あなたは、「RSI」というテクニカルツールをご存知でしょうか?
「RSI」は、とてもシンプルで使いやすく、勝率が高いこともあり、初心者からプロトレーダーまでに至るまで、とても人気があるオシレーターの代表とも言わてれるテクニカルツールです。
この記事の内容は、RSIの理解が浅い方や、まだ知らない方にとって必ず役に立つよう、わかりやすく解説しておりますので、興味がある方は、最後までご覧ください。
- 「RSI」とは何なのか?
- 「RSI」はどういう計算式で成り立っているのか?
- 「RSI」の期間設定はどうすればいいのか?
- 「RSI」はどう使えばいいのか?手法は?
過去紹介した名著「高勝率トレード学のススメ」でも紹介されています!
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FX・為替「RSI」とは?特徴とは?
RSIは、アメリカの証券アナリストのJ.W.ワイルダーによって、1978年に開発されたオシレーター系のテクニカル分析指標です。
ちなみにRSIは、「Relative(相対的)Strength(力)Index(指数)」の略で、日本語で直訳すると「相対力指数」となります。
RSIの特徴とは?
RSI(相対力指数)は、一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を活用して、値動きの強弱を数値で表し、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断できるという特徴があります。
レンジ相場の場合は、良く機能します。しかし、トレンドが発生した場合は、例え「買われすぎ」、「売られすぎ」の状態であっても価格が同方向に進むため、全く機能しない場合があるので注意が必要です。
FX・為替「RSIの計算式」とは?
RSIは、一定期間において、「上昇した日の値幅合計の平均」と「下落した日の値幅合計の平均」を比較し、前者の比率を表したものです。
例えば、比率が上昇日7:下落日3の場合、RSIは70ということになります。
一般的に、RSIが70を超えると「買われ過ぎ」と判断され、逆に30を下回ると低す「売られすぎ」と判断されます。
RSIの計算式には、平均を算出する部分が含まれます。平均の算出方法として「単純移動平均」を用いたカトラー氏の「カトラー式」と、「指数移動平均」を用いたJ.W.ワイルダー氏の「ワイルダー式」の2種類のRSIが存在します。
「単純移動平均」と「指数移動平均」は、移動平均線で平均を算出する際にも使われる計算方法です。
計算式は違うものの「売られすぎ」、「買われすぎ」を表す指標という意味ではともに同様です。
それでは、RSIの計算式について解説します。詳しく見ていきましょう。
カトラー(Cutler)式のRSIとは?
- A: 計算日数分の前日比上昇幅の平均
- B: 計算日数分の前日比下落幅の平均
まず、最初に終値の前日比(当日の終値-前日の終値)を算出して、「上昇日」か「下落日」かで分けます。
次に計算日数内の上昇幅の合計を計算日数で割ったもの(A)、計算日数内の下落幅の合計を計算日数で割ったもの(B)をそれぞれ求め、上記の公式に当てはめます。
カトラー式のA、Bは前日比上昇幅、前日比下落幅の「単純移動平均」を求めているので、このようなシンプルな計算式になります。
ワイルダー(Wilder)式のRSIとは?
ワイルダー式のRSIでは、1本目はカトラー式と同じ計算式ですが、2本目以降のA、Bの計算式が異なります。計算期間をnとすると(5日間の平均を取るRSIならnは5)、A’とB’は以下のようになります。
- A’: {一つ前のn期間のRSIのA × ( n – 1 ) + 今回の上昇幅 × 1 } ÷ n期間
- B’: {一つ前のn期間のRSIのB × ( n – 1 ) + 今回の下落幅 × 1 } ÷ n期間
計算が複雑っコ・・・
具体的な数字で説明するとわかりやすくなりますので、期間5日のRSIで解説します!
カトラー式では、5日間の上昇幅や下落幅を足した後に、日数(5日)で割ることでRSIを算出しました。
単純に割っているので、RSIに与える影響は5日間の中のどの1日も同じです。
一方、ワイルダー式では、直近の1日を特に重視するように計算しています。
先ほどのわかりにくい式は、このことを表しています。
ここだけ覚えれば大丈夫ポン!
ワイルダー式のRSIは、直近の値を重要視するため、「指数移動平均線(EMA)」と同様に値動きがテクニカル指標の値に反映されるのが速いという特徴があります。
ワイルダー式のRSIの方が元祖で、その後カトラーがA、Bの算出を単純移動平均に組み直したもので算出しています。
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FX・為替「RSIの期間(パラメーター)設定」について
RSIは、MT4・MT5でチャート上で表示する際、何も設定変更しない場合は、通常『14日間』で設定されています。
これは、RSIを考案した「ウエルズ・ワイルダー・ジュニア」が14日間で設定していたからと言われています。
初心者の方は、期間設定で悩まれると思いますが、正直時間の無駄です。
まずは、デフォルトの設定「14」で設定して、自分の中で不都合や検証したい場合は変更すれば良いですが、それ以外は、通常設定で問題ありません!!!
FX・為替「RSIの使い方・手法」とは?
前述しましたが、RSIは買われすぎと売られすぎを見極めることが可能です。
ただし、単純にRSIが30%や70%をつけたからといって、単純に逆張りエントリーをするという形だけだと、トータルで勝っていくことは難しいのが現実です。
なぜなら、強いトレンドが発生するとRSIの張り付きという弱点が出てしまうからです。
ダマシの回避が重要
この張り付きによるダマシを回避するためにどういった条件を追加していくのか、というのがRSIを使った取引におけるポイントになってきます。
例えば、RSIが30%や70%を超えたタイミングでエントリーするのではなく、超えてから反転するのを確認するまで待ってエントリーをすれば、張り付きの可能性は低くなります
中には、反転してから30%や70%のラインを割り込んだタイミングまで待ってエントリーする手法も存在します。
RSIが示す「ダイバージェンス」とは?
RSIは、「ダイバージェンス」に着目する使い方もあります。
ローソク足チャートでは、価格は安値を更新してるが、RSIでは更新していない。
ダイバージェンスとは、「逆行現象」とか「逆乖離」と訳されます。
価格が高値・安値を更新したのにも関わらず、RSIは更新していない時に、この逆行現象(ダイバージェンス)が発生します。
どのような効果があるのかと言うと、トレンドが弱まっている事を知らせてくれるサインとして発生する場合が多くあります。
トレンドが弱まった事を早く知る事によって、利益確定(決済)に活用する事ができます。
FX・為替「RSI」のまとめ
今回の記事は、RSIについて詳しくまとめました。
RSIをエントリールールや利確等の指標に取り入れるのも個人的にも「あり」だと思っています。
しかしながら、FXや株式、仮想通貨、いかなるトレードにおいて必ず価格がこうなるというのは存在しません。
よって、ご自身のトレードの「後押し」程度に考えて用いることをおすすめします。
また、ご自身の資産を守る為にも、トレードの指標とする前に、本当に機能するのか否か?デモトレードや検証をしてから本番トレードに活かすようにして下さい。
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