Bybit(バイビット)のデュアル資産投資は頻繁に仕様が変更されている商品で難易度が高いです。

初心者は注意っコ!
まず2021年8月に「二重資産マイニング」の名称でサービスがスタートしました。その後続々と対象銘柄が増え、2022年には「デュアル資産投資」に名称変更されました。現在は「押し目買い」「戻り売り」を選択する形式のサービスになっていますが、むしろわかりにくくなったため仕組みに要注意です。
年換算利回り(APY)が数百%になることもある高利回りの商品ですが、どのようなサービスなのでしょうか?
この記事では、Bybitのデュアル資産投資の仕組みや注意点、やり方について解説します。
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Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)とは?
Bybitのデュアル資産投資(旧二重資産マイニング)は、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの仮想通貨、またはテザー(USDT)を預け入れることで、利子を得ることができるサービスです。預け入れられた資産はBybitデリバティブ市場で高度な投資戦略を用いて運用されます。



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ただし、受け取り時の価格予想を外してしまうと、元本が減った状態で返却されてしまうため、これがデメリットとなります。
かなり複雑な仕組みになるため、ここからは、デュアル資産投資の流れを詳しく解説します。
- 押し目買いまたは戻り売りを選択
- ターゲット価格と期間を決定
- USDTまたは他の仮想通貨を預け入れ
押し目買いまたは戻り売りを選択
デュアル資産投資は、仮想通貨を預け入れると利回りを得られるステーキングと、一定の期間の価格予想を組み合わせたような商品です。ステーキングよりも利回りが高いですが、価格予想を外してしまうと損失が出てしまうリスクがあります。
そのため、Bybitの投資商品の中でもハイリスクな商品に位置付けられています。通常のステーキングについてはこちら↓↓↓↓↓


デュアル資産投資を行う際は、最初に「押し目買い」か「戻り売り」を選択します。


この「押し目買い」や「戻り売り」という用語により仕組みが理解しづらくなっているため初心者は要注意です。これから解説するターゲット価格の扱いをよく理解してから取引してください。


ターゲット価格と期間を選択
Bybitのデュアル資産投資は「ターゲット価格」と「期間」を選択して購入します。傾向としては、ターゲット価格が現在価格に近いほど、期間が短いほど利回りが高くなります。


これは、デュアル資産投資がターゲット価格に到達しない方が得をする商品だからです。ターゲット価格に到達するリスクが高いほどリターン(利回り)も高く設定されています。
Bybitのデュアル資産投資におけるターゲット価格は、オプション取引のように決済時点でその資産を購入できる価格ではなく、「ターゲット価格が市場価格より不利になった場合のみターゲット価格で購入させられてしまう」価格です。
ターゲット価格が市場価格より有利になった場合はターゲット価格では購入できません。


Bybitのデュアル資産投資に関する解説ではこのように書かれています。
押し目買い
シナリオ1:ターゲット価格に達した場合
決済日に決済価格がターゲット価格以下になった場合、購入したステーブルコイン(USDT)と利息収入を使用して、希望する暗号資産をターゲット価格で購入できます。
シナリオ2:ターゲット価格に達しなかった場合
決済日に決済価格がターゲット価格より高い場合、希望する暗号資産は購入できませんが、購入した暗号資産の預入額と利息収入をUSDTで受け取れます。
「購入できます」といいことのような表現をされていますが、実際には不利な価格で購入することになるので注意してください。
USDTまたは他の仮想通貨を預け入れ
売買方向・ターゲット価格・期間が決まったら、資産を預け入れます。取引ペアのうちどちらの資産を預け入れるかは「押し目買い」をするのか「戻り売り」をするのかによって決まっています。
「押し目買い」の場合は取引ペア名の右側の仮想通貨(BTC/USDTではUSDT)、「戻り売り」の場合は左側の仮想通貨(BTC/USDTではBTC)になります。
現在Bybitでは数十種類の銘柄でデュアル資産投資が行えますが、ETH/BTCを除けばすべてUSDTとのペアとなっているため、USDTかほかの仮想通貨かの選択になることが多いです。


預け入れると利回りを得られる仕組みとして有名なものには「イールドファーミング」があります。イールドファーミングは、ある仮想通貨Aと別の仮想通貨Bをペアで預け入れますが、Bybit(バイビット)のデュアル資産投資では、一つの仮想通貨のみで預け入れられる点がイールドファーミングとは異なります。
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)の注意点
ここまでの説明でも、Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)がかなり複雑な投資商品だということが分かったと思います。一番重要なことは、ターゲット価格に到達しない方が利益を得られるという点ですが、実際に投資する際は以下の点もよく理解しておきましょう。
- 受け取る仮想通貨は何になる?
- 元本割れする?
- リスクに見合う?
受け取る仮想通貨は何になる?
デュアル資産投資では、「押し目買いと戻り売りのどちらを選択したか」と「ターゲット価格に到達したか」の2点で、受け取る仮想通貨が変わります。
USDTで預け入れたらUSDTで払い戻されるというわけではなく、ペアとなっている仮想通貨で払い戻される場合もあります。
BTC/USDTの取引ペアで説明します。
ターゲット価格到達 | ターゲット価格未到達 | |
押し目買い | BTC | USDT |
戻り売り | USDT | BTC |
簡単に説明すると、「価値が落ちた方の仮想通貨で返ってくる」という仕組みです。
具体的に、ターゲット価格6万ドルで「押し目買い」を選択し、USDTを預け入れた場合で考えてみましょう。決済価格がターゲット価格より高ければUSDTで、低ければBTCで返ってくるルールです。BTC/USDTが6万ドルより下がるということは、USDTに対してBTCの価値が相対的に下がったということになりますので、価値が落ちた方の仮想通貨で返ってきていますね。
反対に、BTC/USDTが上昇して押し目買いのターゲット価格に到達しなかった場合はUSDTで返ってきます。BTC/USDTが上昇してターゲット価格を上回った場合、USDTの価値は相対的にBTCよりも下がっています。ここでも、価値が落ちた方の仮想通貨で返ってくるというルール通りです。
デュアル資産投資は、高い利回りを得る変わりに保有資産の価値が下がるリスクのある投資商品といえます。
元本割れする?
デュアル資産投資では、「利回りを受け取り、預け入れた仮想通貨もそのまま返してもらえるパターン」と、「利回りは受け取れるが、預け入れた仮想通貨が相対的に価値の下がった仮想通貨に変換されて戻ってくるパターン」があります。
前者では元本割れのリスクはありませんが、後者ではあります。
後者の場合に資産価値が減少したとしても、利回りがもらえることは変わりません。そのため、資産価値の減少分と利回りを相殺してトータルでプラス収支になる可能性はあります。
一方、残念ながら利回りよりも元本の減少分が大きかった場合は、損失が出てしまいます。



リスクとリターンがあるタイプの投資商品だっコ
リスクに見合う?
利回りの表示は年利なので、例えば、預け入れ期間が1日のプロダクト(投資商品)について、255.5%の利回りと表示されていた場合、預け入れたことで付与される利息は、「255.5%÷365日=0.7%」となります。
10万円を1日預け入れた場合は、「10万円×0.7%」の計算で700円の利益になるということですね。
この利回りが、元本減少のリスクに見合うかどうかという判断が必要な投資商品となります。
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)のメリット・デメリット
Bybitのデュアル資産投資(旧二重資産マイニング)は、とにかく複雑な仕組みだということが分かりましたね。ここからは、デュアル資産投資のメリット・デメリットについてまとめます。
メリット
デュアル資産投資のメリットは、利回りが非常に高いことです。
先ほど説明したように、ターゲット価格が現在価格に近いほど、期間が短いほど利回りが高くなる傾向がありますので、利回りが高いものでは年換算利回り(APR)が300%を超えます。
また、現在価格から1万ドル以上離れており、ターゲット価格に到達する可能性が低いものでも期間が長ければ10%以上の年換算利回りが得られるものもあります。
長期の価格予想が得意な方にとっては、ステーキングよりも効率的に利回りを得られるでしょう。
1日単位や数時間単位でも投資できますので、トレードする予定がない日のみ、という使い方もできますね。
デメリット
デメリットは、原資割れの可能性があることです。高利回りの商品の場合、このデュアル資産投資に限らず、当然原資割れのリスクがあります。
デュアル資産投資は、価格予想が当たっても得られる利回りには限りがありますが、損失には制限がありません。そのため、市場価格が大きく変動した場合は大きな損失を受けてしまうリスクがあります。
また、仕組みの理解が難しいこともデメリットです。
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)のやり方
ここからは、Bybitのデュアル資産投資(旧二重資産マイニング)のやり方を紹介します!
Bybit(バイビット)トップページ上部のメニューから「ファイナンス」をクリックし、「Bybit仕組商品」から「デュアル資産投資」を選択してください。


「プロダクトを選ぶ」に表示される通貨ペアの中から好きなものを選択してください。右上の検索ウインドウから通貨ペア名で検索することもできます。


「押し目買い」「戻り売り」のタブを選択します。


ターゲット価格と期間を選択し、「今すぐはじめる」をクリックします。


投資額を入力し、元本割れのリスクがあることを承諾するチェックボックスにチェックを入れて「購入する」をクリックします。




購入確認画面が表示されますので、「購入する」をクリックしてください。


なお、どの期間まで預け入れればいいか、いつ収益が受け取れるかは注文画面で事前に確認しておくのがおすすめです。
デュアル資産投資は実際に注文を出した時間ではなく、協定世界時(UTC)で日付が変わるタイミングで1日1回注文されます。また、選択した期間まで預け入れると決済日となりますが、決済が行われる時間(UTC7時59分)と利回りが受け取れる時間(UTC8時59分)にもずれがあります。
日本時間は協定世界時(UTC)に+9時間した時間になりますので、朝9時1分に注文され、期間経過後の16時59分に決済、17時59分に利回りが付与されます。
スタート時間から数えて丸1日(または指定の期間)預け入れた後に収益が発生するので、日付としては2日分空いてしまうこともあります。



効率よく収益を受け取りたい人は、預け入れ時間に気を付けるっコ
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)の注文確認方法
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)の注文を確認するには、マイページ右上にある「資産」にカーソルを合わせ、「資産運用」をクリックしてください。


資産運用アカウントの「デュアル資産投資」のタブから確認できます。「決済日時」を後で確認したいときも、この注文確認ページで確認可能です。


なお、デュアル資産投資で「予測収益額」として表示される金額には原資分が含まれていますので、純粋に利回りを把握したいなら、原資分を差し引く必要があります。原資分は「総投資額」の欄に表示されます。
デュアル資産投資では、商品を購入したときに購入代金分が口座から引き落とされ、払い戻しによって口座に戻ってくるという仕組みなので、収益にカウントされてしまいます。利益の計算がやりにくく、実際以上に収益が上がっているように見えてしまうので注意が必要です。
Bybitのデュアル資産投資(二重資産マイニング)は価格予想が重要
Bybitののデュアル資産投資(旧二重資産マイニング)は原資割れのリスクがかなりあります。ただ、決済期限の時点でレートがターゲット価格より上昇するか下落するかの予測を当てれば、利息をそのままことができます。
BTCUSDTの取引ペアの場合、BTCがターゲット価格を上回ると予想した場合は押し目買い、BTCがターゲット価格を下回ると予想した場合は戻り売りにすると、確実に利益が得られます。
予測する際は、注文時点のレートを見てどうなるかを考えるようにしましょう。例えば、長期ではBTCが上昇すると予測したとしても、注文時点の買われ過ぎの状態であれば、決済日には一時的に下落している可能性も考える必要があります。



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利回りはかなり高く設定されていますが、元本割れのリスクがありますので、利回りとリスクを考慮して購入してください。
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