【Q&S】海外FXのホワイトラベルとは何ですか?

海外FXのホワイトラベルとは何ですか

海外FXのホワイトラベルとは、FXのブローカー業を行うために必要な作業の一部を、他のFX業者から提供されている会社のことです。特に、カスタマーサポートなどの利用者とかかわる部分のサービスのみ自社で提供し、注文の約定などは他の会社に代わりにやってもらうタイプが多いです。

FX会社を運営するには、メタクオーツ社とMT4やMT5の利用契約を結んだり、顧客の注文をカバーするために銀行等の金融機関と契約したりなど、時間もお金もかかる作業が必要です。ホワイトラベルは、こうした作業を自社ブランドでも営業を行っているFX会社がパッケージ化して提供することで、すぐにFX会社の運営を始められるようにするための仕組みです。

「システムを丸ごと借りる」というイメージですが、ホワイトラベルのサービスを利用すれば自社ブランドでFX会社の運営を行うことができます。「ホワイトラベル」を直訳すると、「白紙のラベル」となりますが、白紙のラベルに自社のブランド名をつけてサービスを行うということですね。

ホワイトラベルの提供を行っていることは、FX会社の公式サイトでオープンにされている場合もあります。例えば、GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、ホワイトラベル募集の専用ページを用意しています。(※現在は募集停止)

Gemforexのホワイトラベル

IS6FXはGEMFOREXのホワイトラベルという話は有名なので、耳にしたことがある方もいるでしょう。経営陣が変わったため公式サイトも刷新されましたが、以前は公式サイトも似たような見た目をしていました。

また、Traders Trust(トレーダーズトラスト)も公式サイトでホワイトラベルを募集しています。

このように、ホワイトラベルを提供しているFX業者はいくつかあるのですが、ユーザーからの評判はあまりよくないようです。

ホワイトラベルは基本的にサービスを丸ごと借りているだけなので、自社で柔軟にサービスを改善していくことができません。また、MT4・MT5の契約を行ったり、カバー先を確保したりという作業を初期費用を投じて行うことができない小規模な会社という印象にもなってしまいます。

このため、ホワイトラベルとして営業している会社が、ホワイトラベルであることを公表するケースはあまりありません。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次