Exness(エクスネス)は2021年に、大口トレーダー向けのサービス「Exnessプレミアプログラム」を開始しました。
このプログラムは、入金金額の条件と四半期ごとの取引量の条件の2つを満たした場合に、プレミア会員の資格が得られ、特別なプロモーションや優先サポートなどを受けられるものです。
大口のトレーダーを中心に反響が大きく、日本人でもかなりの数が会員になったようです。この記事では、Exnessプレミアプログラムについて詳しく解説します。
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Exnessプレミアプログラムの入会条件
Exnessプレミアプログラムの会員資格は、入金金額の条件と四半期ごとの取引量の条件によって、3つのランクに分けられます。
プリファード | エリート | シグネチャー | |
入金条件 | 2万USD以上 | 5万USD以上 | 10万USD以上 |
取引条件 | 5.000万USD以上 | 1億USD以上 | 2億USD以上 |
プリファードなら下記の4点の特典が利用できます。
- 優先お客様サポート
- 会員限定教材
- 強化されたトレーディング分析
- 特別なプロモーションおよび報酬
エリートになると、この4点に加えて「専属アカウントマネージャ」「担当Exnessアカウントマネージャーと対面」の2点がつき、シグネチャーになると、さらに「Exnessトップマネジメントと対面」「年次プレミアムガライベント」の2点が追加されます。
特に人気なのは、「特別なプロモーションおよび報酬」です。キャッシュバックや高級食品ギフトなど、直接的なメリットが提供されます。
入金条件はExness(エクスネス)の口座を開設して以来の累計入金額のため、長く使ってるユーザーであれば自然と達成できるでしょう。
難関なのは取引条件です。上記の表に記されている取引条件とは、四半期ごとの取引量になります。
通常FXはロット単位で計算しますが、これは通常10万通貨分に相当します。USDJPYの場合、ドルが10万つうかになるため、USDJPYが100円だとして計算すると、100円×10万通貨=1千万円がドル建てでの取引量となります。
必要な取引量はどれぐらい?
USDJPYの1ロットが1千万円(約10万ドル)ですから、約500ロットの取引を行うことでプリファード会員の5,000万USDという条件を達成できます。
実際には、2021年12月現在114円台のUSDJPYでは440ロット程度、1.3ドル台のGBPUSDでは385ロット程度で5,000万USDの条件を達成することが可能です。
Exnessで特に人気の取引ペアであるXAUUSDでも計算方法を紹介しておきましょう。
XAUUSDは1ロットにつき100の取引単位です。XAUUSDのレートが1,800USDだった場合、1,800USD×100で1ロットあたり18万USDの取引量になります。5,000万USD÷18万USD=287.7ドルですので、XAUUSDの場合はおよそ288ロットで条件達成となります。
入金条件とは違って、四半期ごとに取引量はリセットされてしまいますので、少し資金のあるトレーダーでないと達成は難しい条件かもしれませんね。
しかしやはりプレミア会員になる恩恵は大きく、様々なプレゼントやキャンペーンを実施していますので、Exness(エクスネス)を使い続けてプレミア会員を目指してトレードをしてみるのも良いのではないでしょうか。
人気の特典を紹介
一番入りやすいプリファード四角の特典のうち、人気なのはやはり「特別なプロモーションおよび報酬」です。ここからは、過去にどのような特典が提供されたのかを紹介します。
・優先お客様サポート
・会員限定教材
・強化されたトレーディング分析
・特別なプロモーションおよび報酬
キャッシュバックキャンペーンや現金報酬を付与
Exness(エクスネス)は、定期的にプレミア会員を対象としたキャッシュバックキャンペーンを実施しています。2021年12月の取引を対象としたキャッシュバックキャンペーンでは、最大5,000USDの金額を受け取ることが出来ました。
キャッシュバック報酬額はプレミアランクごとに変化し、FX通貨ペア1ロットあたり0.2USD~0.3USDと、上位のランクであるほど報酬は高額になります。
更に驚きなのが、現金報酬です。本記事を執筆している現在は2021年12月ですが、2021年第4四半期にプレミア会員だった方が2022年第1四半期もプレミア会員の資格を継続すると、200USD~600USDの現金報酬が付与されると公表されています。
入金ボーナスや口座開設ボーナスの一切ないExnessですが、こういった形で継続利用しているトレーダーに還元してくれるのは大変嬉しいですね。
豪華景品がもらえる!
Exnessプレミア会員になると、かなり太っ腹な報酬をプレゼントしてくれます。2021年12月には、エリート&シグネチャー会員に人形町今半の高級しゃぶしゃぶセット、プリファード会員には楽天ポイント1万円ギフトが配送されました。
Exness(エクスネス)ではプレミア会員全員を対象に、他社では決して考えられないようなプレゼントキャンペーンを実施しています。これも潤沢な資金力を持つExnessならではのキャンペーンでしょう。
さらに、プレミア会員の最上級であるシグネチャーランクに到達すると、「年次プレミアムガライベント」といった優秀なトレーダーたちの集まるパーティへの参加権が与えられます。
招待されているのは全員シグネチャーランク、つま四半期につき2億USD以上(USDJPYで約2,000ロット)の取引をしている大口トレーダーになるため、非常に貴重な交流の機会となるでしょう。
現在はコロナ禍の真っ只中のため開催が見送られてますが、その代わりにワインなどのプレゼントを行っているようです。
Exness担当者と会いたい?
正直なところ、実質的なメリットは「特別なプロモーションおよび報酬」の部分が大半と感じる人が多いのではないでしょうか。これは、お得度は異なるものの一番下のプリファードランクでも受けられます。
その上のエリートランクやシグネチャーランクは、追加される主なメリットが「Exness担当者と会える」というものです。
【エリート】専属アカウントマネージャ
【エリート】担当Exnessアカウントマネージャーと対面
【シグネチャー】Exnessトップマネジメントと対面
これは、人によってメリットと感じるか分かれる部分でしょう。別に会いたくないと思う人もいるでしょうが、海外FX業者は国内FX業者のような厳格な顧客保護の規制(信託保全など)がないため、運営の健全度は各業者の良心次第という面もあります。
そのため、Exness(エクスネス)が大金を預けるに足る海外FX業者かどうかということを判断するために、直接話せる機会があるのはメリットになるかもしれませんね。
なお、Exnessは本社がイギリスの厳格なFCA(英国金融行為監督機構)ライセンスを保有していますが、日本人向けには規制の緩いセーシェルのライセンスで営業しています。
日本の金融庁の圧力により、海外FX業者は規制の緩いライセンスを使うしかない状況なので、セーシェルライセンスでも、もっと緩い海外FX業者よりましではあります。しかし、海外FX業者全般の状況として、金融ライセンスの規制による顧客保護はあまり期待できないため、その分各海外FX業者の信頼性が重要になります。
Exnessは世界的に大手のブローカー
日本のFXユーザーの中では、XMTrading(エックスエム)が最大手というイメージがあるのですが、実は、会社の規模としてはExnessの方が大きいです。
Exness(エクスネス)は特に、大口のトレーダーを大歓迎しているという特徴もあります。
国内FXユーザーなど海外FXに批判的な人は、「海外FX業者は下手なトレーダーが負けた分を利益にしている」というイメージを持っていることもあるようですが、Exnessはうまいトレーダーにたくさん取引をしてもらって取引手数料をもらうというビジネスモデルです。
より正確に言えば、Exnessも含め多くの海外FX業者は、一定以上の口座残高がある口座や、継続している勝っている口座の取引は、すべてインターバンクに流して取引手数料だけ受け取るというやり方(A-Book)と、負けそうな口座はインターバンクに流さずに負け分も利益にするというやり方(B-book)の二重体制になっています。
A-BookにするかB-Bookにするかは各業者の自己責任で(つまりリスクを背負うことを了承して)分けている部分になりますので、B-Bookの口座だけレートに細工をしてわざと負けさせるということは、悪徳ブローカーでない限りは普通はやりません。
ストップ狩りを疑わせるような不審なレート配信がないことも、Exnessが大口トレーダーに支持される理由となっています。
会員特典のために取引量を増やしてみるのもあり
キャッシュバックや景品などは、単にお得なだけでなく、トレードの励みになるという面もあります。
FXにしろ仮想通貨にしろ継続的に収益を上げていくのはかなりの努力が必要になるため、例えばFX通貨ペアだと大体500ロット取引してプレミア会員になれば、それだけけでも達成感が感じられるでしょう。
ボーナスの豊富な業者で一発勝負のギャンブルをするのも楽しいですが、Exnessのようなボーナスなしの業者では、いかに継続してコツコツ利益を上げられるかが重要になります。Myfxbookなどの成績管理ツールで成績を可視化するのがおすすめです。
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