cTraderとは?メリット・デメリットや使い方、使える業者を解説!

海外FXで一般的に利用されているのはMT4またはMT5です。しかし、新しいプラットフォームとしてcTraderも登場しています。このプラットフォームは、より早い約定を実現しているため、狙ったところで確実に約定させたい人におすすめです。

この記事ではcTraderについて説明します。MT4・MT5と比較したメリット・デメリットや使い方はもちろんのこと、cTraderを提供している業者についても紹介します。

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目次

海外FXのcTraderとは?

cTraderとは

cTraderとは、ECN取引向けに開発されたプラットフォームです。

ECN取引では、トレーダーはインターバンクのスプレッドで取引でき、取引手数料を支払います。海外FX業者側の利益は取引手数料のみで、意図的にスプレッドを拡大して儲けることができないため、透明性が高いと言われています。

cTraderのサービス開始は2011年で年数はかなり長いですが、いまだに多くの業者に普及している状況ではありません。しかし、一部では徐々にMT4以上の実力を発揮しているのではないかと注目され、cTraderで取引できることを重視して海外FX業者を選ぶトレーダーもいます

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本格的なトレードをしたい方にはcTraderをオススメしています!

2023年末からはMac版も登場しており、さらに使い勝手がよくなりました。

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cTraderとMT4を比較したメリット・デメリット

よくcTraderMT4は比較されていますが、この2つの違いを簡単にまとめました。

cTraderMT4,MT5
取引方法ECNのみECN以外にも対応
操作性柔軟慣れが必要
約定力高い滑る場合あり
取引制限基本的になし業者によって異なる
板情報×
ワンクリック注文
一括決済MT4:×
MT5:〇
インジケーターの種類基本的なもののみcTraderより多い
対応デバイスWindows,MAC,スマホ,タブレットWindows,MAC,スマホ,タブレット(業者により異なる)

cTraderはECN方式のみ取引できますが、MT4・MT5はDD方式などのそのほかの方式でも使えます。そのようなことも理由の一つかもしれませんが、一般的な海外FXではMT4・MT5が導入されています。

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操作性はcTraderとMT4は遜色ないくらい使いやすいです!特にcTraderは国内業者と同じように、直感的に操作できるプラットフォームとして人気があります。

ここからは、MT4・MT5と比較したcTraderの主なメリット・デメリットについて詳しく解説します。

cTraderのメリット

cTraderのメリット
  • 約定力が高い
  • 板情報が見れる
  • 一括決済が可能

cTraderは約定力が高いと言われています。海外FX業者の約定力にはその海外FX業者のカバーの仕組みなども関係しますので、取引ツールだけで決まるわけではありません。しかし、海外FX業者側の条件が同じであれば、取引ツールの性能が高い方が約定力は高くなります。

また、cTraderは板情報が見れることもメリットです。

板情報とは、ある価格帯にどれだけの予約注文が入っているかを確認できるもので、トレードに役立ちます。ある価格帯にたくさんの予約注文が入っていれば、その価格帯を越えにくくなり、サポートやレジスタンスになりやすいです。

MT5には板情報を表示できる機能がありますが、残念ながら、日本語対応の海外FX業者でFX通貨ペアやCFD銘柄の板情報を確認できるようにしているところはありません。

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cTraderの最大の特徴は株のように板情報が見えることです!

cTraderは一括決済ができることもメリットです。以前はMT4・MT5のどちらも一括決済に非対応でしたが、最近になってMT5に一括決済機能が追加され、cTraderとの差はなくなりました。

MT4・MT5の開発元であるメタクオーツは、旧バージョンであるMT4の開発をすでに停止しているため、MT4には新規機能追加は行われません。

cTraderのデメリット

cTraderには以下のようなデメリットもあります。

cTraderのデメリット
  • カスタムインジケーター・自動売買システムが不足している
  • 情報が得にくい

自動売買システム(cBot)やカスタムインジケーターに関してはMT4・MT5よりもかなり種類が少なくなるため、これらの機能を使い方は、MT4・MT5を検討したほうがよいでしょう。

カスタムインジケーターとは、ユーザーが作成したインジケーターのことで、デフォルトのインジケーターと比べて複雑な機能が備わっていることが多いです。

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理由としては、利用している言語などの影響により、MT4・MT5に比べてカスタムインジケーターや自動売買システム(cBot)を作りづらいことがあります。

cTraderでカスタムインジケーターや自動売買システム(cBot)を作成する場合、C#という一般のプログラミングにも使われている言語を使用します。一方、MT4・MT5ではプログラミングのプロでなくても使いやすい専用の言語を使います。

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また、cTraderは日本人ユーザーが少なく、主な情報ソースが英語なので、使いづらい部分があります。

MT4に慣れている人にとって、cTraderはトレードシステムが複雑で使いづらくなっている部分があります。

板情報などがみられるメリットはありますが、どの部分を触ればトレードできるのかしっかり確認しておかなければなりません。

板情報などがみられるメリット

最近はGoogle翻訳が進歩しているので、以前よりも情報は得やすくなっています。

海外FXのcTraderの使い方

cTraderは以下の画面で構成されています。

cTraderの使い方

画像はWindows上でダウンロードして動くタイプのものですが、WEB版でもほぼ同じような構成となっているため、使い方は同じです。ここからは、以下の基本の使い方を紹介します。

注文方法

まず、取引したい銘柄をウォッチリストや検索から選択し、その銘柄のチャートを表示します。チャート画面の上部や右側にある「注文パネル」を開きます。
注文パネルでは、成行注文(現在価格ですぐに約定)、指値注文(指定価格での約定)、ストップ注文(逆指値)、ストップリミット注文など、希望する注文タイプを選択できます。

次に、ロット数や注文価格、有効期限、損切り(ストップロス)や利食い(テイクプロフィット)の値を必要に応じて入力します。
すべての設定が完了したら、「注文作成」ボタンをクリックすることで注文が発注されます。
また、板情報(DoM)画面を使えば、希望の価格帯をクリックするだけでワンクリック注文も可能です。

インジケーターの表示方法

チャート画面を開いたら、上部メニューの「f」アイコン(インジケーター)をクリックします。
もしくは、チャート上で右クリックして「インジケーター」を選択したり、Spaceキーを押して検索バーからインジケーター名を入力してもOKです。

表示したいインジケーターをカテゴリ(トレンド系、オシレーター系など)から選び、クリックします。
続いて、パラメータ(期間や色など)を設定し、「OK」を押すと、インジケーターがチャート上に表示されます。
複数のインジケーターを同時に表示することもでき、削除や編集はチャート上のインジケーター名やアイコンから簡単に行えます。

決済方法

画面下部の「ポジション一覧」パネルに、現在保有しているポジションが表示されます。
決済したいポジションを選択し、右クリックまたは決済ボタンをクリックします。
全てのポジションを一括で決済したい場合は「全決済」ボタン、特定のポジションだけを決済したい場合は「個別決済」ボタンを使います。
また、ポジションの一部だけを決済したい場合は「分割決済」を選び、残したい数量を入力して決済することもできます。
さらに、「ドテン注文」を使えば、現在のポジションを決済し、同時に反対方向の新規注文を出すことも可能です。

決済が完了すると、該当のポジションは一覧から消え、取引が終了します。損切りや利食いの設定も、ポジションごとにアドバンス設定から変更できます。

cTraderに対応している業者

cTraderに対応している業者は数多くありますが、その中でもおすすめはAXIORYです。逆に言うと、AXIORY以外の海外FX業者はかなりクセがありますので注意して利用してください。

AXIORY(アキシオリー)

AXIORY(アキシオリー)

僕が1番オススメしているAXIORYは、近年cTraderを採用している業者では最も信頼性が高いと言われ、注目されるようになりました。レバレッジは最大1000倍、かつスプレッドがかなり狭くなっています。

日本語のサポートがしっかりしており、困ったことがあれば相談できるメリットを持っています。また、約定力も非常に高く、狙ったところでしっかりトレードできるメリットがあります。

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TradeView(トレードビュー)

TradeView(トレードビュー)

TradeViewは4つのECN取引口座を準備していますが、その中にcTraderで取引できる口座が用意されています。レバレッジは最大400倍までとそれなりに高い数字で、少額での取引が可能となっています。

マイページなどがやや初心者には使いづらい業者となっていますが、ネイティブの日本語サポートはあるため、選択肢の一つになります。スプレッドはかなり狭く、0.0pipsに到達する通貨ペアもあります。

なお、ロスカットルールが100%で厳しい業者のため、余裕を持った資金管理でトレードをしていってください!

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IC Markets

IC Markets

IC Marketsは、オーストラリアで人気のある業者です。レバレッジは最大1000倍と高い数字を誇っており、一時期日本のユーザーも多く利用していました。

現在は日本人ユーザーも利用できますが、数年間日本から撤退していた期間があったため、現在の利用者は限られています。

公式サイトの日本語化や日本語サポートが不十分なので、英語を理解できなければ利用が難しいというデメリットもあります。より使いやすい業者を使ったほうがいいでしょう。

FXPro

FXPro

FxProは2006年からサービスを提供している業者で、cTraderの導入も比較的早く、利用するならここと言われていた時期がありました。しかし、他の業者が参入するようになり、徐々にcTraderでは注目されない業者となりました。

現在は日本人利用者を受け入れているものの、積極的にサービスは提供していないため、利用しづらくなっています。

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まとめ

cTraderはプラットフォームとして優秀で、NDD ECN取引を楽に、そして確実に成功させるために使われています。画面も見やすく、約定力もかなり高いというメリットを持つため、導入する業者は増えています。

これからNDD ECN取引が増えていけば、さらにcTraderを利用できる業者は増えていくでしょう。ただ、AXIORYなどの信頼できる業者を利用することをおすすめします。

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