- 「タルコフのゲーム内で見つかるビットコインって、今いくらで売れるの?」
- 「現実のビットコイン価格と、タルコフのビットコイン価格って連動してるの?」
- 「ビットコインファームって作った方がいいのかな?元は取れるの?」
大人気FPSゲーム「Escape from Tarkov(エスケープ フロム タルコフ)」をプレイしている方、興味を持っている方はこのような疑問を持ったことはありますか?
タルコフでは、レイド中に貴重なアイテムとして「Physical Bitcoin(フィジカルビットコイン)」を見つけたり、ハイドアウトで「Bitcoin Farm(ビットコインファーム)」を建設してビットコインを生成したりする機会があります。
この記事では、ゲーム「タルコフ」内に登場するビットコイン(フィジカルビットコイン)がどのようなアイテムなのか、その価値(ゲーム内通貨ルーブルでの売却価格)がどのように決まるのか、そして現実世界のビットコインとは何が違うのかを、ゲーム初心者の方にも分かりやすく解説します。難しい専門用語や仮想通貨の複雑な話は最小限に、「これだけ知っておけば、あなたはタルコフのビットコインについて理解し、ゲームプレイに活かせる」というポイントに絞ってお伝えします。
この記事を読めば、タルコフのビットコインに関する疑問が解消され、あなたのタルコフでの金策やハイドアウト運営が、より楽しく、そして効率的になるはずです。
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タルコフのビットコインの使い道は?
まず、ゲーム「Escape from Tarkov(タルコフ)」に登場するビットコイン(フィジカルビットコイン)が、一体どんなアイテムなのか、その基本的なところから見ていきましょう。
- ゲーム内通貨への換金アイテム
- 入手方法と使い道
ゲーム内通貨への換金アイテム
タルコフに登場するビットコインは、正式には「Physical Bitcoin(フィジカルビットコイン)」と呼ばれ、その名の通り「物理的なコイン」の形をしたアイテムとしてゲーム内に存在します。見た目は、ビットコインのロゴが刻印された、金色のコインです。
現実のビットコインの価値に連動するように設定されており、ゲーム内では0.2 BTCの価値となっています。しかし、このビットコインを現実のお金(法定通貨)と交換することはできません。
タルコフのビットコインは、ゲーム内通貨ルーブルと交換可能です。ルーブルを法定通貨に換金する手段がないため、タルコフのビットコインを現金化することはできません。
タルコフのゲーム内に登場するビットコインは、あくまでゲーム内のアイテムであり、私たちが現実世界で取引している暗号資産(仮想通貨)のビットコインとは全くの別物です。
タルコフのゲームから始めて、仮想通貨については全然知らないという方は、以下の記事を読んでみてください。↓↓↓↓↓

入手方法と使い道
タルコフのビットコインの入手方法は以下の二つです。
- レイド中のルート: セーフ、PCブロック、隠しスタッシュ、スポーツバッグなど、様々なコンテナや場所から稀に見つかります。
- ハイドアウトの「ビットコインファーム」での生成: ハイドアウトに「ビットコインファーム」を建設し、グラフィックボードを設置することで、時間経過と共に自動的に生成されます。
主な使い道は、ゲーム内の NPC(ノンプレイヤーキャラクター)である「トレーダー」に売却し、ゲーム内通貨である「ルーブル」に換金する方法です。
以前はフリーマーケットにも出品できていましたが、不正取引対策のために現在は出品できません。
タルコフのビットコインは、ゲーム内経済において非常に価値の高い「換金用アイテム」として機能しています。
ブロックチェーンゲームではゲーム内の仮想通貨を現実世界のお金に換金できることが多いですが、タルコフはブロックチェーンゲームではなく、タルコフのビットコインはあくまでゲーム内のアイテムです。

タルコフのビットコインの値段や売り時は?
「じゃあ、タルコフのビットコインは、ゲーム内で一体いくらの価値になるの?」と、具体的な価格が気になりますよね。
ここからは、タルコフのビットコイン(フィジカルビットコイン)の価格決定方法や確認方法について紹介します。
- 現実のビットコイン価格に連動して変動
- 1日1回価格が決定
- NPCで売却価格を確認する
現実のビットコイン価格に連動して変動
タルコフのビットコインの最もユニークな特徴は、そのゲーム内での価値(NPCへの売却価格)が、現実世界のビットコインの価格に連動して変動する(0.2BTC相当)という点です。
ゲームのシステムが、定期的に現実世界のビットコインの市場価格データを参照しており、現実世界のビットコイン価格が上昇すれば、ゲーム内のビットコインの売却価格も上昇します。逆に、現実世界のビットコイン価格が下落すれば、ゲーム内のビットコインの売却価格も下落します。
この仕組みにより、タルコフのプレイヤーは、ゲームをプレイしながら、現実の金融市場の動きを間接的に体験することができます。

1日1回価格が決定
タルコフのビットコインの売り時については、「毎日ビットコイン価格をチェックし、買取価格が上昇したタイミングで売却すること」が推奨されています。現実のトレーダーのように、長期的に上がるか下がるかを予想するのも有効です。
しかし、現実のビットコインはリアルタイムに価格が変動していますが、タルコフのビットコイン価格は1日のみ変動します。
価格決定は毎日午前 0 時(GMT+4)に行われます。日本の時間はGMT+9なので、午前5時に価格が決定することになります。
NPCへの売却価格を確認する方法
タルコフのビットコインの売却価格は、ビットコインを売却できるNPC(トレーダー)への売却画面で確認できます。複数のトレーダーに売却できますが、「Therapist(セラピスト)」が最も高値です。
また、Tarkov Marketなど、タルコフのアイテムの相場情報をまとめている外部のウェブサイトやツールでもトレーダーへの売却価格を確認できます。
2025年現在、現実世界のビットコイン価格が高い水準にあるため、タルコフ内のビットコインの価値も非常に高くなっています。通常、数十万ルーブルという高値で取引される非常に貴重なアイテムです。
タルコフの「ビットコインファーム」とは?
タルコフのハイドアウト(隠れ家)には、「Bitcoin Farm(ビットコインファーム)」という施設を建設することができます。これは、グラフィックボードを設置することで、時間経過と共に自動的にビットコインを生成してくれる、非常に魅力的な施設です。
ここからは、ビットコインファームについて以下の観点から紹介します。
- ビットコインファームの仕組みと役割
- 建設コストと元を取るまでの期間
- ビットコインファームのレベルアップが必要
ビットコインファームの仕組みと役割
ビットコインファームは、タルコフで安定した金策を行うための重要な手段の一つです。
ハイドアウト内の特定の場所に、他の施設(例:インテリジェンスセンター、ジェネレーター、換気扇など)のレベルを上げるなどの条件を満たすことで、ビットコインファームを建設・アップグレードできます。
ビットコインファームには、グラフィックボードを設置するためのスロットがあります。設置したグラフィックボードの数が多いほど、ビットコインの生成速度が速くなります。グラフィックボードは、レイドで見つけたり、フリーマーケットで購入したりして入手します。
グラフィックボードを設置し、ハイドアウトの電源(ジェネレーター)が入っている限り、ビットコインは自動的に生成されていきます。生成されたビットコインは、ファームの画面で受け取ることができます。
グラフィックボードを設置して電源を入れるなどの仕組みは、現実のビットコインマイニングの仕組みを模倣しています。現実のビットコインマイニングは現在は専用マシンを使う方法が主流ですが、初期〜中期はGPUやCPUでのマイニングも一般的でした。
ビットコインファームは、あなたがレイドに出ていない時や、ゲームをプレイしていない時でも、自動的にお金(ビットコインという換金アイテム)を生み出してくれる「不労所得」のような存在です。
建設コストと元を取るまでの期間
「自動でお金がもらえるなんて最高!」と思うかもしれませんが、ビットコインファームの建設と運営には、当然ながら大きなコストがかかります。
- 施設の建設・アップグレード費用: ビットコインファーム自体や、その前提条件となる他のハイドアウト施設の建設・アップグレードには、多額のルーブルや、特定のアイテムが必要です。
- グラフィックボードの購入費用: ビットコインの生成効率を上げるためには、高価なグラフィックボードを複数枚購入する必要があります。グラフィックボードの価格は、フリーマーケットの相場によって常に変動します。
- 燃料代: ビットコインファームを稼働させるには、ハイドアウトの電源を入れ続ける必要があり、そのためにはジェネレーターの燃料(燃料缶)を継続的に購入・補充する必要があります。
このコストに見合うビットコインがビットコインファームで得られるのでしょうか? 損益分岐点についても考えてみましょう。
ビットコインファームで元を取れるかどうかは、これらの総コストと、生成されるビットコインの売却価格によって決まります。
例えば、ビットコインファームの建設と、グラフィックボード50枚の設置に、合計で3000万ルーブルかかったとします。そして、生成されるビットコインの現在の売却価格が50万ルーブルだとすると、60個のビットコインを生成・売却すれば、建設コストの元が取れる計算になります(3000万ルーブル ÷ 50万ルーブル/個 = 60個)。1日に何個のビットコインが生成されるかはグラフィックボードの数によって決まるため、そこから元を取るまでの日数を計算することができます。※燃料代の考慮も必要です。
ビットコインファームを建設すべきかどうかは、グラフィックボードの現在の相場、燃料代、そしてビットコインの売却価格を考慮し、損益分岐点を見極める必要があります。 ワイプ(ゲームデータの初期化)直後で、グラフィックボードの価格が高い時期などは、元を取るのが難しい場合もあります。
また、タルコフのビットコインファームでは、現実のマイニングとは異なり、グラフィックボードが何枚でも燃料代は変わりません。そのためなるべく多くのグラフィックボードを同時に稼働させたほうが効率よくビットコインを入手できます。
グラフィックボードの枚数が少ないと、燃料代で赤字になってしまうこともあるため、注意が必要です。
ビットコインファームのレベルアップ
タルコフのビットコインファームには、レベルアップの仕組みがあり、ビットコインファームに設置できるグラフィックボードの最大枚数がファームのレベルによって異なります。
先ほど説明したように、なるべく多くのグラフィックボードを同時に稼働させたほうが効率よくビットコインを入手できます。そのため、効率化を目指す方はビットコインファームのレベルアップも検討してみるのがいいでしょう。
ファームレベルとグラフィックボードの設置数は以下の通りです。
- レベル1: 最大10枚
- レベル2: 最大25枚
- レベル3: 最大50枚
各レベルアップには多額のルーブルと特定のアイテム、そして他のハイドアウト施設の指定レベルが必要です。
まとめ
今回は、ゲーム「Escape from Tarkov(タルコフ)」に登場するビットコイン(フィジカルビットコイン)について、その価値や仕組み、そして現実世界のビットコインとの違いを解説しました。
- タルコフのビットコイン(フィジカル・ビットコイン)は、ゲーム内で高値で取引される換金用アイテムであり、現実世界の仮想通貨ビットコイン(BTC)とは全くの別物。
- ゲーム内のビットコインの価値(ルーブルでの売却価格)は、現実世界のビットコインの市場価格に連動して変動するというユニークな特徴を持つ。
- ハイドアウトの「ビットコインファーム」を建設し、グラフィックボードを設置することで、ビットコインを自動的に生成し、安定した金策手段とすることができる。
- ビットコインファームの建設・運営には多額のコストがかかるため、グラフィックボードやビットコインの相場を見極め、損益分岐点を考える必要がある。
- タルコフのビットコインの価値は、NPCの「セラピスト」への売却価格が基準となり、外部サイトなどでも相場を確認できる。
タルコフのビットコインは、現実の金融市場の動きをゲーム内に取り入れた、非常に面白い仕組みを持つアイテムです。この記事で解説したポイントを参考に、タルコフのビットコインの価値を理解し、あなたのゲームプレイや金策にぜひ役立ててください。
もし、この記事を読んで、ゲームだけでなく「現実の仮想通貨」にも興味が湧いてきたら、こちらの記事で仮想通貨がどんなものか、基本的なところから学んでみるのも良いでしょう。

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