海外FXと国内FXの税金を比較!海外FXは利益がいくらから税金で損する?

海外fxと国内fxでは税金が異なります。

税率の設定が大きく違うことから、金額によっては国内fxより海外fxのほうが得をする場合があるのです。

税金についてしっかり理解しておくことで、どのようなトレードをしていけば得をするのかわかるようになっていきます。

この記事では、海外fxと国内fxの税金について解説します。

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目次

海外FXと国内FXの税率の違いとは?

海外FXと国内FXの税率の違いとは?
  • 海外fxは累進課税が採用される
  • 国内fxは税率が固定されている
  • 利用する業者によって税金の扱いが変わる点に注意

海外fxと国内fxでは税率が大きく異なります。

国内fxを利用する場合は固定の税率が適用されますが、海外fxでは雑所得扱いとして処理されることから、累進課税が採用されています

国内fx先物取引に係る雑所得等
海外fx雑所得

先物取引に係る雑所得等に指定されている国内fxは税率があらかじめ決められており、指定されている税率でお金を支払うこととなります。

一方で海外fxは雑所得以外の扱いを受けていませんので、一般的な雑所得と同じように累進課税によってお金を支払わなければなりません。

海外fxを利用すると税率が変更されてしまいますが、税率は低いものから高いものまで存在していることから、一概に税率が高いとは判断できません

まずは利用する業者によって税率が変化している点をしっかり覚えておくようにして、正しい税金の知識をつけておくのが大切です。

海外FXが国内FXより税金で得するのは6,949,000円まで!

海外FXが国内FXより税金で得するのは
  • 国内fxの税率は20.315%が採用される
  • 海外fxの税金で得をするのは税率20%までのライン
  • 695万円以上で税率が逆転する

国内fxと海外fxの違いは、税率を確認しておけば簡単にわかります。

国内fxは所得税15%、地方税5%、復興所得税0.315%を合計した20.315%が適用されます

この数字はどれだけ利益を得ても変わらないものとなっており、多くの利益を出している人には得をしますが、少ない金額しか稼いでいない人には損をする形です。

一方で海外fxでは累進課税が採用されており、次のようなルールで税金が適用されます。

1,000円から1,949,000円まで5%
1,950,000円から3,299,000円まで10%
3,300,000円から6,949,000円まで20%
6,950,000円から8,999,000円まで23%
9,000,000円から17,999,000円まで33%
18,000,000円から39,999,000円まで40%
40,000,000円以上45%

支払うことになる税金の額によって割合が決まるものとなっており、稼いだ人から多く徴収する反面、あまり稼ぎを得られていない人からは取らないような税率を採用しています。

そのため税率が高くなってしまう金額まで稼がないようにしておけば、意図的に国内fxより税金を取られないようにする対策が取れるようになり、税金の支払いはお得です。

海外fxの数値を見てもわかりますが、6,949,000円までの金額であれば国内fxの20.315%よりも低くなることから、税金を減らせる可能性が高いのです

一方で695万円以上稼ぎを得ている場合は23%に跳ね上がってしまうことから、国内fxの税率を超えてしまい、海外fxが不利になってしまいます。

国内fxどれだけ金額を得ても税率は変わらないため多く稼ぐほど有利
海外fx6,949,000円以下にすれば国内fxよりお得な税金になる

海外fxを利用する場合は、6,949,000円よりも金額を稼がないように調整しておけば、税率面では有利になるのは間違いありません

また、税率5%の金額も存在していることから、多くの金額を稼がないという方針を採用しているなら大幅に税率を下げられるメリットもあるのです。

あまり稼ぎを得ない人は、海外fxを利用したほうが圧倒的に税率を抑えられるのは確かなのです。

大抵の人は副業でFXをやっているため、実は海外FXの税率の方が有利かと思います。

多くの人は海外FXを利用したほうが税金を抑えられる

多くの人は海外FXを利用したほうが税金を抑えられる
  • 大半の人は海外fxを利用したほうが税金は得
  • 国内fxの税率では少額の利益でも多くの税金を取られてしまう
  • 少額の稼ぎなら10%以下の税率も期待できる海外fxが有利

税率を見てもわかりますが、多くの人は海外fxを利用したほうが税率を抑えられるようになっています

fxを利用して695万円以上の利益を出すというのは、専業トレーダーとして活動していなければほぼできない状況となっており、稼ぎを得られない人が大半なのです。

6,949,000円よりも稼げない状況になっているのであれば、国内fxより海外fxを利用したほうが所得税は基本的に抑えられることから、海外fxを利用するのがいい方法です。

国内fxの税率は20.315%で固定されていることから、50万円ほど稼いだだけで結構な税金を取られてしまいます。

一方で海外fxであれば50万円は5%しか税金の対象となりませんので、多くのお金を手元に残せるようになります。

海外fxを利用していく方が圧倒的に有利であるのは間違いありませんし、副業トレーダーとして活動するのであればなおさら海外fxを利用したほうが税金面では有利です

特に1,949,000円以下の利益になってしまうトレーダーはかなり多くなっているため、税率5%程度で抑えられるケースも多くなっているのです。

一般的に税率が高くなってしまう国内fxで頑張るくらいなら、レバレッジなどで有利な状況を作れる海外fxに切り替えたほうが使いやすいのは間違いありません。

海外fxでは次の点で有利です。

  • 国内fxよりも稼ぎが少ない場合に限って税率が低い
  • レバレッジ制限が緩い
  • トレードできる銘柄が多い

トレードしやすい環境も含めると、海外fxを活用したほうが税金以外の部分でも楽しめる要素は大きくなっていきます。

いきなり多くの稼ぎを狙うというトレーダーは多くないことから、少額の利益からスタートするのであれば海外fxを活用してください。

専業トレーダーで事業主登録すれば、より経費もたくさん申告できて税金が抑えられるので、利益の大きい専業トレーダーの方はこちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

海外fxと国内fxでは税率が大きく異なることから、税金を計算する場合は気をつけておきましょう。

国内fxは固定されているもの、海外fxは変動しているものと判断しておけば基本的に問題ありません。

サラリーマンの方が副業としてFXをする方が多いと思いますので、海外FXでトレードを始める事をおすすめします

ただ、多くの利益を上げていく専業トレーダーの場合、海外fxを利用すると税金が増える点に気をつけておきましょう。

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