を選択すれば指定した口座を表示できます。
※2022年より有料化されおり、起動すると「ライセンスキー」の入力が求められMT4スピード注文 公式ダウンロードページにて「ライセンスキー」の購入が必要になりました。
※2024年12月まではベーシック版が無料で利用できます。
MT4スピード注文の基本操作方法とは?
MT4スピード注文の基本操作について解説していきます。
正直、直感的に操作可能な為、とにかく操作していれば、ある程度理解できてしまうくらい簡単です。
➀通貨ペアのショートカット | 好んでトレードする通貨ペアを自由に設置する事ができます。 |
➁ワンクリック全決済・ドテン注文 | MT4のデメリットを補うワンクリック・全決済ができる機能。 |
➂ロット数のショートカット | ロット数のショートカット機能。 |
④注文パネル | 注文パネルからワンクリック注文が可能。チェックボックスを有効にすると、両建・指値・逆指値を設定可能です。 |
⑤拡張領域 | ポジション状況や口座情報、実効レバレッジなど自由にカスタマイズできる。 |
通貨ペアのショートカット機能とは?
通貨ペアのショートカット機能は「オプション → ショートカット → 通貨ペアのショートカットボタン」で設定可能です。
SELECT機能とは?
ポジションビューで選択したポジションのみを表示できる機能です。全決済や評価損益などは可能です。
※ドテン注文はできません。ドテン注文は1つの通貨ペア・銘柄のみを選択した場合に可能です。
ALL通貨ペア選択機能とは?
全ての保有ポジションの通貨ペア・銘柄を対象にする機能です。全決済や評価損益を表示できます。
※ドテン注文はできません。
ロット数のショートカット機能とは?
ロット数のショートカット機能は、「オプション → ショートカット → ロット数のショートカットボタン」で設定可能です。
ロット数のショートカット機能設定例
0 | 0Lotを設定 |
0.3 | 0.3Lotを設定 |
+0.2 | 0.2Lot増加させる |
-0.2 | 0.2Lot減少させる |
*2(×2) | Lot数を倍増させる |
MAX | 取引可能最大Lot数を設定 |
MIN | 最小取引Lot数を設定 |
クリア | Lot数をクリアする |
全決済・ドテン注文機能とは?
全決済・ドテン注文ボタンの有効化は「オプション → 全般1」から設定できます。メタトレーダーだけでは、実現できなかった全決済・ドテン注文がボタン1つで可能になります。
「ドテン」とは、買い(売り)ポジションを閉じると同時に売り(買い)ポジションを持つ、つまり、ポジションを逆転させることを指します。損失を取り戻せる可能性もありますが、レンジ相場になってしまうと二重損失になってしまう場合があるので、注意も必要です。
損切りと同時に同じポジション量だけ反対方向へエントリーすることによって、相場の転換をうまく捉えることも可能です。
注文パネルとは?
注文パネルのオプションは「オプション → 全般1」で設定可能です。
指値・逆指値のチェックボックスを有効化すると、ワンクリックでOCO注文が可能になります。また、▲ボタンワンクリックでどれだけLot数を増やすのかを設定可能です。
拡張領域(サブ)とは?
拡張領域のオプションは「オプション → 拡張機能 → 拡張機能サブ領域」で設定可能です。
※拡張領域(サブ)を表示するには、同じ位置のショートカットボタンを非表示にする必要があります。
拡張領域(メイン)とは?
メインの領域項目は「オプション → 拡張機能 → 拡張領域(メイン)」で設定可能です。
指値入力 | 逆指値入力 |
口座残高 | 建玉評価損益 (ポジション損益) |
証拠金維持率 | オプションボタン (オプションのショートカットボタン) |
取引可能数量 | レートアラート(買値) |
実効レバレッジ | レートアラート(売値) |
総取引額 | 履歴検索ボタン |
注文ロック機能 | ニューヨーク時間 (世界主要市場の時間表示可能) |
許容スプレッド (スキャルピング取引の際に役立つ) | 本日の損益 (週・月・年単位の損益表示も選択可能) |
上級者設定とは?
上級者設定の注目機能は「キーボード注文」です。マウスを使わずに注文・決済が可能です。
キーボード注文
買い注文 | Ctrl + → |
売り注文 | Ctrl + ← |
Lot数増 | Ctrl + ↑ |
Lot数減 | Ctrl + ↓ |
全決済 | Ctrl + Enter |
MT4スピード注文【各種機能】
ポジションビュー
ポジションビュー画面では、指値・逆指値・トレーリングリミット・トレーリングストップを選択したポジションに対して一括注文できます。通貨ペアの「SELECT」を選択するとポジションビューで選択したポジションの損益などが表示されます。この機能は MT4スピード注文の独自機能です。
トレーリングストップとは?
価格レートがポジションにとって有利な方向へ変動するにつれて、ストップレート(逆指値注文が発動される価格)を引き上げていく注文方法です。
買いポジションを持っている場合で説明すると、上昇中はより多くの利益を得られるようにストップレートが切り上がります。一旦更新されたストップレートはトレンドが転換しても下がらないため、ある程度下落したときに逆指値注文が発動し、自動的に利益確定されます。
トレーリングストップを使えば、利益を伸ばすこともできますし、利益確定のタイミングを逃さない効果もあります。
利益確定についてはこちら↓↓↓↓↓
トレーリングリミットとは?
以前は、利益確定ポイントとトレールする「トレーリングリミット」の機能もありましたが、一般的な機能ではなかったため最新版では廃止されています。
「トレーリングリミット」とは、利益確定ポイントをトレールして、より多くの利益を狙う仕組みです。
損切りのトレールと同じように、買いの場合であれば、価格が上昇したら利益確定ポイントも上昇します。高値が切り上がり、レートが上がっていくと、その価格から一定値の感覚で逃げるように利益確定ポイントも切り上げられ、一度切り上がったポイントラインが再度下がることはありません。
同じように、売りポジションの場合も安値が切り下がり、レートが下降すると、現在値から逃げるように利益確定ポイントを下げていきます。売りポジションでの下落の場合も、買いポジションでの上昇の場合も、ローソク足がグッと伸びた地点で利確します。
オプションと履歴検索の表示方法とは?
オプションや「履歴検索」画面を表示できます。歯車アイコンの横のアイコンが「オレンジ」に点灯していると、最前面表示の切り替えができます。
履歴検索とは?
注文履歴は「右上の歯車アイコン → 履歴検索」から表示できます。
履歴検索では、日付や通貨ペア・銘柄などで履歴を検索できる機能やポジション損益、Pips合計など国内FX業者と同じような情報を閲覧できます。MT4の取引履歴レポートと合わせて活用すると、過去の自分の取引を見直しやすくなると思います。
MT4スピード注文は無料で利用できる? ベーシック版・試用版を使用しよう!
MT4はスピード注文は個人が販売している製品で、ライセンスキーの設定などが甘い部分もあります。そのため、無料化以前にダウンロードした製品で特殊な操作を行うと、ライセンスキーを回避して無料で使用できてしまうこともあるようです。
しかし、MT4・MT5の取引機能に影響する商品なので、誤作動を避けるために必ず最新バージョンを使用するようにしましょう。
MT4スピード注文では、ベーシック版や14日間の試用版を無料で使用できますので、無料で使用したい方にはそちらがおすすめです。
ベーシック版
MT4スピード注文では、2024年12月までMT4スピード注文 ベーシックが無料で使えるキャンペーンをやっています。
以下の条件を満たすことで申請が可能だそうです。
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14日間の試用版
MT4スピード注文では、申請すれば14日間の試用版が利用できます。
プレミアムとベーシックの両方の試用版ができますが、プレミアムの方は以下の制限がついています。
- 拡張機能の中身が「試用版」と表示されます。(プレミアム)
- ポジションビューの指値操作、逆指値操作、選択範囲決済が使用できません。(プレミアム)
- 履歴検索が使用できません。(プレミアム)
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