最近「My Neighbor Alice」という仮想通貨ゲームが徐々に知名度を上げてきています。
ゲーム性としては、どうぶつの森のようなもので、かわいらしいビジュアルです。
2021年にプロジェクトの立ち上げが発表されたばかりのゲームですが、MyNeighborAlice(ALICE)トークンは12月現在ですでにゲーム系仮想通貨(Play To Earn)の中で6位、全体でも157位の時価総額となっています。
残念ながら、ゲームのプレイ開始は2022年春からのようでだいぶ先ですが、立ち上げ前から時価総額も高く、様々な仮想通貨取引所で取り扱われているという点で、正式スタート後には価格が急上昇する可能性もあります。
この記事では、My Neighbor Aliceとは何かや、これまでに明らかになっている情報について紹介します。
My Neighbor Aliceとは?
ゲームのメインは、ディセントラランドなどと同様に、土地やNFT(非代替性トークン)の売買です。グラフィックは、絵本風のタッチでほのぼのしたものですね。グラフィックに気合が入っているということはゲームの中身にもある程度期待が持てるのではないでしょうか。
取り扱い取引所は増加中
徐々に取り扱いのある取引所が増えています。最近では、2021年10月にBybit(バイビット)がMyNeighborAlice(ALICE)のデリバティブ取引を開始しました。
なお、Bybitはデリバティブのみで現物は購入できないため、筆者はBinance(バイナンス)で現物を少し購入してみました。Binanceのほかには、Gate.ioやMEXCでも現物を購入できます。
ちなみにBinanceでは、My Neighbor Aliceの運営会社のCEOを呼んでイベントも開催されたそうです。この雰囲気は女性が作ったような気がしていましたがやはり女性でした。美人ですね。
まだ大きな価格上昇はなし
MyNeighborAlice(ALICE)トークンは、まだ大きな価格上昇はしていません。むしろ、発行以降に価格が低下していたのがようやく戻った状況です。
2021年3月のスタート当初は3,000円を超えていたものの、一時期は400円台まで低下し、11月になってやっと3,000円台に戻してきました。しかし、12月になると仮想通貨市場全体が値下がりした影響で、再び1,600円台まで低下しています。
参考までに、ゲーム系仮想通貨(Play To Earn)で時価総額1位のAxie Infinity(アクシーインフィニティ)のチャートを出すと、大きな値上がりを見せています。
MyNeighborAlice(ALICE)トークンも人気が出ればこのような値上がりになる可能性もありますが、価格が停滞し続ける可能性もあります。
日本語非対応なので、なかなか難しいですが、少しプレイして将来性がありそうか検討してみるのがいいのではないでしょうか。あるいは、今の価格が安い時期にプロモーション動画だけ見て可能性を感じたら、少額投資してみるという手もあります。
プロモーション動画はYoutubeで視聴できます。
プレアルファ版の募集は終了
My Neighbor Aliceの現在の状況としては、2022年春に予定されている正式リリース町です。
先行してゲームをプレイできる「プレアルファ」版の参加者が募集されていた時期もあったのですが、現在は終了しています。
土地販売イベント「宝くじ」には参加可能
My Neighbor Aliceのゲームの基本は、ディセントラランドと同様、土地の売買です。そのため、すでに3回、先行して土地販売のイベントが開催されています。
土地の販売は、抽選形式で行われるため、「宝くじ」と呼ばれています。1区画の価格は50ALICEだということです。50ALICEは、最高値のレートで約15万円、現在のレートで8万円です。なかなか高いですね。
Axie Infinityの初期費用が高いという記事を書きましたが、基本プレイ無料か、プレイ開始にそもそもお金が必要かの違いだけで、仮想通貨ゲームというものはどれもそれなりにお金がかかるもののようです。
しかし次の抽選があったら試しに1区画購入してみる予定です。2021年6月、8月、10月という頻度で開催されているので、次は12月に発表があるのではないかと思われます。
10月に行われた宝くじのルールは以下の通りです。
・14日間のステーキング期間中にALICEトークンを預け入れる。土地購入に当選したら、50ALICEで購入できる。
・最低ステーキング金額は50ALICE。抽選なのでこれだけでも当選する可能性はあるが、ALICEトークンまたはCHRトークンを追加でステーキングすると当選確率が上がる。
当選確率は、保有する「チケット」の数で決まるそうです。1ALICEを1日ステーキングするごとに1枚のチケットが獲得できます。
さらに、My Neighbor Aliceは「Chromia」というブロックチェーンプラットフォーム上に構築されているのですが、このプラットフォームのトークンである「CHR」をステーキングすることでも、20CHRを1日ステーキングするごとに1枚のチケットを受け取ることができます。
当選した土地が値上がりするのに期待だね!
たくさんステーキングし、チケットを持っていた方が当選確率は上がるとのことですが、過去実績を見たところ、350チケットなどの少ない数でも当選している人はいるようです。最低ステーキング金額の50ALICEを期間いっぱいの14日間ステーキングしただけでも700チケットもらえるので、半分の期間しか参加しない人でも当選できた場合もあるということですね。
架空の土地を買って何が楽しいのか・・・
My Neighbor Aliceは、流行りのメタバース(仮想空間)のゲームです。しかし、ディセントラランドに対しても感じましたが、仮想空間の土地を買ったりNFTを買ったりして一体何が楽しいのか・・・と考えてしまいます。
流れに乗ればそうしたゲームで大きく儲けられるのかもしれないのですが、しょせんはただの電子データのおもちゃという冷めた目で見てしまうと、土地価格が暴落するのが怖くて投資などできそうもありません。
しかし、コロナウイルスのオミクロン株の影響なのか、ちょうどいま最高値から見ると半額くらいになっていますので、50ALICE買ってみました。
あまり大きく投資するつもりはないのですが、これで次回の宝くじには一応参加してみようと思います。
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