人気の仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、Web3サービスを利用するための専用プラットフォーム「Bybit Web3」が提供されています。
Web3は次世代型のインターネットとして注目されているよ!
Bybit Web3は、外部のWeb3サービスをBybitのプラットフォーム経由で簡単に利用できることが特徴で、これまでWeb3になじみのなかった方でも使いやすくなっています。
当記事ではBybit Web3の特徴や機能から、Bybit Web3で利用できるサービスの具体例まで詳しく紹介していきます!
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Bybit Web3はWeb3サービスを利用できるプラットフォーム
Bybit Web3は、Bybit以外が提供するWeb3サービスを利用できるサービスです。取引やステーキングなど、Bybit本体と似たような機能があっても、別のサービスとして提供されているのにはこのような背景があります。
そもそもWeb3(Web3.0)とは?
Web3(Web3.0)とは、ブロックチェーンを活用した次世代型インターネットの概念です。
ブロックチェーンは一言で説明すると、高度のセキュリティで情報や履歴を記録できる技術だよ!
Web1.0は現代のように通信技術とスマホが普及しておらず、Webサイトを観覧する用途が一般的でした。一方、誰でもSNSを通じて発信活動ができる現代のインターネットは、Web2.0と呼ばれています。
しかし、現代のWeb2.0は、各プラットフォームが中央集権化されている問題を抱えていました。
中央集権化された各プラットフォームは、サイバー攻撃による個人情報の流出や自分が創作したコンテンツを外部に持ち出しにくいといった弱点があります。
加えて、従来ではセキュリティの都合上難しかった、データや通貨の取引も実現できます。
例えば、SNSやゲームで獲得したトークンを別のSNSやゲームで使用したり、仮想通貨や法定通貨に交換したりできます。
ゲームを通じてお金を稼げる仕組みは、GameFi(ゲームファイ)と呼ばれているよ!
さらに、現代における銀行の金融のサービスをプログラムやブロックチェーンの仕組みに置き換えることで、分散型の金融システムの実現も可能です。
現在では、Web3の概念を取り入れたサービスが次々に生まれており、そうしたサービスを簡単に利用できるようにしたプラットフォームがBybit Web3です。
各種サービスを利用可能
Bybit Web3を通じて利用できるサービスの一例は、以下のとおりです。
- ApeX:デリバティブ取引を中心とした分散取引所(DEX)
- NFT Pro:OpenSeaなどの大手NFTマーケットプレイスの出品を集約して提供
- エアドロップ・アーケード:Bybit Web3経由でエアドロップに参加できるプラットフォーム
- Bybit Web3 IDO:最新プロジェクトの仮想通貨を購入できるプラットフォーム
Bybit Web3ではサービスの新規追加が頻繁に行われており、今後も続々と新サービスが利用できるようになることが予想されます。
Bybit Web3を通じて外部のWeb3サービスを利用する形式なので、Bybitが一からサービスを立ち上げるよりもスピーディーにサービスの追加が行えるという事情なのかもしれません。
ユーザーの需要が高いスワップ機能もBybit Web3で利用できます。↓↓↓↓↓
Bybit経由なら英語が不要
Web3プロジェクトは英語のみで情報発信されているものが多いため、日本人には利用しづらいです。Bybit Web3はこの不便さを解消してくれるサービスです。
例えば、エアドロップ・アーケードではエアドロップを受け取るための条件が日本語でわかりやすく解説されています。
英語がネックでエアドロップに参加できなかった人にはチャンスだポン!
中央集権型の仮想通貨取引所であるBybitを経由することで、「中央管理者がいない」というWeb3の理念は薄れてしまいますが、実利は非常に大きいです。24時間対応のカスタマーサポートも利用できます。
利用にはウォレットが必要
Bybit Web3を通じて各サービスを利用するためには、クラウドウォレットなどのBybit Walletや、MetaMaskなどの一般的なウォレットを保有している必要があります。
MetaMaskなどのウォレットでも接続可能です。ただし、Bybit Web3ではBybit Walletが推奨ウォレットになっており、MetaMaskなどでは一部の機能が利用できません。まだBybit Walletを持っていない人は作成を検討してみてください。
ワンクリックで作成できるポン!
Bybit本体とBybit Web3は直接接続していないため、クラウドウォレットを使用した場合でも、入金のためにはオンチェーン送金が必要です。
Bybit Web3の使い方(アクセス方法・ウォレット接続方法)
Bybit Web3の利用方法を以下の点で紹介します。ウォレットは、Bybit Walletの中で最も普及しているクラウドウォレットです。
- アクセス方法
- クラウドウォレットの作成方法
- ウォレットの接続方法(MetaMask等)
Bybit Web3へのアクセス方法
Bybit Web3は、ウォレットを接続すれば利用できます。
MetaMask(メタマスク)などのウォレットでも可能ですので、Bybitのアカウントを保有している必要はありませんし、アカウントを保有していてもログインする必要はありません。
Bybitにログインしたら、トップページ左上から「WEB3」をクリックするとBybit Web3にアクセスできます。
ウォレットの作成方法
ここからは、クラウドウォレット(Bybit Wallet)を作成する手順を紹介します。
なお、クラウドウォレットはBybitのアカウントと紐づけられているウォレットなので、作成するにはBybitのアカウントにログインしている必要があります。まだアカウントを持っていない方は先にアカウントを開設してください。
「Bybit Walletを作成する」のポップアップが表示されますので、「今すぐ作成する」をクリックします。
正しく作成されると、「作成が完了しました」の画面が表示されます。ここまでの手順で、Bybitアカウントとの紐づけも完了し、ウォレットが接続されている状態になります。
正しく接続されている場合、Bybit Web3の上部右側にウォレット名が表示されます。
ウォレットの接続方法(MetaMask等)
クラウドウォレット以外を接続したい方は、以下の手順で接続してください。
右側に表示される「サードパーティウォレット」のタブをクリックして、接続したいウォレットのアイコンを選択してください。
利用したいウォレットのアイコンが表示されない場合は、「WalletConnect」のアイコンを選択してください。
ここからの対応は、利用するウォレットによって異なりますので、画面の指示に従ってウォレットの接続操作を行ってください。
Bybit Web3で利用できるサービス
2024年5月時点で、Bybit Web3を通じて利用できるサービスは以下のとおりです。
- マケプレ(インスクリプション・NFT・NFT Pro)
- 取引(DEX Pro・スワップ・Apex Pro・暗号資産を購入)
- 資産運用(エアドロップアーケード・IDO・ステーキング・Bybit Web3ポイント)
それぞれ、順を追って解説していきましょう。
マケプレ(インスクリプション・NFT・NFT Pro)
「マケプレ」では、NFT売買に関する機能(マーケットプレイス)が提供されています。
別名「非代替トークン」とも呼ばれているっコ!
偽物の製造が簡単な通常のデータやアート作品と異なり、NFTは偽造ができません。今後はNFTの特性を活かし、GameFiの構成材料やデジタル照明など、さまざまな分野での活用が期待されています。
Bybit Web3のマケプレ機能では、以下の3種類のサービスが提供されています。
- インスクリプション
- NFT
- NFT Pro
「インスクリプション」とは、ビットコインネットワークで利用できるNFTのことです。イーサリアムネットワークのNFTと比べると市場規模は小さいですが、Bybit Web3ではこちらもマーケットプレイスが用意されています。
「NFT」は通常のNFTマーケットプレイスで、「NFT Pro」は主要NFTマーケットプレイス(OpenSea、Blurなど)の出品を集約したプラットフォームです。
外部のNFTマーケットプレイスの出品を集約することで、Bybit Web3のプラットフォームを通じて多様なNFTを売買できるようになります。
取引(DEX Pro・スワップ・ApeX・暗号資産を購入)
Bybit Web3の取引機能では、以下の4種類のサービスが提供されています。
- DEX Pro
- スワップ
- ApeX
- 暗号資産を購入
もともと、取引機能はBybitの分散取引所(DEX)であるApeXが中心でした。ApeXはデリバティブのDEXです。
BybitのDEXということで注目を集めていましたが、立ち上げからしばらく経っても利用者が少なく、板が非常に薄いため使い勝手の悪い状況が続いていました。
そんな状況の中、9 つの主要なブロックチェーンで100万を超えるトークンの取引が可能な「DEX Pro」のサービスが新しく導入されました。
DEX Proの導入で、BybitのWeb3サービスも盛り上がるかもしれませんね。
資産運用(エアドロップアーケード・IDO・ステーキング・Bybit Web3ポイント)
Bybit Web3の資産運用機能では、以下の4種類のサービスが提供されています。
- エアドロップアーケード
- IDO
- ステーキング
- Bybit Web3ポイント
無料でトークンをもらえたり、新規プロジェクトの仮想通貨が購入できるサービスが用意されているため、人気の機能です。
ぜひ参加してみてポン!
エアドロップ・アーケード
Bybit Web3のエアドロップ・アーケードは、有望なプロジェクトのエアドロップへ簡単に参加できるプラットフォームです。
エアドロップは各プロジェクトが、認知拡大といったマーケティングに活用するために実施しています。
エアドロップ・アーケードの利用者は、一定条件を満たすと無料で仮想通貨やNFTの獲得が可能です。
加えて、クラウドウォレット(Bybit Wallet)や対応ウォレットを利用し、仮想通貨のエアドロップをスムーズに受け取れる機能を兼ね備えています。
エアドロップを受けるために必要なガス代や、管理手数料が発生しないのもエアドロップ・アーケードの魅力です。
IDO
Bybit Web3 IDOは、最新Web3プロジェクトに先行投資ができるプラットフォームです。
仕組みはローンチパッドと似ており、指定された条件(コミット期間にUSDTを保有するなど)を満たした人が抽選で新規発行トークンを購入できます。
IDOは、一般的な取引所で行われる新規仮想通貨発行(IEO)と比較すると、開催までの審査が緩いのが特徴です。その分IDOの開催回数も多くチャンスが多いとも言えますが、自分でプロジェクトをよく確認することが必要になります。
投資は自己責任っコ・・・
Bybit Web3のIDOでも、公式サイトやSNSのリンクが掲載されていますので、プロジェクトの内容や主催団体を確認してみましょう!
Bybit Web3のIDOでは、各プロジェクトの詳細が整理されており、簡単に情報を収集し参加・投資を検討できるのもメリットです。
ステーキング
Bybit Web3ステーキングは、Bybit Web3を通じてステーキング機能が利用できるプラットフォームです。
銀行口座と利息の関係に似ているポン!
Bybitのステーキングとは異なる仮想通貨をステーキングすることができます。
【まとめ】Bybit Web3の使い方は簡単!
Bybit Web3は、Web3に関連するサービスへの接続を可能にするサービスです。
Web3は日本語で情報発信をしてくれるプロジェクトが少なく使いにくいため、Bybit経由で利用できることで参加しやすさが大きく向上しています。
Bybitのアカウントを持っていればBybit Web3は簡単に始められます。エアドロップによるトークン受け取りや、NFT取引といったBybit Web3サービスの利用を検討している方は、ウォレットの作成から始めてみてはいかがでしょうか。
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Bybit Web3の使い方についてのよくある質問
Bybit Web3について、よくある質問の一例を紹介していきます。
- Bybit Web3で対応しているネットワークは何ですか?
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Bybit Web3は、ETH(イーサリアム)・BSC・ERC-20トークンに対応しています。クラウドウォレット(Bybit Wallet)の対応ネットワークはもっと広く、17のネットワークに対応しています。
Bybit Web3のBybit Wallet・クラウドウォレットとは?メリット・デメリットから始め方まで徹底解説 Bybit Walletは、日本でも多くの方が利用している仮想通貨取引所Bybit(バイビット)が提供するウォレットです。 以前は1種類でしたが、現在は「Bybit Wallet」としてク... - Bybit Web3のステーキングとBybitのステーキングは違いますか?
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「Bybit Web3のステーキング」と「Bybitのステーキング」は、異なるサービスです。
「Bybitのステーキング」は、Bybit内で完結する資産運用の投資商品となります。一方で「Bybit Web3のステーキング」は、外部のDeFi関連サービスを応用した機能です。
- Bybitアカウントからクラウドウォレット(Bybit Wallet)への資金振替はできますか?
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いいえ、Bybitアカウントからクラウドウォレット(Bybit Wallet)への資金振替はできません。クラウドウォレットに資金を入金するには、オンチェーン送金が必要です。
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