二段階認証(Google認証)は非常に重要なものなので、復旧のためのセットアップキーをメモしておくことが推奨されています。
しかし、それを忘れてしまったらどうすればいいでしょうか?
仮想通貨取引所では、忘れてしまった方のためにGoogle認証の設定を解除するための手順が設定されています。
メールや携帯電話に送信されたコードを入力することでGoogle認証の設定が解除できる取引所が多いですが、Binance(バイナンス)はメールや携帯電話だけではGoogle認証の設定を解除できない場合があります。簡単に解除できなかった場合、入金の証拠を動画で提出する必要があり、非常に負担が重いです。
この記事では、BinanceのGoogle認証を解除するための方法を図解します。
海外FXで仮想通貨を取引するならFXGT!
銘柄数もボーナスも充実!
大手海外FX業者、FXGTの詳しい解説
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

BinanceでGoogle認証解除を申請する方法
バイナンスでGoogle認証のセットアップキーを忘れてしまった場合、Google認証の解除を申請します。

以下の方法で申請してください!
ログイン時の認証コード入力画面で、「該当のセキュリティ認証が利用できない場合はこちら」をクリックします。

メールまたは電話番号、パスワードの入力欄が表示されますので、順に入力してください。

利用不可のセキュリティ手段として認証アプリを選択し、「リセットを確定」をクリックしてください。

本当にリセットするか確認されますので、「続ける」をクリックしてください。

一旦メール認証でのGoogle認証解除を試みます。コードを送信して入力してください。

この画面でメール認証ができてもGoogle認証が解除できない理由をBinanceに問い合わせてみたところ、教えてもらえませんでした。ユーザー個人の事情に由来するのか、Binance側でルールが厳格化されたのかは不明です。
申請が却下された場合は、「お申し立て送信」をクリックします。

確認画面が表示されますので、「続ける」をクリックします。

Google認証の解除には、「入金動画」と「ステートメント動画」の2種類を提出する必要があります。
入金動画の準備にはやや手間がかかりますので、次の見出しで詳しく解説しています・
▼バイナンスでGoogle認証を解除するための入金動画の作成方法

次は、ステートメント(宣誓)動画を用意します。これは、身分証を持ちながらメールアドレスの変更やGoogle認証の解除を申請する旨を話した動画のことです。
ステートメント動画は日本語でも可能ですが、英語で話した方がスムーズに承認が進むそうです。提出時の注意書きで太字になった「ステートメント」の部分をクリックすると、英語のステートメントのサンプルが表示されます。

しかし、このサンプル文章は、メールアドレスの変更とGoogle認証の解除を両方希望するケースの文章です。Google認証の解除のみを希望する方は、以下の英文をサンプルにしてください(Binanceサポートから提供された文章です)。
Today is DD/MM/YYYYYY, I am applying to remove Google Authenticator for my Binance account (自分のメールアドレスを記載) . I am contacting Binance customer service to remove Google Authenticator from my Binance account.
メールアドレスの発音が不明瞭だと申請が却下されてしまいますので、はっきり発音するようにしてください。

Google認証解除に必須の情報は、入金動画とステートメント動画のみです。ほかの入力欄はオプションなので、入れても入れなくても構いません。
動画2種類をアップロードして送信ボタンをクリックすると、申請完了です。
3営業日以内に審査が行われ、結果はSMSまたはメールで通知されます。
BinanceでGoogle認証を解除するための入金動画の作成方法
ここからは、準備するのが非常に面倒な入金動画の作成方法を紹介します!
国内取引所からバイナンスに送金した記憶がある場合は、該当する送金の送金先アドレスを探します。
その送金先アドレスに向けて送金した情報と、Binanceアカウント内にある送金情報が一致すれば、Binanceアカウントの所有者として認められます。
今回はコインチェックで送金情報を確認する方法を紹介します。
バイナンスのメールアドレスの着金記録を確認
Binanceあてに送金を行うと、登録メールアドレスに着金記録が送信されます。これを確認すると、必要な情報を入手できます。
Binanceの場合は、「Deposit Confirmed」というタイトルでメールフォルダを検索してみてください。
この着金記録には送金先のアドレスはないですが、送信日時はわかります。そこから逆算してコインチェック側で送金記録を確認していきます。
送金情報は3か月以上前のものである必要があり、それがない場合は最初の送金の情報が必要になります。
コインチェックの送金記録を確認
コインチェックのマイページから「暗号資産の送金」メニューをクリックし、Binanceのメールアドレスで調べた送金日時から、該当する送金を探してクリックします。

送金先と金額が表示されますので、この画面を撮影します。「TX ID、日付、金額」の3点が映っている必要があります。

要件に注意して撮影する
準備ができたら実際の撮影に入ります。入金動画は以下の要件を満たす必要がありますので、注意して撮影してください。
- 画面録画機能は利用できない
- ログインしているところから撮影
改ざんを難しくするためだと思われますが、PC画面やスマホ画面をキャプチャした動画は利用できません。スマホのカメラ機能などで画面を実際に撮影してください。
また、入金動画の説明に、「ログインプロセスに対応する出金情報(TxID、日付、金額)」という記載があります。これは、ログインしているところから撮影が必要という意味です。
コインチェックは英語表示に対応していますので、撮影の際は英語表示にしておきましょう。

BinanceでGoogle認証解除の申請が却下された場合
条件を満たさない動画をアップロードしてしまった場合、申請が却下されてしまいます。動画のどこが不十分だったかは、却下の際の通知メールにも記載されますし、動画アップロードページに赤字でも記載されます。

却下の通知が届いた場合、修正して再度動画をアップロードしてください。
ただし、エラーで入金動画やステートメント動画のアップロードページにアクセスできなくなることもあります。
僕は2回修正指示を出されてしまったのですが、2回目にアクセスできなくなりました。回数の問題かもしれませんし、前回の提出から時間が空いてしまったからかもしれません。
サポートチームにまずエラーの原因を調べてもらったのですが、解決せず、結局Binanceのチャットでビデオコール(サポートスタッフ側からならビデオコールをかけられる)をしてステートメント動画で話したのと同じ内容を話すことになりました。しかし、ビデオコールもトラブルでつながらなかったため、特別にサポートスタッフが指定したステートメントを改めて読んで撮影した動画をチャットで送信することでOKとなりました。

Binanceはシステムトラブル多めっコ・・・
まとめ
Google認証はほかの取引所ではもっと簡単に解除できますが、なぜBinanceでここまでややこしい手順が必要なのかは不明です。
Binanceはアメリカの司法省との和解で多額の金銭を支払っており、コンプライアンスを徹底する方針を取っています。そのあたりが関係しているのかもしれません。
Google認証はセットアップコードを控えておくのが重要ですが、もし忘れてしまった場合は今回の記事を参考にしてなんとかGoogle認証を解除してもらってください!
バイナンスグローバルからバイナンスジャパンへの移行を忘れてしまった方はこちら↓↓↓↓↓


海外FXで仮想通貨を取引するならFXGT!
銘柄数もボーナスも充実!
大手海外FX業者、FXGTの詳しい解説
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


コメント