海外FXの入出金に使用されている現在主流のオンラインウォレットと言えばbitwallet(ビットウォレット)ですが、STICPAY(スティックペイ)というオンラインウォレットはご存知でしょうか?
仮想通貨の利用ができる、bitwalletとはまたひと味違った特徴のあるオンラインウォレットです。
bitwalletは2019年に仮想通貨(暗号資産)の入出金機能と両替機能を廃止してしまいましたが、STICPAYでは今でも下記5種類の仮想通貨の入出金・両替機能が利用でき、仮想通貨のやり取りに慣れているユーザーは圧倒的にSTICPAYのほうが使いやすいのです。
・ビットコイン(BTC)
・ライトコイン(LTC)
・ポリゴン(MATIC)
・ネス(MATIC)
・テザー(USDT) ※TRC20
仮想通貨の取引をよく行う方や、FXの利益を仮想通貨へ投資したい方には、bitwalletよりもSTICPAYを使う事で資金移動のわずらわしさを解消することが出来ます。
この記事では、STICPAYの仮想通貨に関わる機能に焦点を当てた使い方について解説していきます。
仮想通貨への両替サービスは規制を受けやすい分野なので、STICPAY公式サイトの一般エリアでは明確な説明がない場合もあります。詳細な情報はマイページ内で確認できます。
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STICPAYってどんなサービス?
STICPAY(スティックペイ)は、主に海外FX業者やオンラインカジノの入出金手段として利用されています。
世界各国で広く利用されているサービスであり、送金の速さや手数料の安さから、FX業者への入出金だけでなく個人間の海外送金の手段のひとつとしても利用することが出来ます。
海外FX業者への入金ができるウォレットとしては、bitwallet(ビットウォレット)に次いで多く利用されています。
STICPAYの会社情報
STICPAY(スティックペイ)は2017年に設立された比較的新しいサービスですが、現在はイギリスのロンドンとキプロスにオフィスを構え、2019年にはFCA(英国金融行動監視機構)の金融ライセンスの取得に成功しています。
また、STICPAYはイングランドのサッカークラブ「Sunderland AFC」の公式スポンサーを務めています。一定の信頼と資金力が無ければスポンサーとして契約を結ぶ事は難しいため、F1やサッカークラブのスポンサーを務めていることは、業者の信頼性を測るひとつの指標となります。
Sunderland AFCのスポンサーを務めていることと、金融ライセンスとして非常に厳格と評されるFCAライセンスを所持していることから、設立から日が浅いとは言えSTICPAYの安全性はかなり高いと言えるでしょう。
FX業者へ即時入出金が出来る
STICPAY(スティックペイ)の特徴は、多くのFX業者間とのリアルタイム送金が可能であることです。通常、海外FX業者に銀行送金で入出金を行う場合は、銀行を仲介するため反映に遅れが生じます。
しかし、オンラインウォレットであるSTICPAYやbitwalletの場合は、迅速な入出金を実現するために自動処理での入出金を提供しているところがほとんどです。自動化している業者であれば、ほぼリアルタイムでの入出金が可能です。
Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンFX)などのようにオンラインウォレットの入出金処理を自動化している業者は、出金拒否の心配も少なく便利ですね。Exnessは仮想通貨銘柄の取引条件も優れています。
仮想通貨の取扱いがある
現在主流のオンラインウォレットは、bitwalletとSTICPAY(スティックペイ)の二強とも言えますが、STICPAYのbitwalletとの大きな違いは、仮想通貨に対応している点です。
bitwalletではかつて仮想通貨を取り扱っていた名残りで、メニュー画面に仮想通貨の項目がありますが、現在は利用することが出来ません。オンラインウォレットで仮想通貨を利用するのであれば、STICPAYまたはBXONEを利用する必要があります。
では、STICPAYで仮想通貨をどのように利用するのか、次章で解説していきます。
STICPAYで仮想通貨の入出金をする際の注意点
STICPAYでは、以下の5種類の仮想通貨(暗号資産)が入出金できます。
- ビットコイン
- ライトコイン
- ポリゴン(マティック)
- ネス(マティック)
- テザー(TRC20)
対応仮想通貨は続々と追加されており、使い勝手のいいテザーやトランザクション手数料の安いマティックネットワークの仮想通貨も利用できます。
仮想通貨入出金の際の注意点は以下の通りです。
- 入金手数料と出金手数料がかかる
- ウォレットは手動で追加
- 入金用アドレスは一定期間で変更される
- 銀行・カード入金の仮想通貨は両替不可
入金手数料と出金手数料がかかる
STICPAYでは、入金時に1%、出金時に3%以上の手数料が徴収されます。
1%の手数料は、BTCが5万ドルのとき500ドル、つまり日本円で約5万円の手数料水準です。安くはないですが、オンラインウォレットの手数料としては普通です。STICPAYのクレジットカード入金の場合は手数料が入金額の3.85%なので、それよりは安く入金できます。
入金時の手数料は特別高いわけではありませんが、出金時の手数料が高いので注意しましょう。
入金も出金も仮想通貨だと4%以上かかってしまうっコ・・・
STICPAYの手数料は以下のようになります。
ビットコイン | そのほか | |
入金手数料 | 1% | 1% |
出金手数料 | 0.00077BTC+ 3% | 3% |
ビットコインでは、通常の出金手数料3%に上乗せして、「0.00077BTC」の手数料がかかってしまいます。これは、BTCが500万円だとすると約4,000円の負担です。
このことを考慮すると、送金にはビットコイン以外の仮想通貨の方が向いています。
ウォレット追加に時間がかかる
STICPAYは、仮想通貨ごとにウォレットが用意されています。ウォレット追加は申請してからSTICPAYのスタッフが手動で対応しますので、最大1営業日かかります。
持っていないウォレットを利用したい場合は、時間に余裕を持ってウォレットを追加しておきましょう。
ウォレットを作成するには、左側のメニュー一覧から「ウォレット」を選択し、「仮想通貨ウォレット」をクリックします。その後、右側の「ウォレット追加」をクリックして、追加したい仮想通貨をクリックします。
仮想通貨のウォレット追加に対するデメリットはないので、気軽に仮想通貨ウォレットを追加してしまってOKです。
入金用アドレスは一定期間で変更される
STICPAYでは、他の仮想通貨取引所と同様に、入金用のウォレットアドレスを表示させて入金します。しかし、入金用アドレスは一定時間経過後に変更されますので、入金の都度確認してください。
また、マルチシグウォレットからは入金できませんので、送金前にお使いのウォレットを確認しましょう。
銀行・カード入金の仮想通貨は両替不可
STICPAY(スティックペイ)では仮想通貨での出金も可能ですが、1点制限があります。
「銀行送金やクレジットカードで入金した資金を仮想通貨に両替し、そのまま出金する行為および第三者やマーチャントサイト等への仮想通貨送金は禁止しております。」という規定です。
マネーロンダリング対策だっコ・・・
対象になるのは「銀行送金やクレジットカードで入金した資金」なので、海外FX業者で得た利益を入金した場合は該当しないと思われます。
海外FXで得た利益を海外取引所に送金しようとすると、「一旦日本の銀行口座に出金して、国内取引所に振り込んで何か仮想通貨を購入し、国内取引所経由で海外取引所に送金する」というフローを取ることになり、かなり手間なので、STICPAYでスムーズを利用するとスムーズに送金できます。
STICPAYへの入金手数料は負担してくれる海外FX業者もありますが、仮想通貨に両替して仮想通貨取引所やウォレットに送金する場合、少なくとも両替手数料(約2%)と出金手数料(3%)が発生します。
時間に余裕がある場合は他の出金手段の方がコストが安くなりますが、すぐ出金してほかの用途に使用したい場合はSTICPAYは便利に利用できます。
STICPAYのアカウントも持っておくと便利だポン!
STICPAYで仮想通貨を両替する際の注意点と方法
STICPAY(スティックペイ)では、「仮想通貨→法定通貨」、「法定通貨→仮想通貨」の両方に対応しています。
「仮想通貨→法定通貨」の両替サービスは珍しいです。海外FX業者のFXGTも両替機能を提供していますが、「法定通貨→仮想通貨」と「仮想通貨→別の仮想通貨」のみです。マネーロンダリング対策で「仮想通貨→法定通貨」の両替を提供しづらくなっているものと思われます。
仮想通貨と法定通貨の両替機能は、両替手数料はかかりません。ただし、手数料分を上乗せして実測値で計算したところ約2%の手数料分を含んだレートで交換されるようです。
STICPAYには法定通貨用のイーウォレットと仮想通貨ウォレットの二つのウォレットがあり、それぞれ独立しています。2つのウォレット間で交換を行うことで、法定通貨から仮想通貨へ、あるいは仮想通貨から法定通貨へとスムーズに交換することが可能です。
仮想通貨を両替する方法
両替は、以下の手順で行います。
両替をするには、左側のメニューから「イーウォレット」または「仮想通貨ウォレット」を選択し、両替したい通貨の「両替」ボタンをクリックします。
両替したい金額を入力すると、両替後の金額が表示されますので、「次へ」ボタンをクリックします。今回は日本円5,000円をビットコイン(BTC)に変換する手続きを行いました。
両替レートが表示されるので、確認後、「両替」ボタンを押すと、両替が完了します。
実際に両替する前に、「両替レート」の欄で、市場価格からどの程度離れた両替レートなのか把握することができます。当サイトが調査したところ、市場価格から約2%上乗せされた価格が提示されるようです。
STICPAYの活用方法を紹介
STICPAY(スティックペイ)は手数料が比較的高いので、あまり使いたくないという方もいるでしょう。しかし、持っているとすぐにお金を動かしたいときに便利です。
クレジットカード入出金の制限が緩め
STICPAYを含めたオンラインウォレットへはクレジットカードやデビットカードでの入金が可能ですが、出金時の制限が他社と比較して緩いところもSTICPAYの特徴です。
bitwalletでは、マネーロンダリングやクレジットカード不正利用・現金化防止の観点から、1か月以内のクレジットカード入金がある場合は銀行送金による出金が制限されます。
また、BXONEのクレジットカード入金は、実施には日本円の入金ではなく、クレジットカードで仮想通貨を購入することになりますが、購入した仮想通貨は60日間移動させることは出来ません。
クレカを使うときは注意だよ!
STICPAYにももちろん制限がありますが、クレジットカード入金を行ってからの即出金が不可という1点のみです。
クレジットカード入金後に仮想通貨へ両替しての即出金は出来ませんが、Exness(エクスネス)などの海外FX業者へ一度送金することで、仮想通貨への両替から出金まで利用可能になります。
なお、STICPAYは海外FX業者のクレジット入金と異なり、「一定期間の間のクレジットカードでの出金は、クレカ利用履歴のキャンセル処理になる」という制度がそもそも存在しないので、STICPAYで利用した分は、そのままクレカの利用実績になり、ポイントも受け取ることができます。
ただし、マネーロンダリングやクレジットカードの現金化に対しては世界的に厳しいため、あからさまな現金化と思われる行為はSTICPAYから個別に制限される可能性も否定できません。派手な資金移動は慎むべきでしょう。
上記のように、一度海外FX業者などに資金移動してしまえば出金が可能になるため、3社の中ではもっとも制限が緩く自由度が高いのがSTICPAYになります。
海外FXの利益を最短1営業日で現金化可能!
FX業者から出金した場合、日本円にして自由に使える状態にしようとしても、数日かかってしまうことがほとんどです。ここで、STICKPAYの仮想通貨出金を利用して出来る限り早く日本円にし、お買い物などに使える状態にする方法を紹介します。
ここではSTICPAYの仮想通貨出金を利用します。国内取引所はLINEでおなじみのBITMAXを利用します。
国内仮想通貨取引所では、早い時間の出金申請は当日出金が可能である所もありますが、土日祝日はそうもいきません。ですが、BITMAXでは瞬時にLINEPayへと出金が可能です。そして、LINEPayはセブン銀行ATMでいつでも日本円を出金可能です。
海外FX業者からSTICPAYへと即時出金を行い、STICPAYで仮想通貨に両替後にBITMAXへ出金することで、出金処理から数時間で現金化が完了します。経験上、STICPAYで午前中に出金処理を行うと、遅くても15時までには着金しています。
欠点はBITMAXには板取引がないため、仮想通貨から日本円への交換の際に少々割安になってしまう事ですが、いち早く現金を手にしたい方にとっては便利な方法でしょう。
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STICPAYで仮想通貨を利用する際のよくある質問
- STICPAY(スティックペイ)で仮想通貨ウォレットを追加するにはどうすればいいですか?
-
STICPAY(スティックペイ)では、仮想通貨ごとにウォレットが必要です。ウォレットを作成するには、左側のメニュー一覧から「ウォレット」を選択し、「仮想通貨ウォレット」をクリックします。その後、右側の「ウォレット追加」をクリックして、追加したい仮想通貨をクリックします。
- STICPAY(スティックペイ)では仮想通貨から法定通貨への両替ができますか?
-
はい、可能です。STICPAY(スティックペイ)では、「仮想通貨→法定通貨」、「法定通貨→仮想通貨」の両方の両替に対応しています。
- STICPAY(スティックペイ)の仮想通貨の入金手数料・出金手数料はいくらですか?
-
STICPAY(スティックペイ)の仮想通貨の入金手数料は、1%です。一方、出金手数料は3%です。ビットコインの出金手数料のみ、3%に加えて0.00077BTCが上乗せされます。
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