一度設定を済ませてしまえば、都度自分で為替相場をチェックしたり取引したりする必要がなく、すべて自動売買プログラムが取引してくれる「システムトレード」。
略して「シストレ」とも言われている取引手法で、FX初心者から上級者まで幅広く支持されています。
「システムトレード」と聞くと、「難しそうだから自分には無理」と考えてしまうFX初心者さんもいるようですが、それはむしろ逆。
その場その場でのチャート分析や取引タイミングに苦戦しているFX初心者こそ、システムトレードを試してみる価値があるとも言えるでしょう。
- システムトレードとは！？
- システムトレードを行う4つの方法とは！？
- 国内FXと海外FXのシステムトレードの違いとは！？
海外FX業者のボーナスはすごい！
100％入金ボーナスで資金が一気に2倍に！
大手海外FX業者、XMTradingのボーナスの詳しい解説
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
システムトレード（シストレ）とは？
システムトレードとは、
「いつ買うのか？」
「どんな時に取引するのか？」
などの取引ルールをあらかじめ自分で設定したら、あとはFX口座側で自動で取引をしてくれる、というもの。
取引条件の設定は、
「自分で過去の相場状況について分析をして、どういった時に自動で取引するかを自分で細かく設定していく」
というパターンと、
「あらかじめいろいろと設定された自動売買プログラムを利用する」
というパターンの2種類に分かれます。
FX上級者は前者、FX初心者は後者、が向いているという感じですね。
そしてFX口座によっては、自動売買プログラムを無料で提供しているところもあります。
こういったFX口座については、後ほど詳しく解説します。
システムトレードのもともとの定義では、ツールを使うかどうかは要件になっていません。つまり、システム的に行ってさえいればトレーダーが手動で取引ボタンを押していてもシステムトレードと呼びます。しかし、最近では特にツールを使った自動売買のことを「システムトレード」と呼ぶことが多くなっています。
システムトレードのメリット
システムトレードの最大のメリットは、「感情に左右されない」ということ。
FXに限らず、「投資」関連の大敵は常に「感情」ですので、これは大きなメリットと言えるでしょう。
「システムトレード」の反対語は「裁量トレード」です。
裁量トレードとは、その場での自分の考えや感情に従って取引を行なうこと。
しかし裁量トレードの場合、「ここまで利益が取れたら一旦決済してしまおう」と考えていても、あまりに調子良く利益を伸ばせてしまうと、「このままもう少し様子を見てれば、もっと利益を上乗せできるかも・・・♪」と都合の良い感情に振り回されてしまい、ついダラダラと決済できないことがよくあります。
結果、やはり利益を減らして終わる、ということも少なくありません。
システムトレードを用いれば、こういった問題が解消され、どんな展開になろうとも感情に左右されることなく、あらかじめ設定したルールに従って取引を進めることができます。
さらに、自分で条件を設定するのではなく、投資のプロが作った勝率の高い自動売買プログラムを利用すれば、FX初心者の方でも安定的に収益を出すということが夢ではありません。
システムトレードのデメリット
そんなシステムトレードですが、当然デメリットもあります。
それは、「投資のプロが作った自動売買プログラムであろうとも、過去にないパターン or 滅多にないパターンの相場状況に対応できない」ということ。
システムトレードで利用される自動売買プログラムは、過去の相場パターンを元に作られるもの。
過去のデータを元に作るのですから、過去に例がないことや、過去に例があったとしてもそれが非常に稀なものであれば、そういった状況に対応できないことが多いのです。
そして、相場というものはいつ「レアなこと」や「過去に例のないこと」が起こるか分かりません。
そういった時に、予想外の損失を出してしまう可能性があるのです。
そんな不測の事態を防ぐために、
「システムトレードを導入すればもう安心、あとはほったらかしでOK」
などと安心したりせず、自分の目でも定期的に監視するという姿勢が大事になってきます。
システムトレードを行う方法
ここからは、ツールを使ったシステムトレードを行う方法を紹介します。
- MT4・MT5のEA
- ストラテジー選択型ツール
- リピート系ツール
- コピートレード
MT4・MT5のEA
MT4（MetaTrader 4）やMT5（MetaTrader 5）では、エキスパートアドバイザー（EA）というシステムを使用して自動売買が可能です。
EAは、他人が作成したものを購入して使用することもできますし、自分で作成することも可能です。他人が作成したものを使用する場合でも、細かいパラメーターの設定が変更できるものも多いので、システムトレードの中でもカスタマイズ度が高いです。
EAについて詳しくはこちら↓↓↓↓↓
ストラテジー選択型ツール
ストラテジー（戦略）選択型ツールは、複数の自動売買戦略から選んで運用できるシステムです。ユーザーは、自身の投資スタイルや市場状況に応じて最適な戦略を選択し、簡単に自動売買を開始することができます。このタイプのツールは、初心者にも扱いやすく、多様な戦略を試すことができるため人気があります。
最近は、AIを使用したストラテジーも登場しています。
リピート系ツール
リピート系ツールは、一定の価格幅で売買を繰り返す形式の自動売買システムです。この方式では、指定した条件が満たされるたびに自動的に注文が発生し、利益を上げることを目指します。リスク管理がしやすく、比較的シンプルな戦略であるため、多くのトレーダーに利用されています。
同じ方向でポジションを持つナンピンの状態になることも多いため、リスク面には注意が必要です。
コピートレード
コピートレードは、他のトレーダーの取引を自動的にコピーする仕組みです。成功しているトレーダーの戦略を模倣することで、自分自身で取引することなく利益を狙うことができます。この方法は特に初心者向けであり、自分では難しいと感じる戦略も他者の実績を基に実行できる点が魅力です
コピートレードは、ユーザー自身が操作を行う必要がないためシステムトレードに分類されることもありますが、本当の意味でシステムトレードかどうかはコピー元の性質によります。コピー元が裁量トレーダーだった場合は、裁量トレードのメリット・デメリットが発生します。
FXだけでなく、仮想通貨取引所でもコピートレードが可能です。↓↓↓↓↓
海外FX業者と国内FX業者のシステムトレードの違いとは？
ここからは、海外FX業者と国内FX業者のシステムトレードの違いについて紹介します！
海外FX業者
| シストレの種類 | 対応 |
|---|---|
| MT4・MT5のEA | ◎ |
| ストラテジー選択型ツール | × |
| リピート系ツール | △ |
| コピートレード | 〇 |
海外FX業者のシステムトレードは、基本的にMT4・MT5のEAになります。海外FX業者はほぼ全ての会社がMT4・MT5をトレードツールとして採用していますので、EAも普及しています。
GogoJungleなど日本のEA販売会社もあります。
