海外FX業者で仮想通貨取引をするメリット・デメリット

仮想通貨の取引といえば一般的には仮想通貨取引所ですが、海外FX業者でも仮想通貨を取引することができます。

海外FX業者では現物の取り扱いはないため、CFD扱いの仮想通貨FX(暗号資産FX)となります。海外取引所だと無期限先物取引が近い取引です。

取引条件としては、全体的に仮想通貨取引所よりは劣る場合が多いですが、一番のメリットは同じ口座の資金を利用してFXや原油、ゴールド、株価指数など多彩な商品を取引できることです。

らっこ

海外FX業者は50種類以上の銘柄を取引できるのが普通だよ!

この記事では、海外FX業者で仮想通貨を取引する際のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

目次

海外FX業者で仮想通貨取引をするメリット

最大のメリットは、FX通貨ペアをはじめとしたさまざまな銘柄をトレードできることですが、そのほかにもいくつかのメリットがあります。

海外FX業者で仮想通貨取引をするメリット

✔取引できる銘柄が豊富

✔ハイレバレッジを利用できる業者も

✔スワップフリーを採用する業者も

✔金融ライセンスを保有している

✔ハッキングのリスクが低い

✔プラットフォームの操作性が良い

✔サーバーダウンが発生しにくい

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

取引できる銘柄が豊富

ほとんどの海外FX業者で、FX通貨ペア、株価指数、貴金属(ゴールドなど)、エネルギー(原油など)の取り扱いがあります。

仮想通貨の取り扱いがある海外FX業者はまだ半数くらいですが、徐々に増えていっています。

また、一部の海外FX業者では、アマゾンやアップルなど大手企業の個別株を取引することができます。

らっこ

どれも現物のやりとりは発生しないCFDだよ!

ベーシックな銘柄だけを扱う海外FX業者も多いですが、Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンFX)は、かなり銘柄のラインナップに力を入れています。

ハイレバレッジを利用できる業者も

最近規制強化により、従来海外取引所の魅力となっていた最大レバレッジが、引き下げられる傾向にあります。

Binance(バイナンス)の最大レバレッジは、BTCUSDTで125倍ですが、2021年7月には、新規口座開設から60日以内はレバレッジが20倍に制限され、その後時間の経過とともに徐々にレバレッジが引き上げられる制度が発表されました。また、FTXも7月にレバレッジを20倍に引き下げると発表しました。

らっこ

業界全体の流れなんだね!

一方、海外FX業者は海外取引所よりも高いレバレッジを提供している場合もあります。FXGTはポジション量によりますが最大1000倍、Exness(エクスネス)は200倍となっています。

しかし、どの海外FX業者でも、基本的にはFX銘柄より低いレバレッジとなっていて、20倍程度が一般的です。

スワップフリーを採用する会社も

海外FX業者で仮想通貨のポジションを持つと、売りも買いもマイナスのスワップポイントが発生してしまうのがデメリットでしたが、Exness(エクスネス)がスワップポイントの発生しないスワップフリーのサービスを導入し、人気が高まっています。

Exclusive Markets(エクスクルーシブ・マーケット)も近日中にスワップフリーを導入する予定で、今後海外FX業者でメジャーなサービスになる可能性もあります。

海外取引所では、通常8時間おきに資金調達率の受け渡しが行われるので、スワップポイントや資金調達率といった、ポジションを保有することで収益が増減する仕組みに影響されたくない人は、Exnessがおすすめです。

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金融ライセンスを保有している

海外FX業者では、ほとんどの業者が金融ライセンスを保有しています。資本金要件や本人確認(KYC)の義務付け、分別管理の徹底など、ライセンス発行国の金融当局がある程度規制を行っているため、顧客保護や資金の安全面では一定の信頼を置けるでしょう。

なぜマイナーな国で金融ライセンスを取得している業者が多いの?

海外FX業者のライセンス事情を説明すると、日本や欧州などの金融ライセンスは規制が厳しいため、ハイレバレッジやボーナスなど、ユーザーにメリットのあるサービスを提供できません。そのため、海外FX業者はセーシェルやバヌアツなど、規制の緩い国で金融ライセンスを取得しています。これを「オフショアライセンス」と呼びます。

海外FX業者はすべてオフショアライセンスではあるのですが、その中でもライセンス発行国ごとに規制の厳しさは異なり、セーシェルは比較的厳しいとされています。金融ライセンスがしっかりした国がいい方は、セーシェルライセンスのFXGTExness(エクスネス)がおすすめです。

ハッキングのリスクが低い

仮想通貨取引所では、ハッキングが話題に上ることがありますが、海外FX業者では基本的にハッキングによる資金の流出は発生しません。

絶対にないとは言えませんが、仮想通貨のように簡単に第三者に送金できる仕組みとなっていないため、攻撃のターゲットになりにくいのです。

どの宛先にでも送金できる仮想通貨取引所と異なり、海外FX業者では、基本的に本人名義の銀行口座や海外FX業者に登録したメールアドレスと同じアドレスのオンラインウォレットなど、限られた出金先にしか出金できません。そのため、仮にIDやパスワードが不正利用されたとしても、口座内の資金を第三者に送金する方法が少ないのです。

たぬき

マネーロンダリング対策が厳しいんだよ!

例外として、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨出金に対応している海外FX業者では、第三者の仮想通貨アドレスに送金されてしまうリスクが存在します。このため、FXGTでは仮想通貨取引所と同様に二段階認証(出金時)を採用しています。

ハッキングのリスクを低くしたい人は、Milton Markets(ミルトン)やTitan FX(タイタンFX)など、仮想通貨での入出金に対応していない海外FX業者を利用するのがいいでしょう。

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プラットフォームの操作性が良い

仮想通貨取引所では、それぞれの業者が用意した独自のWEBやアプリを利用してのトレードになります。しかし、海外取引所だと大まかに日本語化されているものが多いものの、聞きなれない英単語が残ってしまっているケースがほとんどで、利用するユーザーは使いこなすのも大変です。

海外FX業者であれば、FXトレーダーにとっては使い慣れたメタトレーダー4(MT4)/メタトレーダー5(MT5)でトレードでき、仮想通貨取引にも、FXと同じEAやカスタムインジケータを利用できます。

MT4/MT5はほとんどすべての海外FX業者で共通のツールなので、仮想通貨トレーダーがFXにチャレンジする際にも、一度操作を覚えてしまえば他の海外FX業者でも利用できるというメリットがあります。

たぬき

直観的に操作できるよ!

サーバーダウンが発生しにくい

ここ数年の間の仮想通貨取引所では、国内海外問わず急変動時に何度もサーバーダウンを起こしています。サーバーダウンを起こしてしまうと注文は通らず、WEBサイトも開けないほどになってしまうため、何らかのポジションを保有していれば大きな被害を受ける恐れがあります。

もちろんMT4/MT5でもサーバーダウンはときおり発生するのですが、こちらの障害は急変動に依存しないものがほとんどです。

FXで国内FX業者がサーバーダウンするような急変動が起きた場合も、海外FX業者はトラブルがなかったなど、サーバーの安定性に関しては定評があります。

海外FX業者で仮想通貨取引をするデメリット

海外FX業者で仮想通貨取引をする際の主なデメリットは、取り扱い仮想通貨が5~15種類程度に限られることですが、そのほかにもいくつかのデメリットがあります。

海外FX業者で仮想通貨取引をするデメリット

✔取り扱い仮想通貨が限られる

✔KYCが必須

✔スワップポイントが高額

✔禁止事項が定められている

取扱い通貨が限られる

海外FX業者では、時価総額の大きい一部の仮想通貨しか取扱いがありません。それに比べて、仮想通貨取引所では多くのアルトコインでも先物取引が可能です。仮想通貨のみに限った取引であれば、取引ペアの選択肢は仮想通貨取引所が大きく有利でしょう。

仮想通貨と一括りに言ってもやはり通貨ごとに強弱があり、BTCやETHが停滞気味であっても一夜にして数十%変動するような通貨も多くあります。2021年ではイーロン・マスク氏の一声で高騰したDogeコインが有名ですね。

たぬき

1000%超えの上昇をする仮想通貨も多いね!

そういった仮想通貨ならではの取引がしたいのであれば、Binance(バイナンス)などの仮想通貨取引所を利用するべきでしょう。

主な仮想通貨の取り扱い仮想通貨をまとめました。銘柄数はTitan FX(タイタンFX)が豊富です。


FXGT

Exness

Titan FX

Milton Markets
BTC
ETH
LTC
BCH×
XRP×
ETC××××
ADA×××
EOS×××
LINK×××
XLM××
DOT××
BNB×××
UNI×××
XTZ×××

KYCが必須

Bybit(バイビット)やFTXがKYCをせずとも一定額まで引き出せるのに対し、海外FX業者ではKYCを行わなければ出金することが出来ません。FXGTBigBoss(ビッグボス)など、出金申請時までにKYCを済ませればいいシステムをとっている一部の海外FX業者を除き、基本的に口座開設時にKYCを行います。

中にはKYCを必要としないノンライセンスブローカーも存在しますが、規制当局の監視のないブローカーですから、悪質な業者であるリスクがあります。

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スワップポイントが高額

海外FX業者の仮想通貨取引は、売りも買いもマイナススワップであり、主要通貨ペアよりも高額なスワップを徴収されることが多いです。

仮想通貨取引所でも一日に3回ほど資金調達で徴収されますが、そちらは徴収だけでなく、付与される事もあるのが海外FX業者との違いですね。

しかし、例外的にExness(エクスネス)は、仮想通貨銘柄をスワップフリーで保有することが可能です。仮想通貨のレバレッジも200倍と、仮想通貨取引所と比較してもレバレッジに不足することはないでしょう。

禁止事項が定められている

海外FX業者では、利用規約の中に禁止事項が定められており、違反することによって利益の取り消しや口座の凍結などの措置を取っています。

年に1回程度、ツイッターなどで出金拒否の話題が出ることがありますが、違反に当たる取引を行ってしまっているケースがほとんどです。

海外FX業者の代表的な禁止事項をまとめました。

海外FX業者の代表的な禁止事項

✔異業者間での両建て・同一業者の異なる口座間での両建て

✔ボーナスの悪用

✔遅延やレートエラーを狙った取引

✔ハイレバレッジでの経済指標発表時を狙った取引

✔ゼロカットを利用した週明けの窓狙い取引

これらの取引が、利用する海外FX業者で禁止事項に指定されている場合は、注意する必要があります。

ただ、禁止事項で利益が取り消されるケースは少ないので、心配しすぎる必要はありません。実際には、知らずにやってしまっている人を含め、禁止事項に該当している取引をしている人はそれなりにいますが、出金拒否(利益の取り消し)をしてしまうと悪評が立つので、口座の凍結などにとどめているケースもあります。

海外FX業者の出金拒否についてはこの記事で解説しています。

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海外FX業者には魅力的な銘柄がいっぱい

仮想通貨のボラティリティに慣れてしまったトレーダーは、FXの銘柄はボラティリティ不足でつまらなそう…と思っているかもしれません。しかし、そのように考えている仮想通貨トレーダーにも満足出来るペアは、実は沢山あるんです。

仮想通貨トレーダーはSNSでの情報収集をしている人が多いので、海外FXでの損益報告も目にしたことがある人もいるでしょう。その多くがゴールド(XAUUSD)、ポンド、株価指数ではないですか?

海外FXでは持ち前のレバレッジの高さを活かして大きく稼ぐことが可能です。仮想通貨の値動きはビットコイン(BTC)への依存度が高く、手出しの出来ない時間も多くあります。そんな時間にチャンスを見いだすことが出来るのも海外FX業者で仮想通貨取引をするメリットのひとつです。

XAUUSD(ゴールド)の特徴

ゴールドを取引する方は、最近SNSでもよく見かけるようになってきましたね。特にExness(エクスネス)のハイレバレッジと組み合わせたトレードは破壊力抜群です。

主要通貨ペアでは一日に100pipsも動けば良いほうですが、ゴールドは一日に平気で数百pipsも動くことから、上手く波に乗れれば短期間で大きく利益を上げることが可能です。

ボラティリティの大きさはもちろんですが、金とBTCは商品の性質も似ていることから、仮想通貨を取引しているトレーダーはゴールドと相性がいいかもしれませんね。

主要通貨ペアと同じ感覚でロットを持つと大火傷するので、まずは小さなロットから試してみる事をおすすめします。

ゴールド(XAUUSD)の取引条件が良好な業者をまとめました。

海外FX業者最大レバレッジ

Milton Markets
1,000倍

Exclusive Markets
500倍

Titan FX
500倍

Exness
2000倍

ゴールドは、主要なFX通貨ペアよりレバレッジを下げている海外FX業者もありますが、上記の4社は、FX通貨ペアと同じレバレッジで利用できます。

GBP(英ポンド)の特徴

別名殺人通貨と呼ばれるポンドは、激しい値動きをすることで有名です。クロスGBPペアの中でもGBPAUD(ポンド豪ドル)は特にボラティリティが大きいといわれています。

元は同じヨーロッパであった事からユーロと似た動きをすることが多く、下図を見ても、EURJPY(ユーロ円)とGBPJPY(ポンド円)はほぼ同じトレンドで推移していることが分かります。

ポンド円とユーロ円の相関関係

あまり激しい値動きを好まない人はユーロ、激しい値動きで大きく利益を上げたい人はポンドを取引する傾向があります。ユーロでは物足りないと感じたら、ポンドに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

株価指数の特徴

SNSでよく見かけるダウや日経平均株価は、株価指数と呼ばれる銘柄です。主な特徴としては、簡潔に言うと個別株の集合体であることです。有名なものは地域ごとの銘柄群で、東証上場銘柄で構成された日経255や、アメリカ主要企業500社で構成されたS&P500等でしょう。

通貨ペアと違って最高値を更新し続けているという点も株価指数の特徴です。これはゴールドにも言える事ですが、仮想通貨との大きな共通点のひとつです。

主要通貨ペアは極度のインフレやデフレは自国の経済に大打撃を与えるため、各国が需給のバランスをコントロールして成り立っています。そのため、最高値や最低値を更新し続けることはほぼありません。

株価指数もボラティリティが高く、通貨ペアと同じ感覚でポジションを構築すると非常に大きな金額が動きます。まずは小さなロットから初めてみると良いでしょう。

まとめ

海外FX業者で仮想通貨取引をするメリットとして今回紹介してきましたが、いかがでしたか?

各業者の中でもFXGTのハイレバレッジとExness(エクスネス)のスワップフリーは、海外FX業者ならではの大きな強みです。

仮想通貨一本で取引していくのは、やはり苦しい時もあります。また、ドルインデックスや金利を意識するようになると、市場全体の空気間を肌で感じられるようになるかもしれませんね。アルトコインに投資用として仮想通貨取引所を、FXの短期トレード用として海外FX業者をといったように使い分けるといいのではないでしょうか。

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