GMOコインでマイナンバーを提出しないとどうなる? マイナンバー提出が必要な取引や提出タイミングについて解説

GMOコインでマイナンバーカードを提出しないとどうなる? 本人確認書類なども解説

GMOコインを含め、国内仮想通貨取引所でデリバティブ取引(証拠金取引)をするには法律の規定によりマイナンバーの提出が必要になります。

デリバティブ取引ができる取引所はすべてマイナンバーの提出を求められますが、提出のタイミングは取引所ごとに異なります。GMOコインでは、口座開設時ではなくデリバティブ取引をした後にマイナンバーの提出を求められるのが特徴です。

この記事では、GMOコインのマイナンバー提出について、マイナンバー提出が必要な取引や提出タイミングについて詳しく解説していきますので是非、最後まで読んでいってください!

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目次

GMOコインのマイナンバーカード等の提出は2種類

まず前提として、GMOコインを含め、国内仮想通貨取引所におけるマイナンバーの扱いについて紹介します。

マイナンバーの用途は2種類ありますので、混同しないようにしてください。

  • マイナンバーカードを本人確認書類として使用する
  • マイナンバーがわかる書類を提出する

マイナンバーカードを本人確認書類として使用する

まず一つ目は、「マイナンバーカードを本人確認書類として使用する」パターンです。マイナンバーカードには写真がついていますので、本人確認書類として免許証の代わりに使用できます。

この用途で使用する場合、マイナンバーカードは何種類かから選べる本人確認書類のうちの一つなので、提出は必須ではありません。

また、写真付きである必要があるため、「マイナンバーカード」のみが提出でき、マイナンバーの通知カードなどは利用できません。

マイナンバー通知カードとは、マイナンバーを通知するための紙製のカードで、身分証明書としては使用できません。一方、マイナンバーカードはプラスチック製のカードで、表面に氏名、住所、生年月日、性別、顔写真が記載されているので身分証明書として使用できます。マイナンバーカードの裏面にはマイナンバーが記載されていますので間違えないようにしましょう。

マイナンバーがわかる書類を提出する

次は、デリバティブ取引を行う際に必要となる、「マイナンバーがわかる書類を提出する」パターンです。

本人確認書類ではありませんので、マイナンバーカードである必要はありません。

GMOコインでは、以下の3種類がマイナンバーの書類として認められています。

GMOのマイナンバー書類
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • マイナンバー通知カード/個人番号通知書
  • マイナンバーが記載された住民票

GMOコインではいつマイナンバー提出を求められる?

GMOコインでマイナンバー提出を求められるタイミングは、GMOコインからメールで案内が届いたときです。

「【GMOコイン】マイナンバー確認書類ご提出のお願い」という件名のメールが送られてくるので、案内に従ってマイナンバーの提出を始めます。

マイナンバー提出が必要な取引は3つ

GMOコインでマイナンバーの提出を求められるのは、以下の3つです。

マイナンバーが必要になるのはデリバティブ取引(証拠金取引)ですが、GMOコインではFXと仮想通貨の両方が取引でき、かつ仮想通貨のデリバティブ取引としてレバレッジ取引と暗号資産FXの2種類を提供しているため、この3つでマイナンバーが必要になります。

  • レバレッジ取引(仮想通貨)
  • 暗号資産FX(仮想通貨)
  • 外国為替FX(FX)

GMOコインのレバレッジ取引では、レバレッジをかけて現物取引を行います。一方暗号資産FXは、仮想通貨を原資産としたCFD(差金決済)取引で、FXのように取引できるため、「暗号資産FX」と呼ばれています。

マイナンバーを提出しなくても仮想通貨取引はできる

口座開設時にマイナンバーを提出する仕組みの仮想通貨取引所もありますが、GMOコインは、口座開設時にマイナンバーの提出は求められません。

さらに、マイナンバー未提出でも仮想通貨のデリバティブ取引はできてしまいます。

らっこ

できてしまうから混乱するっコね

GMOコインの説明では、「対象のお客さまにつきましては、順次、お手続きメールを送信します。」とされています。

つまり、口座開設後はマイナンバー提出なしでもレバレッジ取引をすることができる状態になっており、ユーザーが実際にレバレッジ取引をして初めて、GMOコインからマイナンバー提出を求める連絡が来るという流れです。

マイナンバーの提出は、「マイナンバーが確認できない人に取引させてはいけない」という趣旨ではなく、単に税務署に提出する各種支払調書等の作成のために必要とされているものであるため、このような仕組みになっているのではないかと思われます。

一方、外国為替FXについては、マイナンバーを提出しなければ口座が開設されないため、提出が必須になります。

マイナンバー提出の期日は明記なし

「【GMOコイン】マイナンバー確認書類ご提出のお願い」というメールには、マイナンバー提出の期日は特に書かれていません。

しかし、支払い調書等の作成のために必要になるものなので、年末までには提出するべきなのではないかと思われます。

催促されたにもかかわらずマイナンバーを提出しないと、取引ができなくなる可能性がありますので、必ず提出してください。

GMOコインのマイナンバーの提出方法

GMOコインにマイナンバーを提出するには、メールで送られてくる専用のURLを使用します。

以下の手順で提出してください。

STEP
専用URLを開く

メールに記載されている専用URLを開きます。

GMOコインマイナンバー提出用URL
STEP
ファイルをアップロード

専用URLからファイルをアップロードしてください

GMOコイン・マイナンバー(マイナンバー提出用URL)

GMOコインに提出するマイナンバーの取得方法

GMOコインに提出するマイナンバーは、マイナンバーカードでなくても、マイナンバーがわかる書類であればOKです。具体的には以下の書類になりますので、取得しやすいものを用意してください。

マイナンバーカードが手元になく、マイナンバーの通知カードも紛失してしまった場合は、マイナンバーが記載された住民票を発行するのがおすすめです。

  • マイナンバーが記載された住民票
  • マイナンバー通知カード/個人番号通知書
  • マイナンバーカード

マイナンバーが記載された住民票

市区町村で発行される住民票には、通常の申請ではマイナンバーは記載されません。マイナンバーを記載するためには、マイナンバーの記載を申請する必要があります。住民票の発行申請用紙にマイナンバーの記載に関する欄があるはずですので、指示に従って記載を申請してください。

マイナンバー通知カード/個人番号通知書

マイナンバーの通知カードは、マイナンバーが付与されたときに発行された紙製の書類です。住所変更などでは再発行されないため、平成28年にマイナンバーが導入された際に届いたっきりの方が多いと思われます。

基本的に全国民に送付されたものなので、マイナンバー通知カードがどこにあるかわからない方でも、捨てた記憶がなければ家の中を探してみると見つかるかもしれません。

以前は「通知カード」と呼ばれており、カード状の形状でしたが、現在は「個人番号通知書」と呼ばれ、書面になっています。

マイナンバーカード

マイナンバーカードは、国民に対して自動的に送付されるものではなく、自分で申請して取得するものです。

取得にかなり手間がかかりますので、すでに持っている方以外は、住民票やマイナンバー通知カードを提出するのがおすすめです。

マイナンバーカード取得のおおまかな流れは、以下の通りです。

  • 顔写真付きで申請書を提出
  • 審査のため1か月ほど待つ
  • 交付通知書が届いたら、市区町村窓口で受け取る

マイナンバーカードは発行に申請が必要で、時間もかかります。しかし、最近マイナンバーカードが使える手続きが増えていますので、この機会に取得してみるのもいいかもしれません。

GMOコインでのマイナンバー提出を忘れずに

GMOコインでは、マイナンバーを提出しなくてもデリバティブ取引(証拠金取引)ができてしまうので、マイナンバーの扱いに困惑する人もいるかもしれません。

しかし、マイナンバーを提出しないことによるトラブルを避けるため、GMOコインから「【GMOコイン】マイナンバー確認書類ご提出のお願い」という件名のメールが送られてきたら、忘れずに提出するようにしましょう!

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