Bybitの本社はドバイ!Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZEの違いや金融ライセンスは? 

海外仮想通貨(暗号資産)取引所の運営体制に不安を持っている方は、Bybit(バイビット)の本社の場所などを把握してから口座開設したいと思っているのではないでしょうか!?

Bybitの本社は現在ドバイにあり、詳細な住所も公表されています。ドバイの金融ライセンスも申請中で、アラブ首長国連邦(UAE)の外国貿易兼人材誘致担当大臣と記者会見を行うなど、ドバイで合法的に活動しています。

Bybitの本社はドバイ

画像引用)Bybit

情報開示の面ではほかの仮想通貨取引所と比べて安心材料は多いと言えます。

しかし、法人がBybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZEの2つあることや、保有ライセンスはどうなっているかなど、気になる点は多いです。

この記事では、Bybitの本社や金融ライセンスについて以下の点を紹介します!

この記事でわかること
  • Bybitの本社は本当にドバイにあるの!?
  • Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZEの違いとは!?
  • Bybitは金融ライセンスを保有しているの!?
目次

Bybitの本社は本当にドバイにある!

Bybit(バイビット)のドバイ本社は、ドバイ世界貿易センターのOne Centralというビルの中にあります。

本当にここにあるという情報を確認してみましょう!

ドバイは急速に成長している金融ハブであり、多くのフィンテック企業がドバイを本社に選んでいます。

オンラインマップサービスに表示

ビル内のワンフロアが本社なので、Googleマップなどで外観を確認することは難しいですが、アラブ首長国連邦のオンラインマップサービスに投稿されたビルの入居会社一覧を見ると、10階の部分にBybitが表示されています(見にくい場合はこちら2GISをクリックしてください)。

Bybit Fintech FZE

2GIS

規制当局への登録情報

また、Bybitはドバイの仮想資産規制局(VARA)に仮想資産サービスプロバイダー(VASP)のライセンスを申請中で、VARAのウェブサイトでもOne Centralが住所だと表記されています。

Bybit Fintech FZE

Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZEの違いとは!?

Bybitの会社名としては、「Bybit Fintech Limited」と「Bybit Fintech FZE」の二つを目にすることがあります。

特に、国内取引所のコインチェックは送金の際に送金先の情報を入力する必要がありますが、この選択肢として「Bybit Fintech Limited」と「Bybit Fintech FZE」の二つが表示されるため、どちらにすべきか迷う人も多いでしょう。

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それぞれどのような法人なのかを紹介します!

日本居住者はBybit Fintech Limited

日本居住者向けのサービスは現在Bybit Fintech Limitedが管轄になっています。

そのため、コインチェックで送金先を入力する際は、「Bybit Dubai(Bybit Fintech FZE)」ではなく「Bybit(Bybit Fintexh Limited)」の方を選択してください。

Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZE

見にくいですが、公式サイト下部の「利用規則」をクリックすると、Bybit Fintexh Limitedの社名が確認できます。

Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZE
Bybit Fintech LimitedとBybit Fintech FZE

Bybit Fintech Limitedはセーシェルの法人

Bybit Fintech Limitedは、以前は英領ヴァージン諸島の法人でしたが、2021年に法人登記が有効ではなくなってしまいました。その後は同名の法人がセーシェルで設立されたようです。

セーシェルは海外FXの金融ライセンスとして人気の国ですが、Bybitが行っているのはセーシェルの国際ビジネス会社(IBC)としての登録のみで、金融ライセンスは保有していないようです。

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Bybitは金融ライセンスは保有しているの?

Bybitはドバイの仮想資産規制局(VARA)に仮想資産サービスプロバイダー(VASP)の金融ライセンスを申請中ですが、まだステータスは「審査中」です。

ここからは、Bybitのライセンス事情について紹介します!

ドバイのライセンスは申請中

ドバイの金融ライセンスを取得する話が最初に出たのは2022年3月のことなので、進みはかなり遅いようです。Bybitの発表によると、現在は暫定(非運用)のライセンスを取得した段階だということです。

ただ、このライセンス自体が新しいもので、最初にライセンスを取得した企業も取得時期は2023年です。Bybit側に大きな問題が起きて取得が遅れたというよりは、もともと時間がかかるものだったのかもしれません。

セーシェル法人は無ライセンス?

先ほど紹介したように、Bybitが行っているのはセーシェルの国際ビジネス会社(IBC)としての登録のみでなので、金融ライセンスは保有していません。

つまり、Bybitは現在無ライセンスで営業している可能性が高いです。

しかし、取得難易度の高い金融ライセンスを持っている取引所はそもそも日本人お断りの場合もありますので、日本人が使える海外取引所は無ライセンスが多いです。

そのため、住所を公開しており、ドバイの金融ライセンスの取得に取り組んでいるBybitは安全性に関して「比較的マシ」と言えます。

無事にドバイのライセンスが取得できたとしても、そのライセンスの適用範囲にグローバル顧客が入るとは限りません。グローバル顧客向けには無ライセンスで営業が行われる可能性もあります。しかし、ライセンスを取得できるほどしっかりした運営体制になっていることは評価できるポイントになります。

【まとめ】海外取引所はライセンスを気にしすぎない方がいい

Bybit(バイビット)は無ライセンスで営業している海外取引所です。その点が気になる方もいるでしょう。

全くライセンスを持っていないわけではなく、カザフスタンやトルコでは現地子会社が金融ライセンスを取得しています。しかし、欧米などの主要国のライセンスを取得してしまうとサービスに大きな制限がかかる可能性が高いため、今後も取得することはないと予想されます。

たぬき

特に、日本の金融庁と仲良しの国のライセンスを取得してしまうと日本撤退になってしまうポン!

海外取引所を使うかどうかは、金融ライセンスがないことのリスクとサービス面のメリットを比較して検討することをおすすめします。

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