Redditで発生した「WallStreetBets」って何なのッコ?
目的や主導している人物とは誰だポン?
アメリカ株で起きたゲームストップ事件。急激な暴騰と暴落を引き起こし、株投資アプリのロビンフッドが議会の公聴会に呼び出されるなど、アメリカ国内では大きな問題となっています。これを手動したとされるのがwallstreetbetsと呼ばれる団体です。
この記事では、wallstreetbetsについて説明します。なぜ行動を起こしたのか、主導している人物は誰かなどを解説します。
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wallstreetbetsとは?
- wallstreetbetsは掲示板のRedditで生まれた
- 投資の情報交換サイトとして利用されている
- 団体ではあるが個人の投資家が集まったもの
wallstreetbetsというのは、Redditという掲示板で生まれた、投資に関する情報交換サイトとなります。
Redditは様々な情報を交換する掲示板であり、昔から利用されています。ここでは投資に関連する情報も多々公開されており、wallstreetbetsもこの中にあります。
wallstreetbetsを利用している人は、個人の投資家が中心です。掲示板の書き込みにヘッジファンドの関係者はいません。個人の投資家が次に利益を得られる株の情報交換や、現在の状況についての愚痴を書き込むなど、普通の掲示板として機能しています。
このwallstreetbetsですが、以前は200万人程度の利用者がいたと報告されています。しかし、今回のゲームストップ事件をきっかけに利用者が更に拡大しており、現在は800万人以上が利用していると判明しています。
wallstreetbetsは誰でも書き込みが可能
wallstreetbetsは、誰でも書き込みが可能な掲示板です。書き込んだ内容に問題がある場合、モデレーターが対応して削除する形を採用しています。モデレーターはかなり多くの人が採用されており、24時間体制で書き込みの監視が行われています。
今回のゲームストップ事件ですが、wallstreetbetsのモデレーターが対応できなかったことに加えて、モデレーターの一部にお金が支払われており、削除対応をしなかったことが判明しています。様々な方向で工作した結果、ゲームストップの株価急騰が発生したのです。
wallstreetbetsの目的は?
- wallstreetbetsはヘッジファンドを狙ったと見られる
- 投資による利益を狙っていたわけではない
- ヘッジファンドに対抗する共通理念があった
wallstreetbetsがゲームストップ株を大量購入した背景には、ヘッジファンドへの対抗意識が強かったと見られています。
すべてのユーザーが同様の目的を持っていたと確認されていませんが、ヘッジファンドへ損失を出させることが主目的だったのは事実です。投資による利益は後回しにして、ヘッジファンドが空売りをしている銘柄を積極的に購入し、大きな損失を出させるという目的があります。
普段からwallstreetbetsでは、ヘッジファンドの動向を投稿するなどの情報交換が行われていました。その中でいくつかの銘柄に絞り込み、全員で購入して価格を上昇させつつ、ヘッジファンドの対応を見ていたのも狙いだったと見られます。
wallstreetbetsはゲームストップ株だけを購入していたわけではない
ゲームストップ株の急上昇だけが語られていますが、実はwallstreetbetsが結束して購入した株式はゲームストップだけではありません。他にもいくつかの会社を対象として購入しており、中でも以下の2社はwallstreetbetsによって暴騰したことが判明しています。
- AMCエンターテインメント・ホールディングス
- ベッド・バス・アンド・ビヨンド
AMCは映画館をチェーン展開している会社です。また、ベッド・バスについては家庭用品のチェーンです。共にヘッジファンドが空売りをしていると確認された後、wallstreetbetsによって株式を大量に購入され暴騰しています。
こうした株式の価格を急上昇させ、ヘッジファンドに買い戻しをさせる方法をショートスクイーズと呼びます。wallstreetbetsはショートスクイーズを3社で実行し、その全てでヘッジファンドへダメージを与えました。
ただ、ゲームストップ以外の会社は、上昇した価格がそこまで伸びなかったため、ヘッジファンドのダメージはそこまで大きなものではありません。ゲームストップ株だけがとんでもない形で伸びたことで、多大なダメージを与えることに繋がったのです。
現在のwallstreetbetsはどうなっている?
- wallstreetbetsは招待制コミュニティへ移行
- モデレーターによる統率が取れず混乱が続く
- 古参のモデレーターが新参のモデレーターを追い出す問題も発覚
ゲームストップ株による混乱を招いたwallstreetbetsですが、1月29日にDiscordが閉鎖されています。理由はヘイトスピーチが原因とされていますが、他の理由でも閉鎖されていると見られます。
その後、wallstreetbetsについても誰でも書き込める掲示板という名目は失われ、招待制コミュニティへ移行しています。再び混乱を招くことを避けるための措置として、誰でも書き込めないようにしたのです。また、他のユーザーが勝手に入ってくることを避ける狙いもあります。
しかし、wallstreetbets内部は混乱が続いています。本来は掲示板の書き込みをモデレーターが監視し、統率していく必要があります。しかし、モデレーターの統率が取れなくなっているどころか、モデレーター権限が削除されて対応できないという事例が発生しています。
理由としては、wallstreetbetsの古参モデレーターが復帰し、新しいモデレーターを排除しているためです。古参のモデレーターは、wallstreetbetsで得られるお金に目をつけ、余計なモデレーターを排除して利益を確保しようとしています。
こうした混乱が続いている以上、現在はwallstreetbetsが活動できる状況ではないと判断されていました。ところが、3月3日になると再びwallstreetbetsが動きを見せたことが判明しました。
また急激な株式上昇!wallstreetbetsは諦めていない
諦めたかと思われたwallstreetbetsですが、3月3日に行動に出ます。
Rocket Comapniesという会社に対して株式購入を進めた結果、1日で70%以上の上昇となりました。まだwallstreetbetsはヘッジファンドへの対抗を諦めているとは思えません。今後も月1ペースで同様の問題が起きる可能性は十分あります。
まとめ
今回のゲームストップ事件を起こした背景には、wallstreetbetsという掲示板コミュニティが関係しています。このコミュニティで結束したユーザーが同時に攻撃を仕掛けた結果、ゲームストップ株が暴騰し、ショートスクイーズを起こす結果となりました。
まだwallstreetbetsは潰れたわけではありません。今後も急激に株式が上昇し、ゲームストップ事件のような悲劇を招く可能性は十分にあるのです。
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