【Milton Markets】ビットコインスプレッドが最狭！FX銘柄も使いやすい

FXを試してみたい仮想通貨ユーザーや、FXブローカーの口座にある資金で仮想通貨トレードをしたい人のために、仮想通貨の取り扱いがある海外FX業者を紹介します。

今回は、ビットコイン（BTC）のスプレッドが海外FX業者の中で最も狭いMilton Marketsを取り上げます。

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Milton Marketsのメリットが一目で分かる！

Milton Marketsは、仮想通貨の取引所と比較するとどうしても取引条件が見劣りする海外FX業者の中でも、FXGTに次ぐ狭いスプレッドを提供しています。

また、FX銘柄のスプレッドも狭く、併用するにはおススメのブローカーです。

1-1 ビットコイン（BTC）のスプレッドが一番狭い

主要な仮想通貨3銘柄の平均スプレッドを比較してみました。海外FX業者の中では比較的スプレッドが狭い、FXGT、Exness（エクスネス）、Titan FX（タイタンFX）と比較しています。

	BTCUSD	ETHUSD	LTCUSD
FXGT	17.5ドル	1.6ドル	0.13ドル
EXNESS	24.9ドル	1.8ドル	0.67ドル
Titan FX	25.2ドル	11ドル	1ドル
Milton Markets	6.3ドル	2.4ドル	0.3ドル

仮想通貨といえば一番有名なのはFXGTですが、意外にも、ビットコイン（BTC）はMilton Markets（ミルトン）が一番スプレッドが狭いという結果になりました。しかも、FXGTの2分の1以下です。

イーサリアム（ETH）やライトコイン（LTC）など、他の銘柄のスプレッドの狭さはFXGTやExnessと比較してまちまちですが、一番ではないにしても、海外FX業者の中ではかなり低い方といえます。

土日に取引できないという大きなデメリットがありますが、スプレッドがこれほど狭ければ、短期トレードにはぴったりです。

1-2 FX銘柄のスプレッドも比較的狭い

Milton MarketsはFX銘柄のスプレッドも比較的狭いです。

スマート口座、エリート口座、エリートプラス口座という3つの口座タイプがありますが、特にエリート口座とエリートプラス口座のスプレッドが狭く、スプレッドの狭さで有名なTitan FX（タイタンFX）と比較しても狭くなっています。

Titan FXのブレード口座と、Milton Marketsのスマート口座、エリート口座のスプレッドを比較してみました。

（※）Titan FXは、手数料往復7ドル分をスプレッドに加算して比較しています。

通貨ペア	Titan FX ブレード	Milton スマート	Milton エリート
ドル円	1.1pips	1.2pips	0.9pips
ユーロドル	0.7pips	1.0pips	0.7pips
ポンドドル	1.3pips	1.4pips	1.1pips
豪ドル米ドル	0.8pips	1.3pips	1.1pips
ゴールド	1.8pips	2.1pips	1.8pips

エリート口座では、ほぼ全ての銘柄で、Milton Marketsの方がスプレッドが狭いという結果になりましたね。

ただし、エリート口座はスマート口座に100万円以上入金した場合に限り利用できる上位口座なので、100万円も入金しない人にはスマート口座のスプレッドが適用されることになります。そうすると、Titan FXより若干スプレッドが広くなります。

とはいえ、スマート口座でも海外FX業者全体と比較すると、スプレッドが狭めの口座といえます。100万円の入金で使えるエリート口座、または1000万の入金で使えるエリートプラス口座の場合は特にスプレッドが有利、スマート口座だと普通という評価になるでしょう。

1-3 スリッページ保証あり

Milton Markets（ミルトン）には、ユニークなサービスとして、「スリッページ保証」があります。

これは、一定の幅を超えるスリッページが発生した場合に、スリッページ分に相当するお金を返してくれるサービスです。このようなサービスを提供できるのは、約定力がいいと自信を持っているMilton Marketsならではでしょう。

スリッページ保証は、下記の条件を満たせば利用できます。

1-4 期間限定でボーナスあり

Milton Markets（ミルトン）のような、スプレッドの狭さをウリにしている海外FX業者は、ボーナスを全く提供していない場合もありますが、Milton Marketsは不定期に、期間限定でボーナスキャンペーンを行っています。

不定期といっても、かなり頻繁に開催しており、例えば直近だと4月、5月、7月に開催しています。

入金したいときにいつもボーナスが使えるわけではないのは不便ですが、こまめにボーナス情報をチェックして、お得な時期にまとめて入金するようにするといいでしょう。

今どのキャンペーンをやっているかは、Milton Marketsのプロモーションページで確認できます。

Milton Marketsプロモーションページへ

知っておきたいMilton Marketsのデメリット

ここからは、気になるMilton Markets（ミルトン）のデメリットを紹介します。仮想通貨を取引する上で最も大きなデメリットは、やはり土日に取引できない点です。

では、詳しく見ていきましょう。

2-1 土日に取引できない

Milton Markets（ミルトン）では、土日に仮想通貨の取引をすることができません。

トレードスタイルにもよりますが、基本的には土日も取引ができる海外FXブローカーをおすすめします。 ちなみに、各海外FX業者の土日対応状況はこのようになっています。

FXGT	〇
EXNESS	〇
Titan FX	×
Milton Markets	×
Traders Trust	〇
Exclusive Markets	〇
Tradeview	×
Bigboss	〇

Traders TrustやExclusive Marketsも土日取引はできますが、スプレッドが広いため、土日対応を重視するなら、FXGTかEXNESSの二択に絞られます。

Milton Marketsは、短期トレード向きの業者といえます。

2-2 仮想通貨銘柄が少ない

Milton Markets（ミルトン）で取扱いのある仮想通貨は、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、ライトコイン（LTC）の3種類のみです。

FXGTでは8種類、Exnessでは5種類、Titan FXでは9種類の仮想通貨の取り扱いがあることを考えると、銘柄数は少なめといえます。

FXGT	ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、カルダノ、ステラルーメン、ポルカドット
EXNESS	ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップル
Titan FX	ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、ステラルーメン、ポルカドット、チェーンリンク、イオス

ビットコイン、イーサリアム、ライトコインといえば、知名度上位3位といっていいほどの仮想通貨なので、土日に対応できないことを考えると、メジャーなコインだけで短期トレードというのがMilton Marketsの主な使い方になるでしょう。

2-3 仮想通貨銘柄のレバレッジが低い

Milton Markets（ミルトン）は、FX銘柄のレバレッジは1000倍と高いですが、仮想通貨銘柄のレバレッジは10倍と低く設定されています。

海外FX業者	FX銘柄	仮想通貨銘柄
FXGT	保有ポジション量により20～1000倍	保有ポジション量により20～1000倍
EXNESS	口座残高により100倍～無制限	200倍
Titan FX	500倍	20倍
Milton Markets	口座タイプにより200～1000倍	10倍
Traders Trust	保有ポジション量により500～3000倍	5倍
Exclusive Markets	500倍	5倍
Tradeview	口座タイプにより200～500倍	25倍
Bigboss	口座残高により100～999倍	25倍

レバレッジ重視なら、FXGTかExnessが有利になりますが、FXGTはポジション量によりかなり制限がかかるため、一括で200倍のExnessがおすすめです。

2-4 仮想通貨入金ができない

仮想通貨のトレードができる海外FX業者は、仮想通貨入金に対応していることが多いですが、Milton Markets（ミルトン）は全くできません。入金手段は下記の3つのみです。

ちなみに、仮想通貨で有名なFXGTやExnessでは、いくつか入金の選択肢が用意されています。

FXGT	ビットコイン、イーサリアム、リップル、テザー
EXNESS	ビットコインとテザー

2-5 取引ツールがMT4のみ

海外FX業者が初めての人向けに説明すると、iForexを除くほぼ全ての海外FX業者は、取引ツールとしてメタトレーダー4（MT4）やメタトレーダー（MT5）を採用しています。

4と5なので、当然MT5の方が新型で、性能はアップしています。具体的には、MT4はインジケータをたくさん使用したりチャートをたくさん開いたりすると、フリーズや処理の遅れが発生します。

一方MT5は、サクサクと動作します。さらに、スマホのチャート画面が2面にできたり、PCのチャートにこれから発表される経済指標を表示させることができたりなど、様々な便利機能が追加されています。

しかし、Milton Markets（ミルトン）があえて旧型のMT4を採用しているのにも理由があります。メタトレーダーシリーズは、自動売買ツールやインジケータを追加してカスタマイズできるというのが特徴ですが、MT5ではこのカスタマイズ用のファイルがまだあまり販売されていないため、これまで通りMT4の方を使いたいという人が多い状況だからです。

カスタマイズ用のファイルの問題を除けば、MT5の方がはるかに便利なので、今MT4を使っている人でも、乗り換える人が徐々に出てきています。それを考えると、Milton MarketsがMT4しか使えないのは、デメリットといえます。

Milton Marketsの評判・安全性は？

Milton Markets（ミルトン）は、最近徐々に知名度を上げてきているものの、Titan FX（タイタンFX）などと比べるとまだ知名度の低いブローカーです。

そこで、Milton Marketsの評判や安全性について調査してみました。

3-1 親会社が倒産した過去がある

Milton Markets（ミルトン）は、GCM（Gallant Capital Markets）社を親会社として設立されました。しかし、2017年にそのGCM社が経営破綻してしまいます。Milton Marketsも一緒に経営破綻するかと思われましたが、GCM社とは独立して運営を始め、今日まで安定して存続しています。

とはいえ、他の海外FX業者と比較するとかなり小規模な会社になります。

海外FXには、日本市場に特化した比較的小規模なブローカーと、ExnessやXMTrading（XM）など、世界的に知名度のあるブローカーがありますが、Milton Marketsは前者の小規模なブローカーです。

安心を求めるのであればExnessなどの大手ブローカーを使うのが確実ですが、2017年以降出金拒否などのうわさもなく安定して運営されていることを評価するなら、スプレッドの狭さやボーナスがある点を重視してMilton Marketsを使ってみるという選択肢もありでしょう。

ちなみに、FXGTも小規模ブローカーなので、その点はMilton Marketsと変わりません。仮想通貨の取引条件がいいブローカーの中で比較すると、Exnessだけ特に知名度があるということですね。

3-2 丁寧な顧客対応に定評あり

Milton Markets（ミルトン）は、丁寧な顧客対応をしてくれることで評判がいいです。チャットやメールでの対応はもちろん、公式ツイッターアカウントが利用者と直接会話しているところもよく見かけます。

クレームに対する対応が素早かったり、ツイッターで新サービス案を募集したりしているので、親しみやすさを感じている人も多いようです。

100万円の入金というハードルはありますが、エリート口座やエリートプラス口座は海外FX業者全体で見てもかなり有利ですし、ビットコインのスプレッドのように、全海外FX業者の中でNo.1のスプレッドの銘柄も多くあります。

「とにかくスプレッドを狭く」というユーザーの声をちゃんと聞いている業者という印象なのでイメージはよく、今後さらに知名度を上げてくるブローカーになるかもしれません。

3-3 出金が遅い

出金は遅いです。特に、bitwallet（ビットウォレット）出金は即時反映としている海外FX業者も多いので、Milton Markets（ミルトン）は遅さが目立ちます。

bitwallet送金	おおよそ３～５営業日
国内銀行送金	手続きに３～５営業日＋送金にかかる時間

Milton Markets公式サイトに記載の標準日数でも、他の海外FX業者と比較するとかなり遅いですが、ツイッターでの口コミを見ていると、これよりさらに遅れる場合もあるようです。

そのため、出金拒否かもと言われることもあるのですが、これまでのところ、遅いだけで出金できなかったという話は出ていません。

総合評価

やはり、仮想通貨銘柄のスプレッドの狭さが魅力のブローカーです。

ただし、土日に取引できない、レバレッジが低いなど不便な点も多くあるので、自分の使い方に合っている人にのみおすすめするブローカーです。

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全体的な仮想通貨銘柄の取引しやすさでいえばFXGT、大手ブローカーかつバランスの取れた取引条件を求めるならExnessの方がおすすめです。