HFMのメリット・デメリットは?特徴や安全性を完全網羅!

HFMは2010年に運営を開始した海外FX業者です。大手海外FX業者のXMTradingは2009年に設立されているので、同じくらいの老舗業者です。

日本での知名度はそこまで高くないですが、サービス提供国は180ヶ国、顧客口座数は2,500,000を超えるグローバル展開のブローカーです!

たぬき

海外FX歴の長い人は知ってるブローカーだポン

近年は日本人顧客向けに力を入れ始め、円建て口座の採用・クッション機能付きのボーナス・コピートレードを中心に取引環境をアップグレードしています。

今回はHFMのメリット・デメリットを中心に知っておきたい特徴を徹底的に解説しました。最後まで読み終えれば、HFMは自身が求める海外FX業者か否か判断できる材料になるでしょう。

目次

HFMはどんな海外FX業者?会社概要や口座スペックで紹介

HFMは2010年から現在まで約14年近くサービスを続ける信頼性の高い海外FX業者です。

数々のFXブローカー賞の受賞やスポンサー活動、社会貢献活動にも尽力しています。

ここでは、HFMはどんな海外FX業者なのか、会社概要や口座スペックで紹介します。

HFMの会社概要

運営会社HF Markets (SV) Ltd.
登記住所Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines
サービス開始2010年
保有ライセンスセントビンセント・グラナディーン金融庁(FSA)
登録番号:22747IBC
資金管理分別管理
Renaissanceの保険に加入(最大€500万補償)
グループ会社ライセンスHF Markets(UK)Ltd:英国金融行動監視機構ライセンス(番号:801701)
HF Markets(Europe)Ltd:キプロス証券取引委員会ライセンス(番号:HE277582)
HF Markets(Seychelles)Ltd:セーシェル金融庁ライセンス(番号:SD015)
HF Markets(DIFC)Ltd:ドバイ金融サービス機構ライセンス(番号:F004885)
HF Markets SA(PTY)Ltd:南アフリカ金融サービス委員会ライセンス(番号:46632)
電話番号・メールアドレス+44-2030978571
backofficeasia@hfm.com
公式サイトHFM公式サイト

海外FX業者はどこもオフショアライセンスで運営されていますが、HFMはセントビンセント及びグレナディーン諸島に拠点を置いています。

このライセンスの信頼性はそれほど高くありませんが、グループ会社としては信頼性の高いライセンスを多数保有しています。

さらに、最大€500万まで補償してくれる保険に加入しています。保険に加入している海外FX業者は少ないため、安全性を重視する人には評価できるポイントです。

たぬき

大手海外FX業者ならではポン!

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HFMの口座スペック

HFMは裁量トレード用の口座で合計5種類【CENT口座・ZERO口座・PRO口座・PREMIUM口座・トップアップボーナス口座】が用意されています。

取引口座に応じてスペックが異なり、スプレッド・ボーナス・スワップフリーの有無などに違いがあります。

5種類の口座スペック比較一覧表(横スクロール
スクロールできます
CENT口座ZERO口座PRO口座PREMIUM口座トップアップボーナス口座
取引プラット
フォーム
MT4/MT5MT4/MT5MT4/MT5MT4/MT5/HFMMT4/MT5/HFM
最大レバレッジ2,000倍2,000倍2,000倍2,000倍1,000倍
スプレッド1.2pips~FX通貨ペア0.0pips~0.6pips~1.2pips~1.4pips~
最小取引サイズ0.01 ロット0.01 ロット0.01 ロット0.01 ロット0.01 ロット
1ロットのサイズ1,000通貨100,000通貨100,000通貨100,000通貨100,000通貨
最大保有可能ポジション数150500500500500
ロスカット水準20%20%20%20%20%
マージンコール50%50%50%50%50%
取扱銘柄FX/ゴールドFX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨
基本通貨JPY, USDUSD, EUR, NGN, JPY, IDRUSD, EUR, NGN, JPY, IDRUSD, EUR, NGN, JPY, IDRUSD, NGN, ZAR, JPY, IDR
取引手数料無料有料($6~/1ロット)無料無料無料
ゼロカットありありありありあり
スワップフリーありありありありなし
ボーナスなしなしなしなしあり
最小入金額設定なし設定なし設定なし13,000円設定なし
EAの利用可能可能可能可能可能

HFMのメリット7選

HFMは最大レバレッジ2,000倍や充実した取引環境が魅力、特に以下の7点がメリットです。

HFMのメリット
  • 最大2,000倍でハイレバレッジトレード可能
  • メジャー通貨スワップフリー対応
  • スプレッドが比較的狭くなった
  • FX通貨ペア以外にも多数の金融商品がある
  • FX通貨ペア以外にも多数の金融商品がある
  • ボーナスの種類やROFMの還元率が凄い
  • デモ口座のデモ・コンテストがお得
  • コピー取引を簡単に始められる

最大2,000倍でハイレバレッジトレード可能

HFMは最大2,000倍のハイレバレッジトレードが可能です。

海外FX業者は国内FXのレバレッジ25倍を遥かに超えるレバレッジが魅力ですが、HFMの2,000倍のレバレッジは他の海外FX業者と比較しても非常に高く設定されています。

唯一トップアップボーナス口座は最大レバレッジ1,000倍ですが、他の4種類の口座は共通の2,000倍。

また、HFMは口座残高が一定以上の場合はレバレッジ制限・規制を行います。

有効証拠金残高最大レバレッジ
$0〜$4,9992,000倍
$5,000〜$39,9991,000倍
$40,000〜$99,999500倍
$10万以上200~75倍

HFMは口座の有効証拠金残高$5,000(日本円換算$1=150円の場合は約75万円)を超えた時点で最大レバレッジは1,000倍に制限します。

ただし、そのあとの制限は$40,000まで最大レバレッジ1,000倍でトレードできるので、レバレッジに対する制限は他の海外FX業者に比べて緩くハイレバレッジトレードを堪能できます。

なお全口座共通で【経済指標発表15分前】【発表後5分後】、【サーバー時刻23:00-01:00】は、新規ポジションに限定して最大レバレッジ500倍に固定されるため気をつけましょう。

たぬき

少額資金でもハイレバレッジトレードなら高額利益があり得るポン!

メジャー通貨スワップフリー対応

HFMはメジャー通貨のスワップフリーに対応しています。

以前はイスラム教徒しか加入できないイスラム口座限定でしたが、現在はトップアップボーナス口座を除くすべての口座でメジャー通貨はスワップフリーです。

FX通貨ペアAUDNZD、AUDUSD、EURCHF、EURUSD、GBPJPY、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、UDCHF、AUDJPY、EURAUD、EURCAD、EURGBP、EURJPY、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDJPY、NZDCAD
ゴールドXAUUSD
エネルギーUKOIL、USOIL

ドル円やユーロ円といった日本人に人気のメジャー通貨を中心にスワップフリーでトレードできるため、長期的にポジションを保有するトレーダーに起こり得るスワップ負けを排除できます。

また、FX通貨ペアのスワップフリーは採用する海外FX業者が増えてきましたが、エネルギーの原油や石油まで対象なのは非常に珍しいと言えるでしょう。

スプレッドが比較的狭くなった

HFMのスプレッドが比較的狭くなりました。

これまでHFMのスプレッドは他の海外FX業者と比べて少し高い水準と言われていました。

しかし、最近の取引口座のアップグレードによってスプレッド水準は大幅に改善されています。

以下に人気海外FX業者のスタンダードタイプ口座のUSD/JPY(ドル/円)とEUR/USD(ユーロ/ドル)のスプレッドと比較してみました。

海外FX業者名USD/JPY(ドル/円)EUR/USD(ユーロ/ドル)
HFM(PREMIUM口座)1.8pips前後1.4pips前後
XMTrading1.6pips前後1.6pips前後
TitanFX1.3pips前後1.2pips前後
FXGT1.4pips前後1.1pips前後
FBS1.5pips前後1.1pips前後

海外FX業者のスプレッドは変動制なので常に上記のスプレッドで取引はできません。

場合によってはHFMのスプレッドが他の海外FX業者より高かったり低かったりします。

たぬき

複数のFX業者の口座を作れば一番スプレッドが低い銘柄を比べてトレードできるポン!

FX通貨ペア以外にも多数の金融商品がある

HFMはFX通貨ペア以外にも多数の金融商品をトレードできます。

具体的にはFX・メタル・エネルギー・株式・株価指数・債権・コモディティ・ETF・暗号通貨の合計9種類。

FX51種類以上
メタル6種類以上
エネルギー2種類以上
株式93種類以上
株価指数12種類以上
債権3種類以上
コモディティ5種類以上
ETF23種類以上
暗号通貨40種類以上

合計200種類以上を超える銘柄を取引できるため【トレンドが発生している銘柄を探してトレードする】といったトレードスタイルにも対応できます。

また、金融商品の採用が少ない海外FX業者だと他の金融商品に興味が出た場合、別の海外FX業者のアカウントを開設する必要がありますが、HFMであれば大半の銘柄をカバーしているので安心です。

ボーナスの種類やROFMの還元率が凄い

HFMはボーナスの種類やROFMの還元率が人気です。

たとえば、以下のようなプロモーションを開催しています。

  • 新規口座開設ボーナス(不定期開催)
  • 20%入金ボーナス
  • HFMマラソン
  • HFMガジェット抽選プレゼント
  • トレーダー賞
  • ROFM(余剰証拠金還元)
  • HFMロイヤリティプログラム
  • デモ・コンテスト
  • HFMグッズ

特にROFM(余剰証拠金還元)とHFMロイヤリティプログラムはトレードするだけで還元されるボーナスタイプなので特徴的です。

デモ口座のデモ・コンテストがお得

HFMはデモ口座専用で開催されるデモ・コンテストがお得です。

デモ口座でトレードを行ってデモ・トレーダーと入賞を狙って競います。

上位3位までに入賞すればトレードに使えるボーナスを獲得可能。

1位$2,000
2位$1,000
3位$500

デモ口座を使ってトレードするため、リアルマネーのリスクは一切ありません。

投資金に余裕がないときやトレードスキルを磨きたい場合は、デモ口座を作成してデモ・コンテストに参加してみてはいかがでしょうか。

コピー取引を簡単に始められる

HFMはコピー取引に力を入れる海外FX業者です。

HFMのコピー取引は、トレーダーのトレードをコピーして取引するフォロワーと自身のトレードスキルを公開するストラテジープロバイダーの2種類に分かれます。

フォロワーはストラテジープロバイダーに手数料を支払ってトレードを自動的にコピー、ストラテジープロバイダーは自身のトレードをフォロワーにコピーさせて手数料を貰う仕組み。

トレードスタイルを確立していなかったりトレードする時間がなかったりするトレーダーは、利益率が高いトレーダーを選んで放置するだけなので簡単です。

たぬき

苦手な相場でもコピー取引なら稼げる可能性があるポン!

HFMのデメリット4選

HFMはメリットだけでなくデメリットもあり、ここでは特に気になる4点を紹介します。

らっこ

らっこが厳しくジャッジしたっコ!

HFMのデメリット
  • ストップレベルの平均は3pips
  • 土日に仮想通貨取引ができない
  • 制度変更が頻繁・ルールがややこしい
  • ボーナスが受け取れる口座に制限が多い

ストップレベルの平均は3pips

HFMはストップレベルの平均は3pipsです。

ストップレベルとは、指値・逆指値注文時に現在価格より離す必要がある値幅です。

指値・逆指値注文を頻繁に利用するトレーダーの場合、3pipsの値幅は意外に広め。

たとえば、トレード画面から目を離したときに購入したレートで逆指値注文はできず、最低でも3pipsの損失が確定してしまいます。

仮に100,000通貨のポジションで3pipsの損失を考慮した場合の金額は3,000円のマイナス。

成行注文は同値撤退も可能ですが、常に相場を確認できないトレーダーにとってストップレベルは重要です。

また、平均3pipsの値幅があるので指値・逆指値によるスキャルピングトレードも非常に厳しいでしょう。

土日に仮想通貨取引ができない

HFMは仮想通貨(暗号通貨)取引に対応していますが、土日にトレードはできません。

仮想通貨は24時間365日トレードができる魅力があり、土日にボラティリティが活発になるケースもあります。

なんらかの理由で土日に暴騰・暴落した場合でもHFMは売買ができず、せっかくの利益や損失を確定が不可能。

月曜日から金曜日のあいだは24時間トレードできるため、保有ポジションは土日に跨がないようにしたほうが無難でしょう。

らっこ

FX取引ができない土日だからこそ仮想通貨トレードしたいのにできないのは意味ないっコ!

制度変更が頻繁・ルールがややこしい

HFMは制度変更が頻繁にあったりルールがややこしかったりします。

HFMは元々HotForexという名称でサービスを展開していましたが、現在はHFMに名称が変わっています。

また、名称が変わるだけでなく取引口座のスペックが変わったり、全口座対象のボーナスが廃止されたり、良い意味でも悪い意味でも頻繁にシステムを弄る傾向です。

他にも同一口座間の両建ては可能でも、他口座や他業者間での両建ての禁止といったルールもあります。

規定のプライバシーポリシーや利用規約に関しても英語の記述しかなく、翻訳機能を使えばそれなりに理解できますが、確実に取引条件を確認したい場合には不便と言えるでしょう。

ボーナスが受け取れる口座に制限が多い

HFMはボーナスが受け取れるトップアップボーナス口座に制限が多いです。

トップアップボーナス口座の制限は以下のものがあります。

  • 最大レバレッジは1,000倍まで
  • スプレッドが他の口座より少し高い
  • スワップフリー対象外
  • 出金や資金移動した割合分のボーナスが消滅
  • 60日経過で休眠口座化してボーナス消滅
  • ボーナスを他の口座に移動できない

全体的に他の口座に比べて不利にトレードすることになり、ボーナス分のメリットを感じづらいでしょう。

らっこ

20%の入金ボーナスの割に制限が多くて使いづらいっコ!

HFMの保有ライセンス・安全性・サポート体制

HFMの保有ライセンス・安全性・サポート体制は非常に優れています。

ここでは項目別にHFMの信頼性について解説しました。

保有ライセンス

HFMの保有ライセンスはセントビンセント・グラナディーン金融庁(FSA)の登録番号:22747IBCです。

セントビンセント・グラナディーン金融庁の金融ライセンスの信頼度は可もなく不可もなくですが、グループ全体では信頼性のある英国やキプロスの金融ライセンスを取得しています。

  • HF Markets (SV) Ltd:セントビンセント・グレナディーン金融庁ライセンス(番号:22747 IBC 2015)
  • HF Markets(UK)Ltd:英国金融行動監視機構ライセンス(番号:801701)
  • HF Markets(Europe)Ltd:キプロス証券取引委員会ライセンス(番号:HE277582)
  • HF Markets(Seychelles)Ltd:セーシェル金融庁ライセンス(番号:SD015)
  • HF Markets(DIFC)Ltd:ドバイ金融サービス機構ライセンス(番号:F004885)
  • HF Markets SA(PTY)Ltd:南アフリカ金融サービス委員会ライセンス(番号:46632)
たぬき

金融ライセンスの保有数が高いほど信頼度は増すポン!

安全性

HFMの安全性は数々の賞の受賞歴や€500万の業界最高級の損害賠償保険の加入です。

50以上のブローカー賞の受賞(例:BEST GLOBAL AFFILIATE PROGRAMS 2024、TOP 100 COMPANIES、BEST TRADING ACCOUNTS GLOBAL)は信頼できる海外FX業者の証。

また、Renaissanceという民事賠償保険制度(最大€500万補償)に加入しているので、万が一HFMに預ける資金が返ってこないような事態になっても保証してくれる安心感があります。

保険に加入する海外FX業者は非常に少なく、国内FX業者のように投資金を安全に預けたい場合はHFMに魅力を感じるでしょう。

サポート体制

HFMは以下の4種類のサポートへ問い合わせできます。

問い合わせ方法対応時間日本語
ライブチャット15:30~24:00
(夏時間)14:30~23:00
対応
問い合わせページ24時間不可
Eメール24時間対応
電話(予約専用)15:30~24:00
(夏時間)14:30~23:00
不可

HFMの問い合わせ方法で最もスピーディに回答を得られるのはライブチャット。ライブチャットは日本語で質問をすれば日本語で返答してくれるので安心です。

また、HFMのアカウントを作成していない場合でもライブチャットで問い合わせられるため、口座開設前に知りたい疑問点があれば質問してみましょう。

HFMに関するよくある質問

myHF口座と取引口座の違いは?

myHF口座はHFMに登録すると自動的に作られる財布のような口座になり、入出金や取引口座間の資金移動などに使われます。一方、取引口座はトレードに利用するライブまたはデモ口座を意味します。

HFMのボーナスは意味ないという検索の理由は?

過去にHFMが開催していたボーナスはクッション機能がないことで【意味ない】と検索されていました。しかし現在はボーナスにクッション機能を付与しているので関係ありません。

HFMとHotForexの関係は?

HFMの旧名称がHotForexでした。

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