今回の記事では
FX初心者の方へ向けて
「pips(ピップス・ピプス)」について詳しく解説します!
この記事では、「pips(ピップス・ピプス)」のこんな疑問が解決できます!
- pips(ピップス・ピプス)とは?
- なぜFXは変動幅をpips(ピップス・ピプス)で表すのか?
- ポイント単位との違いは!?
- pips(ピップス・ピプス)を使った損益の計算方法とは!?
- pips(ピッピス・ピプス)の注意点とは!?
このような疑問が全て解決できます。
是非!最後までお付き合い下さい!!!
FXのpips(ピップス)とは?
FXのpips(ピップス)とは、pip(ピップ)の複数系で、『通貨ペアの値幅を表す基本単位』です。
pip(ピップ)は、「percentage in point」の略称で、『ある通貨の最小単位の1%』を表します。
呼び方は人によって異なり、ピップス、ピプス、ピップと呼ばれることがあります。
pipsについてまずは次の3点を知っておきましょう!
- Pipsは具体的にどの桁!?
- なぜFXは変動幅をPipsで表すのか!?
- MT4・MT5のポイント単位とは?
Pipsは具体的にどの桁!?
FXの通貨ペアのレートにおいてPipsは具体的にどの桁を表すのでしょうか?
小数点以下が3桁のクロス円や、5桁のドルストレートの場合に分け詳しく解説します!
ドル/円等のクロス円(ユーロ/円、ポンド/円等)の場合
日本円の最小単位:1円の1%なので、1pips=0.01円(1銭)
つまり、10 pipsの値動きがあった場合は、0.1円(10銭)値動きがあった事を表し、100pipsの値動きがあった場合は、1円(100銭)値動きがあった事を表します。
ユーロ/ドル等のドルストレート(ポンド/ドル等)の場合
ドルの最小単位:1セントの1%なので、1pips=0.01セント
※ドルで表すと0.0001ドル
つまり、10 pipsの値動きがあった場合は、0.1セント値動きがあった事を表し、100pipsの値動きがあった場合は、1セント値動きがあった事を表します。
なぜFXは変動幅をpipsで表すのか!?
FXでは、各種様々な通貨が取引されています。
各通貨の変動状況を『円が〇円変動』、『米ドルが〇米ドル変動』、『英ポンドが〇英ポンド変動』、『豪ドルが〇豪ドル変動』と各通貨単位で表現すると、通貨単位がバラバラで把握しづらいデメリットがあります。
上記の理由により、各通貨の変動幅を把握しやすくする為、通貨の共通単位としてpips(ピップス・ピプス)が使用されているです。
また、pipsは買値と売値の差を表すスプレッドの単位としても用いられます。
MT4・MT5のポイント単位とは!?
FXの単位としてはPipsがよく使われますが、実は、海外FX業者でよく使われる取引ツールのMT4・MT5では、Pipsではなくポイントが最小単位になっています。
よくややこしいと言われるっコ・・・
ポイントは単純に、銘柄のレートの最小単位です。クロス円などの小数点3桁の銘柄であれば3桁目、ドルストレートなどの小数点5桁の銘柄であれば5桁目です。
ほとんどの銘柄でポイントはPips×10なので、例えば5.5Pipsは「55ポイント」になります。
ポイント単位であれば、自動売買の利益確定・損切りの設定などでPips以下の数値を指定するときにも、小数点を使わずにシンプルに入力できます。
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pips(ピップス・ピプス)を使った損益の計算方法とは!?
FXでは、pips(ピップス・ピプス)を使うことにより、簡単に損益の計算を行うことが可能です。損益の計算式は、以下の通りです。
損益 = 獲得pips(値幅)× 取引数量× 1Pipsの単位
たとえば、ドル/円相場(1Pipsが0.01円)で100,000通貨の取引をした場合、100pips(1円)を獲得すると、「100 pips×100,000通貨×0.01」の計算で100,000円の利益となります。10pips獲得すれば10,000円です。
また、1,000,000通貨の場合、100pips(1円)を獲得すると1,000,000円の利益となります。
このように取引数量が高くなればなるほど、1pipsの損益も高くなります。
計算しやすいポン!
1Pipsの単位がドル円とは異なるユーロドル(1Pipsが0.0001ドル)で100,000通貨の取引した場合、100pipsを獲得すると、「100 pips×100,000通貨×0.0001」の計算で1,000ドルの利益となります。
FXでは取引の単位としてロットを使いますが、ロットが何通貨に相当するかはFX会社によって異なります。国内FX業者では1ロットが10,000通貨、海外FX業者では1ロットが100,000通貨に設定されていることが多いです。
pips(ピッピス・ピプス)の注意点とは!?
FXでの取引では、損益額だけでなくpips(ピップス・ピプス)を意識して売買することはとても重要です。
しかし、pips(ピップス・ピプス)ばかりにとらわれていると、証拠金の減少を把握し損ね強制ロスカットになるケースもあります。
なぜなら、取引量や通貨ペアによって実際の損益は大きく変わってしまうからです。
Pipsで損益を考える際には以下の点に注意してください。
- 取引数量によって1Pipsの損益が異なる
- 通貨ペアによって1Pipsの損益が異なる
取引数量によって1Pipsの損益が異なる
先ほど紹介した通り、実際の損益はPipsに「取引数量」と「1Pipsの単位」をかけて計算されるものなので、1Pipsの損益は取引数量によって異なります。
たとえば、損切り幅を20pipsで設定したとします。
100,000通貨の取引の場合20,000円の損失となりますが、1,000,000通貨の場合は200,000円の損失となります(1pips=0.01円とした場合)。
このように取引数量によって1pipsの損益が異なってくるため、pipsばかりにとらわれ損切りの目安にすると大きな損失につながり、強制ロスカットになる可能性があります。
損切りの目安は、必ず資金に対し許容できる損失額で設定することをおすすめします。
通貨ペアによって1Pipsの損益が異なる
FXは小数点以下が3桁の銘柄と5桁の銘柄があることで、1Pipsの価値が通貨ペアによって大きく乖離しないようなっています。
しかし、実は銘柄によって1Pipsの取引で生じる損益にはかなり差があります。
ドル円などのクロス円は1Pipsが0.01円、ユーロドルなどは1Pipsが0.0001ドル(1ドル150円のとき0.015円)です。
ドルが含まれない通貨ペアは直感的に1Pipsの価値がわかりにくいですが、AUDNZD(豪ドル/ニュージーランドドル)で計算してみると、1Pipsが0.0001NZDなので、1NZDが90円のときに1Pipsの価値は0.009円になります。
1Pipsの価値はXMTradingの計算ツールで確認できる!
銘柄によって異なる1Pipsの価値を確認するために便利な計算ツールがあります。
XMTradingが提供する「FX計算ツール」の中の「ピップ値」で、口座の基本通貨や口座タイプ、ロット数などの情報を入力すると、自分が取引する取引量(ロット数)での1Pipsの損益が確認できます!
FX「pips(ピップス・ピプス)」のまとめ
今回の記事では、FX初心者の皆様へ向け『pips(ピップス・ピプス)』に焦点を当て解説しました。
FX初心者の方は、聞きなれず、最初は困惑するかもしれません。
なれるまでは、デモ口座や、本番トレードならば必ず少額でトレードを行い利益や損益をpips(ピッピス・ピプス)で計算できるようになりましょう!
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