今回の記事では
FX初心者の皆様へ向け
「スプレッド」に焦点を当て徹底的に解説しました!
こんな疑問が解決できます!!!
- 「スプレッド」とは!
- 「原則固定スプレッド」と「変則性スプレッド」とは!?
- 「スプレッド」が広がる要因や時間帯とは!?
- 「スプレッド」の計算方法とは!?
- 「スプレッド」の良くある質問とは!?
この記事ではこのような疑問が全て解決できます。
是非!最後までお付き合い下さい!!!
FXの「スプレッド」とは?
FXにおいてスプレッドとは、通貨ペアごとにあらかじめ設定されている『為替レートの売値と買値の差』の事を言います。
このスプレッドは、狭いほどトレードのコストが下がり、私達トレーダーにとってメリットになります。
FXで実際にトレードする上で必ず理解しておくべき基本知識ですので、これからFXを始める方は、スプレッドの意味や注意点などをしっかりと理解しておきましょう!
それでは、詳しく解説します。
為替レートの売値と買値の差とは!?
FXでは為替レートの変化をみながら通貨の売り買いを行いますが、この「通貨を売る時の値段(BID)と通貨を買う時の値段(ASK)の差」をスプレッドといいます。
例えば、売り(Bid)が100円、買い(Ask)が101円になっていた場合、差額の1円がスプレッドという事になります。
これがFX業者がトレーダーから徴収している手数料になります。
FX業者は、口座維持手数料など各種の手数料が基本的に無料になっていますが、実はスプレッドを使って利益を得ているのです。
つまり、101円で買って、次の瞬間に売って、価格の変動が一切なかった場合、損益は『0円』ではありません。
仮にスプレッドが1円だった場合、損益は-1円になってしまいます。
そのため、スプレッドが広い会社でFXを行うと、それだけコストがかかる=損しやすくなってしまうのです。これが、『FX業者を選ぶ際は、スプレッドが狭いところを選ぶべき』と言われている所以なのです。
FX業者によってスプレッドは異なる
スプレッドは、各FX業者がそれぞれ設定しており、FX業者によってその値は異なります。
前述の通りFXではスプレッドが小さいほど利益を出しやすい為、FX業者選びの際にスプレッドを重視するトレーダーも多い傾向にあります。
通貨ペアによってスプレッドは異なる
FXでは「米ドル/円」や「ユーロ/円」など、多数の通貨ペアの中から取引するものを選べますが、通貨ペアによってもスプレッドは異なります。
一般的に、取引量の多い通貨ほどスプレッドが狭くなる傾向があります。
特に取引量が多く人気の通貨ペアと言える「米ドル/円」のスプレッドは、他通貨に比べ狭い傾向にあります。
初心の方で、取引する通貨ペアをどのように決めたらよいかわからないという方は、まずは取引量が多くスプレッドも狭い『米ドル/円』から始めてみるのも良いと言えます。
FX『原則固定スプレッド』と『変動性スプレッド』とは!?
FXのスプレッドは、『原則固定スプレッド』と『変動性スプレッド』の2つに分けられます。
それぞれのスプレッドの詳しく見ていきましょう。
FX『原則固定スプレッド』とは!?
原則固定スプレッドとは、スプレッドの幅が基本的に固定されている事を言います。
※国内FX業者は、原則固定スプレッドがほとんどです。
但し、『原則』固定スプレッドという名前のとおり、例外的にスプレッドが広がる場合があります。
FX『変動性スプレッド』とは!?
変動性スプレッドとは、スプレッドの幅が常に変動する事を言います。
※海外FX業者は、変動性スプレッドがほとんどです。
取引時点の状況に応じて、スプレッドが狭くなったり広くなったりします。
そもそも為替取引が行われるインターバンク市場ではスプレッドは固定されていないのですが、この固定されていないそのままの状態で提供しているのが変動性スプレッドです。
FXのスプレッドが変動する要因や時間帯とは!?
先程、説明しましたが、『原則固定スプレッド』でも、例外的にスプレッドが変動する事があります。
ではどのような要因・時間帯でスプレッドが変動するのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
市場の流動性が少ない早朝や年末年始など
早朝(日本時間で5時~7時)や年末年始など、世界的に取引参加者が少なく市場の流動性が下がった際に、スプレッドは変動する傾向にあります。
このようなタイミングでは相場が急変しやすく、取引のリスクが高まるため、初心者の方はなるべく取引を控えた方が良いと言えます。
重要な経済指標の発表前後
米雇用統計など、重要とされる経済指標の発表前後のタイミングでは、相場で大きな変動が起こり、スプレッドが拡大する場合があります。
FX業者が公表している「経済指標カレンダー」を見れば、イベントが一覧できるので、スプレッドが広がりそうな時間帯は取引を控えた方が無難です。
突発的なサプライズ報道
災害やテロ、経済に大きな影響を及ぼす事件など、突発的かつ重大な事象が発生した際にも、相場変動によってスプレッドが変動しやすくなります。
FXのスプレッドで実際のコストはどうなるの?取引コストの計算方法とは!?
FX初心者の方は、『スプレッドが0.3銭』と言われても、実際の取引でどれほどのコストが発生するのかイメージできないという方も多いかもしれません。
FX取引のスプレッドによる実際のコストは、「スプレッド×取引数量」の計算式で求めることができます。
例えば、米ドル/円のスプレッドが0.3銭で米ドルを1万通貨取引する場合
スプレッドによるコストは「0.3銭×1万通貨=3,000銭」
つまり『30円』ということになります。
FX会社選びの決め手はスプレッドの狭さだけではない
スプレッドはFX会社選びの際に重視されるポイントではありますが、FX会社選びの決め手はスプレッドの狭さだけではありません。
『キャンペーン』や、『各種ボーナス 』なども重要です。また、最新の経済ニュースをフォローするための情報コンテンツの充実度や、質問があるときやトラブルがあった場合のサポート体制を等、スプレッドだけで判断していると、これらのポイントを見落としてしまうので注意が必要です。
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