WikiFXは、海外・国内両方のFX会社を紹介するサイトです。
サイトの規模は大きいため、Google検索の結果に表示されるのを目にする機会も多いはずです。
しかし、WikiFXは詐欺サイトだという口コミもあり、利用しても参考にならないという意見が見られます。
なぜWikiFXが詐欺と噂されているのか、そして本当に利用して大丈夫なのか、判断するための情報をまとめました!
WikiFX運営会社と確定しているわけではないですが、当サイトも謎の韓国系の会社から「自社のロゴを不正利用している」旨の著作権侵害の申し立てを受けています。その関係で、本記事は画像なしで公開しています。その経緯についても紹介します! もし同じような申し立てを受けた場合は、以下の記事を参考にしてください。↓↓↓↓↓
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WikiFXはどんなサイト!?
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXのスクショがあったっコ
WikiFXは海外・国内両方のFX会社を比較・紹介するサイトです。FX会社の比較・紹介サイトは数多くありますが、WikiFXはほかのサイトにはない特徴がいくつかあります。
- 広告掲載がメイン収益源と思われる
- 中国が運営元と思われる
- 独自のアプリやブラウザ拡張機能を提供
- ネガティブな情報を多数掲載
意見普通のビジネスモデルのように見えますが、このような特徴があることが、WikiFXが「詐欺」だという疑惑をかけられる原因にもなっています。
当サイトは第三者の立場なので、WikiFXが詐欺なのか、詐欺でないかを断定することはできません。WikiFXが詐欺なのかどうかは、この情報を読んだみなさまに判断していただければと思います。
正確に判断するために、まずは上記4点でWikiFXのビジネスモデルについて把握しましょう!
広告掲載がメイン収益源と思われる
FX会社の比較サイトは、ほとんど全て「アフィリエイト」という形式です。アフィリエイトは、あるサイトを経由して商品が売れた場合(FXでは新規口座開設された場合)に、紹介したサイトに報酬が入る仕組みのことです。
通常のFX会社の比較・紹介サイトでは、FX会社の公式サイトのURLは基本的に全てアフィリエイト用のURLになっています。しかし、WikiFXではアフィリエイト用のURLではなく通常のURLになっていることが多いため、アフィリエイトではなくFX会社の広告を掲載して広告収入を受け取るのがメイン収益なのではないかと推測されています。
アフィリエイト用のURLかどうかは、ほとんどの場合はURLを見れば判別できます。ただし、一部の会社はURLでは判別できない形式を採用しています。
アフィリエイト形式のサイトも、アフィリエイト単価が高い会社、つまり儲かりやすい会社の評価を高くしているのではないかと疑われることは多いです。これは国内FX会社・海外FX会社問わずそうですが、広告形式の方がよりその疑いをもたれてしまうようです。
なぜなら、アフィリエイトの場合はアフィリエイト単価が高いA社とアフィリエイト単価が低いB社を比較して正直にB社の評価を高くしてもB社分のアフィリエイト収益を得られますが、収益源がA社の広告収入のみだとA社を薦めるメリットが大きくなりすぎてしまうからです。
一般的なアフィリエイトサイトは、情報を掲載している全会社とアフィリエイト契約を結んでいます。しかし、WikiFXのサイトは一部のみとしか提携していないように見えるため、これが「広告料を支払わなければ評価を低くする」という脅しに使っているのではないかとの疑惑を招いています。
中国が運営元と思われる
WikiFXは、世界各国のFX会社の情報を掲載しています。
本社はシンガポールにあるとされていますが、日本語が不自然な部分があることや、中国系のサイトにありがちなフォントが採用されている点から、中国系の企業が運営元だと考えられています。
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXのフォントのスクショがあったっコ
中国系企業の詐欺の実例が多かったため、「中国系フォント=怪しい」という風に条件反射的に考えているユーザーもいるようです。この点も、WikiFXが詐欺ではないかと疑われる理由になっています。
独自のアプリやブラウザ拡張機能を提供
WikiFXは、独自のアプリやブラウザ拡張機能を提供しています。
日本の一般的なFX会社の比較・紹介サイトは、このようなサービスは提供ていません。
WikiFXはグローバルなサイトなので資金力がありこのようなサービスを提供できるというだけのことなのかもしれませんが、この点も一部のFXトレーダーからは「情報を抜こうとしているのでは」との疑いを持たれています。
アプリは情報漏洩に敏感になるのも仕方ありませんが、アプリを提供していることが即怪しいということにはなりません。
日本のアフィリエイトサイトは「XMTradingのメリット・デメリットを徹底解説!」というような記事を掲載してGoogle検索から流入を獲得するのが主流で、アプリを提供することはあまりありません。
ただし、海外の大規模FXサイトでは、WikiFXのように独自アプリを提供することもあります。たとえば、FXSTREETは独自アプリを提供しています。
ちなみに、FXSTREETはNYオプションカット情報が無料で見れる便利なサイトです。こちらの記事で紹介しています。↓↓↓↓↓
ネガティブな情報を多数掲載
WikiFXでは、特定のFX会社を批判するコンテンツが、ほかのサイトと比べて際立って多いです。
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXのメニューバーやピックアップ記事のスクショがあったっコ
メニューバーに「被害報告」というコンテンツがあるほか、ピックアップ記事にも「悪徳業者Amazing Tickとその関連業者によるコピトレ詐欺」という批判色が強い記事が掲載されています。
これも一般的なFXサイトにはあまりない特徴です。
特に海外FXユーザーは詐欺情報に敏感なので、シンプルに考えると、こうしたコンテンツを掲載することでサイトのファンを増やそうとする意図があると思われます。
実際、こうしたコンテンツを参考にしているトレーダーもいるようです。
WikiFXのサイト見てると海外FX業者のとある詐欺業者の報告凄いなぁ、、、
— ゆかてぃん (@fx_yukatin) August 17, 2023
国内業者も一つ一つ経営状況などめちゃくちゃ調査•公表されてて、見てて面白い🧐
海外業者にはなるけど、各業者のポジション比率も見れた😳
ドル円、偏ってんな〜😂https://t.co/0jFJAx9Mpc pic.twitter.com/TAeIOxY5qX
しかし、こうしたコンテンツを「悪く書かれたくないなら広告料を払え」という脅しに使っているのではとの疑いを持つ人もいるようです。
WikiFXがFX会社を脅迫したってほんと!?
WikiFXの疑惑の一つは、「悪く書かれたくないなら広告料を払え」と脅しているのではないかというものです。
この点について考える上でのポイントをさらに3つ紹介します。
- Forex Peace Armyの投稿
- 主要海外FX業者からの報告はなし
- 評価点に不自然な点がある
当サイトはWikiFXが詐欺業者であるか、ないかを断定できる立場にはないため、上記のような観点を元にご自身でご判断いただければと思います。
Forex Peace Armyの投稿
WikiFXの疑惑について、日本で営業するFX会社からは表立ってクレームは出ていないようですが、海外サイトのForex Peace Armyでは複数のクレームが掲載されています。
Forex Peace Armyでは、悪い評価をつけられたブローカーが腹いせに書き込んでいる可能性もありますが、具体的な金額まで出している投稿もあります。
Actually all this information is true.
That`s what they did:
Mark a broker as NO REGULATED, Suspicious etc.
Then, they are starting to write, from 10-15 managers everywhere: Skype, LinkedIn, email.Their main offer – buy “classic” package for 6000 EUR – 10 000 EUR month and your review will be clear, nice, and beautiful.
All the brokers in “Flagship” section are paying to this Chinese mafia.
Please, don`t feed this Mafia, either with traffic, trust or money.
Forex Peace Army
「月額6000~1万ユーロのクラシックパッケージ」というものを提案されたとのコメントです。
主要海外FX業者からの報告はなし
Forex Peace Armyは一部のFXトレーダーからは大きな信頼を寄せられているサイトですが、投稿者が自由に書き込めるレビューサイトです。
そのため、WikiFXが本当に詐欺なのか、それともWikiFXについてのForex Peace Armyの投稿者が虚偽の報告をしているのかははっきりしません。
この疑惑が事実であれば、複数のFX会社に広告料の打診しているはずですが、少なくとも日本市場では「こんな脅しを受けた」という情報は公にはなっていないようです。
こうした懸念が出ることは、ランキングサービスそのものの問題点とも言え、日本でも食べログやぐるなびで問題になっています。
公正取引委員会は飲食店情報サイトの実態調査を始めたと9日明らかにした。サイトの具体名は明らかにしていないが、「食べログ」や「ぐるなび」など大手が対象のもよう。掲載店がサイト運営会社に年会費を支払えば「口コミ評価」などその店のサイト上の評価ポイントが自動的に上がるといった状況が懸念されている。独占禁止法上の「優越的地位の乱用」にあたる事態があるかを調べる。
ぐるなびなどの「口コミ評価」 公取委が実態調査
こういう対応をされた側は当然不快に思いますので、何度も繰り返されれば表立っての批判が出てくるのではないかと思われます。
「WikiFXはFX会社からの表向きの批判を受けていない」という点から、少なくとも日本市場ではあからさまな脅しはしていない可能性もあります。
海外FX業者のスコアが不自然
WikiFXは、各海外FX業者にスコアをつけています。このスコアが、広告を出している海外FX業者のみ不自然に高くなっているという疑惑もあります。
WikiFXが公表しているわけではありませんが、WikiFXのブローカー紹介ページを見ていると、以下の部分に広告が表示される海外FX業者とされない海外FX業者があります。これが、広告料を払っている海外FX業者と払っていないの違いではないかと思われます。
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXの広告エリアのスクショがあったっコ
主要海外FX業者のランキングは以下の通りで、これだけでは何とも言えませんが、確かに怪しい部分はあります。
海外FX業者 | 広告有無 | スコア |
Exness | あり | 8.16 |
XM | なし | 8.15 |
FXGT | あり | 8.09 |
HFM | あり | 6.91 |
Titan FX | なし | 6.22 |
Axiory | なし | 6.12 |
Vantage | なし | 4.02 |
このスコア付けで僕が気になったのは以下の点です。
海外FX業者の評価基準はさまざまなので、どの評価基準を重視するかで結果は変わってきます。例えば、HFMは日本市場ではイマイチですが、グローバル市場ではもっと評価が高くなります。その点を加味すれば、主に日本人向けでグローバル市場では知名度の低いTitan FXとAxioryよりもHFMの評価が高いのは不自然ではありません。
しかし、その基準で言うならば同じくグローバル市場での知名度が低いFXGTが高いスコアになっているのは一貫性がないように感じます。FXGTは悪いブローカーではないですが、クレジットカード不正利用など事件を起こしたこともあります。
また、同じくグローバル市場での知名度が高いVantageももっとよい評価になってもいいのではという印象です。
ちなみに、Vantageは仮想通貨・FXトレーダーのメリー氏がメインブローカーとして利用しているそうです。
広告のない企業には警告が出る
広告がない企業には、代わりに「WikiFXリスク注意喚起」という表示が出ます。Titan FXには「オフショア規制であり、リスクにご注意ください」と書かれていますが、海外FX業者はどれもオフショアライセンスなので、広告のない企業のみ注意喚起をするのは公平ではないように思います。
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXのTitan FXに対するリスク注意喚起のスクショがあったっコ
Titan FXとAxioryは実際オフショアライセンスしか持っていないので「グループ会社を含めてもオフショアライセンスしかない」という意味なら確かに信頼性が薄い要素にはなりますが、グループ会社ではイギリスなどのしっかりしたライセンスを持っているVantegeも以下のような注意喚起が掲載されるため、「広告を掲載しなければなんらかこじつけて注意喚起をする」という疑いをもたれても仕方ないと言えます。
著作権侵害申し立てを受けるまでここにWikiFXのVantageに対するリスク注意喚起のスクショがあったっコ
WikiFXの関連会社からの著作権侵害の申し立て!?
当記事はオリジナルなのでコピペチェックツールで確認しても著作権違反はしていないはずなのですが、Googleから著作権違反の申し立てを受けた旨の通知が届きました。
Google ではこのたび、デジタル ミレニアム著作権法(DMCA)の規定に従い、貴サイトにあるコンテンツの一部が他者の著作権を侵害しているとする申し立て通知を受領いたしました。現在、違法とされたコンテンツを Google 検索結果から削除する作業を行っております。
確認してみると「ApexNexus Innovations ltd」という会社が送信者です。
気に入らないサイトに著作権侵害を申し立てている?
もともとどこに引用画像があったかは画像の代わりにらっこの吹き出しでわかるようにしていましたが、引用元を明記すれば正当な引用の範囲内に含まれるはずのものです。
「ロゴの無断使用をしている」と訴えて気に入らないサイトに著作権侵害を申し立てる悪用のやり方は有名なので、この手法ではないかと思われます。
一応、WikiFXに、「著作権侵害を申し立てましたか?」と問い合わせを入れてみましたが返事はありませんでした。
Google検索数にしてはコンテンツが少ない
Googleの月間検索回数を調べると、「wikifx 評判」が110、「wikifx 詐欺」が30です。感覚的な意見ですが、この程度の検索ボリュームがあると、この記事のような「WikiFXって詐欺なの!?評判を調べてみた!」みたいな記事がいくつか出てくるのが普通です。しかしほぼありません。
水田ノートという有名なアンチ詐欺業者の人と、海外FX調査兵団(こちらもたぶん詐欺業者ネタがメインコンテンツ)のページくらいで、僕のような特にアンチ詐欺業者専門ではなく「話題になってから書いてみた」というスタンスの野次馬サイトが取り扱っていないのです。
その結果、「WikiFX 詐欺」で検索する人は「WikiFXが詐欺かどうか」を知りたいのだと思われますが、実際には「WikiFXが提供する詐欺業者の情報」が表示されてしまいます。
気に入らないページに次々著作権侵害を申し立てて潰していったのではないかと疑っています。
WikiFXさん、もし違うなら問い合わせに返信をください!!!!
ちなみに僕はほかにもいろんな野次馬記事を書いています。今一番人気の記事は投資家HARRIS(ハリス)氏です。↓↓↓↓↓LINEに登録したら、こちらが返信をしていないのに「返信があったことに対してHARRIS氏が個人的に答えている」ように装った自動返答が送られてくれるやや雑なサービスが見られますよ!
【まとめ】WikiFXが疑われるのには一定の理由がある
繰り返しになりますが、当サイトはWikiFXが詐欺業者であるか、ないかを断定できる立場にはありません。
ただし、今回調査した結果を総合的に考慮すると、「広告を出すか出さないかで扱いを変える」と企業に伝えている可能性は否定できないと考えています。
この情報をもとに、WikiFXのサイトの安全性はご自身でご判断いただければと思います。
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