トロン(Tron)は、エンターテイメントをはじめ、様々な分散型アプリケーション(DApps)の開発と実行を可能にするブロックチェーンプラットフォームです。
このプラットフォームで利用される仮想通貨(暗号資産)であるトロン(TRX)は、トロンネットワーク上のトランザクション手数料の支払いや、ステーキングなど、様々な目的に使用されます。
高速なトランザクション処理性能と低コストというトロンの特性は、デジタルコンテンツの効率的な共有を可能にします。また、スマートコントラクトとDAppsのサポート、そしてオープンソースであることは、開発者にとって大きな魅力となっています。
この記事では、トロン(TRX)がどのような仮想通貨なのかを簡単に説明し、トロン(TRX)が取引できる海外FX業者・海外仮想通貨取引所について紹介します。
トロン(TRX)の歴史・時価総額・チャート
トロン(TRX)はどのような仮想通貨(暗号資産)なのか、時価総額、これまでの価格推移、特徴や歴史から紹介します!
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トロン(TRX)の時価総額ランキングは81位
トロン(TRX)は、2024年4月時点の時価総額が13位の仮想通貨です。時価総額13位という順位は、競合するDAppsプラットフォームの中でも一定の存在感を示しています。
画像)CoinMarketCap
イーサリアムをはじめとして、様々なDAppsプラットフォームが存在する中、トロンは独自の技術力やコミュニティの力で差別化を図っています。
トロンと類似するスマートコントラクトプラットフォームには、「アバランチ」と「ポルカドット」があります。
それぞれのネットワークの仮想通貨であるアバランチ(AVAX)は約1兆9800億円、ポルカドット(DOT)は約1兆5800億円の時価総額を誇っており、いずれもトロンよりも上位にランクインしています。
これらの銘柄と比較すると、トロンはスマートコントラクトプラットフォームとしてはまだ成長途上にあると言えます。
一方で、トロンはスマートコントラクトプラットフォームの中で、最も大きなプラットフォームであるイーサリアムと比べて低コストな取引処理が可能というメリットがあります。
トロンは低コストという特徴を活かして、テザーの送金によく利用されています。テザーの送金で利用するTRC20はトロンのネットワークです。
トロン(TRX)の価格推移
2017年から2024年4月までのトロン(TRX)の価格を見てみましょう。
画像)CoinMarketCap
2017年12月、0.3円ほどで始まったトロン(TRX)の価格は、その後大きく上昇しているのが分かります。2018年1月には、約34円の最高値を付け急上昇しました。
2017年末から2018年初にかけて、仮想通貨市場全体が大きく上昇していたこともあり、トロン(TRX)も大きく上昇しました。また、DAppsに対する注目度が高まったことも要因の一つとなっています。
その後は仮想通貨市場全体が下落傾向となり、トロン(TRX)の価格も下落しました。しかし、「仮想通貨の冬」でもっと深刻な下落が発生した仮想通貨も多いことを考えると、トロンは比較的持ちこたえた仮想通貨と言えるでしょう。
例えば、ソラナ(SOL)のチャートはこのように激しく落ち込んでおり、再度上昇を始めたのも2023年末からでした。
2024年に入ってからは、トロンは仮想通貨市場全体の上昇トレンドに乗って上昇を続けています。
トロン(TRX)の特徴・歴史
トロン(TRX)は、2017年に創設者兼CEOのジャスティン・サン(Justin Sun)氏によって設立されたトロン財団(TRON Foundation)によって開発されたブロックチェーンプラットフォームです。
トロン(TRX)は、当初イーサリアム上のERC-20ベースのトークンでしたが、2018年に独自のメインネットに移行しました。TRON財団は、2018年4月にはWebウォレットをリリースし、同年6月にはトロンメインネットをローンチしました。
プロジェクトは一定の成功を収めていましたが、2023年3月、米国SEC(米国証券取引委員会)は、TRON財団とジャスティン・サン氏に対して、未登録の証券としてトークンを販売したとして民事訴訟を提起しており、2024年4月現在も訴訟は進行中です。
この訴訟はトロンの価格に悪影響を与えるのではと懸念する声もありますが、現在のところ深刻な下落要因にはなっていないようです。
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トロン(TRX)を取引できる海外FX業者
トロン(TRX)は、以下の大手海外FX業者でも取引できます。
海外FX業者 | 取引可能銘柄の数 |
FXGT | 25(+8)※ |
HFM | 35 |
Titan FX | 25 |
海外FX業者の仮想通貨銘柄はCFD取引なので、仮想通貨取引所の無期限先物と同じような感覚で取引できます。資金を一気に倍にできる100%入金ボーナスや口座を開設するだけで1万円以上のリアル口座での取引資金が受け取れる(新規口座開設ボーナス)ことも特徴です。
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海外FX業者12社で取引できる仮想通貨銘柄はこちらの記事でまとめています。
FXGT
FXGTは、口座タイプによって取引できる銘柄の数が細かく異なります。最も種類が多いのはプロ口座です。プロ口座の銘柄数の合計は56で、取引ペアの重複を除くと取引できる仮想通貨は25種類になります。
また、仮想通貨専用のCrypto Max口座ではプロ口座で取引できない仮想通貨8種類を含め18種類が取引できます。
プロ口座 Crypto Max口座 | ビットコイン/BTC イーサリアム/ETH ライトコイン/LTC ビットコインキャッシュ/BCH XRP エイダコイン/ADA ドージコイン/DOGE ポルカドット/DOT ステラルーメン/XLM 柴犬コイン/SHIB ソラナ/SOL |
プロ口座のみ | コンパウンド/COMP チェーンリンク/LINK マティック/MATIC ユニスワップ/UNI アーべ/AAVE チリーズ/CHZ クロノス/CRO デジバイト/DGB エンジンコイン/ENJ マナ/MANA レン/REN シンセティック/SNX シータ/THETA 0x/ZRX |
Crypto Max口座のみ | ビットコインSV/BSV ダッシュ/DASH イオス/EOS アイオタ/IOT トロン(TRX)/TRX モネロ/XMR テゾス/XTZ ビルド・アンド・ビルド/BNB |
FXGTは法定通貨との取引ペアだけでなく、ビットコイン/イーサリアムなど仮想通貨同士の取引ペアも提供しています。
さらに、ほかの海外FX業者では取り扱いのない、ビットコインとCFD商品(ゴールド・シルバー・株価指数など)の取引ペアもあり、選択肢が豊富です。
HFM
HFMの銘柄数の合計は40で、取引ペアの重複を除くと取引できる仮想通貨は35種類になります。
基本的に1つの仮想通貨につき取引ペアは1種類ですが、ビットコインとイーサリアムのみ複数の取引ペアが用意されています。
エイダコイン、エイプコイン、コスモス、アバランチ、ヘデラ・ハッシュグラフ・トークン、ビットコインキャッシュ、ビルド・アンド・ビルド、ビットコイン、コンパウンド、ドージコイン、ポルカドット、ダッシュ、エンジンコイン、イオス、イーサリアムクラシック、イーサリアム、ファイルコイン、アイオタ、チェーンリンク、ライトコイン、マナ、ポリゴン、ネオ、ニア、OMG、シンセティックス、ソラナ、シータ・ネットワーク、トロン(TRX)、ユニスワップ、ステラルーメン、モネロ、XRP、テゾス、Zキャッシュ
仮想通貨はセント口座以外の全ての口座タイプで取引できます。
Titan FX
Titan FXの銘柄数の合計は50で、取引ペアの重複を除くと取引できる仮想通貨は25種類になります。
Titan FXはマイナーな仮想通貨を含めて全ての仮想通貨にドル建てと円建ての取引ペアがあります。
アーべ、エイダコイン、コスモス、アバランチ、ビットコインキャッシュ、ビルド・アンド・ビルド、ビットコイン、コンパウンド、ドージコイン、ポルカドット、イオス、イーサリアム、グリマー、クサマ、チェーンリンク、ライトコイン、ポリゴン、ニア、ソラナ、トロン(TRX)、ユニスワップ、XDCネットワーク、ステラルーメン、XRP、テゾス
仮想通貨取引は基本的にスタンダード口座とブレード口座です。マイクロ口座では、ビットコインのみMT5限定で取引できます。
トロン(TRX)を取引できる仮想通貨取引所
トロン(TRX)は知名度の高い仮想通貨(暗号資産)なので、ほとんどの海外仮想通貨取引所で取引ができます。
日本語対応が充実したBybit(バイビット)がおすすめです!
トロン(TRX)に投資する際のワンポイントアドバイス
トロン(TRX)は、様々な分散型アプリケーション(DApps)の開発と実行を可能にするブロックチェーンプラットフォームとして成長を続けています。
一方で、米国SECによる訴訟も抱えており、先行きの投資判断が難しい仮想通貨です。また、仮想通貨市場は変動が激しいので、価格が短期間で大きく変動する可能性がありますので、投資の際は十分に情報収集を行うといった注意が必要です。
トロン(TRX)は、海外FX業者でも人気のBybit(バイビット)のような仮想通貨取引所でも取引ができますので、トレードスタイルに合う方を利用してください。
仮想通貨取引所デビューする海外FX経験者、海外FXデビューする仮想通貨取引所経験者向けの記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
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