FX初心者向けの通貨ペアと選び方

FXのサイトやブログなどで、通貨ペアという言葉を目にしたことがあるかと思います。

通貨ペアとはFX取引で使われるもので異なる国の通貨の組み合わせのことで、一般的に主要通貨と呼ばれる通貨を含む組み合わせで取引されます。

FX初心者の方にとって、どの通貨ペアを選ぶべきか迷うこともあるかもしれませんが、適切な通貨ペアを選ぶことはトレードにおいて非常に重要です。

この記事でわかること

  • FX初心者向けの通貨ペアと選び方
  • 取引量の多い通貨ペア
  • 高金利通貨ペア
  • FXの通貨ペアについての基礎知識

ここからは、FXを始めてみたい初心者の方にもわかりやすくFX初心者向けの通貨ペアと選び方について説明します。

目次

FX初心者向けの通貨ペアと選び方

通貨ペアのポイントを紹介する前に、FX取引での利益を得る方法2つについておさらいします。

1つ目は為替相場の変動によるキャピタルゲイン(為替差益)による利益で、通常のトレードと同様に安い時に買い・高い時に売ることで得られます。

2つ目は通貨ペアを保有することで得られるインカムゲイン(スワップ収益)による利益です。通貨ペアそれぞれの金利差がスワップポイントに影響します。

たとえばA通貨の金利が5%で、B通貨の金利が1%の場合、その金利差4%がスワップポイントとして支払われます。スワップポイントは為替レートの変動に関係なく、金利の高い通貨を保有することで毎日受け取れるのが特徴です。

FXの2つの収益を理解した上で、自分のトレードスタイルと照らし合わせ「自分はキャピタルゲイン&インカムゲインどちらのトレードスタイルか?どの通貨ペアで取引を始めるのが良いか?」選ぶようにしましょう。

ここからは通貨選びのポイントを説明します。

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初心者は取引量が多い通貨ペアがおすすめ

取引量が多い通貨ペアは流動性が高く、相場の急激な変動が少ない傾向があります。このためトレンドがはっきりと出やすく、安定感のあるトレードが行いやすくなります。

また多くのトレーダーが関与するため、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に必要な情報も豊富に得られます。

特に主要通貨である米ドルやユーロを含む通貨ペアは、取引量が非常に多いため初心者におすすめの通貨です。

初心者は程度のボラティリティがある通貨ペアがおすすめ

ボラティリティとは、通貨ペアの価格変動幅のことを言います。

FXで利益を追求するためには、程度のボラティリティがある通貨ペアを選ぶことが大切です。

初心者の方は、大きな価格変動によるリスクを避けたいと思うかもしれません。しかしある程度のボラティリティがある通貨ペアは、トレンドの形成がしやすく取引のチャンスが増えると言われています。

ボラティリティが低すぎると利益を上げる難しさが増すといわれており、逆に極端に価格が変動する通貨ペアはリスクが高まります。

そのため初心者におすすめなのは適度なボラティリティがあり、安定したトレンドが形成されやすい通貨ペアです。適度なボラティリティを持つ通貨ペアを見極めて選びましょう。

初心者はスプレッドが狭い通貨ペアがおすすめ

FX取引において、通貨ペアを売買するときにはスプレッドと呼ばれる価格差が発生します。

このスプレッドは取引のコストと考えられ、狭いスプレッドの通貨ペアを選ぶとトレードの際に支払うコストが低くなります。スプレッドは通常「pips」という単位で表され、この値が小さいほどコストが低いと言えます。

初心者の方は手数料やスプレッドなどのトレードコストをできるだけ抑えたいと思うかもしれません。そのためスプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことをおすすめします。

スプレッドが小さい通貨ペアを選ぶことで、トレードのコスト削減効率が向上し収益を最大化しやすくなります。

取引量の多い通貨ペア

取引量の多い通貨ペアを選ぶことは、FXを始める初心者にとってトレンドが出やすくまた安定感のあるトレードを行いやすい為おすすめです。

特に取引量の多い通貨ペアとして、初心者におすすめな通貨ペアは「米ドルとユーロ」があげられます。

米ドルとユーロは世界でよく使われる通貨で取引量が多く流動性が高いのが特徴です。また米ドルと円もFX市場で最も取引されています。

一方豪ドルやカナダドルは原油価格や金価格の変動に連動しやすいです。通貨ペアの特徴を理解することで、より戦略的な取引が可能になります。

ここからは取引量の多い通貨ペアの特徴について紹介します。

米ドル/円の通貨ペア

「米ドル/円」は米ドルと日本円の組み合わせで、日本人にとって身近な通貨ペアです。

米ドルは国際的な取引でよく使われるため、この通貨ペアは取引が多く市場での差額(スプレッド)が狭く、比較的安定しています。

FX初心者に向いており、日本の経済に密接に関連しているため情報収集もしやすいという利点があります。また取引量も非常に多いため、スムーズにトレードが行えるでしょう。

ユーロ/円の通貨ペア

「ユーロ/円」はユーロと日本円の組み合わせです。

ユーロはEU加盟国で使われている通貨で、米ドルに次いで取引が多く第二の基軸通貨とされています。

この通貨ペアは流動性が高くスプレッドが狭いため、他の通貨ペアに挑戦したい方にもおすすめです。

EUは多くの国から成る経済圏でユーロ相場は欧州の出来事に影響を受けるので、トレードの機会が豊富にあるのが特徴です。

ただし、ユーロ圏の経済指標や政治情勢によって価格が大きく変動することがあります。そのため常に情報収集することが重要です。また取引量が多いためトレードのチャンスも多い通貨ペアといえます。

高金利通貨ペア

FXでは低金利国の通貨を売って、高金利国の通貨を買うことでスワップ収益を得ることができます。このスワップ収益はFXの魅力でもありますが、高金利通貨は値動きが大きいため、初心者の方は資金とリスク管理が非常に重要になります。

ここからは、高金利通貨として人気のある通貨ペアを紹介します。

南アフリカランド/円

南アフリカの通貨であるランドを日本円で取引する通貨ペアです。

南アフリカは豊富な天然資源を持つ経済大国で、ランドは高金利通貨として知られています。この通貨は資源価格との関連性があるため、価格動向には注意が必要です。

また、南アフリカの国内情勢の不安定さなどもリスク要因として考慮するようにしてください。

メキシコペソ/円

メキシコの通貨であるペソを日本円で取引する通貨ペアです。

メキシコは経済的に大きな国で、天然資源にも恵まれています。ペソは高金利通貨として知られ、スワップ収益が得られます。

また通常は比較的値動きが安定していますが、米国との関係が影響を与えることがあります。バイデン政権の下では、米国との結びつきが強まりペソ相場に良い影響をもたらしています。

ただし米国の政治的な出来事がペソ相場に影響を与えることもあるため、リスクを注意する必要があります。

トルコリラ/円

トルコの通貨であるリラを日本円で取引する通貨ペアです。

トルコは観光業などで収益を上げている経済大国で、経済成長が期待されています。トルコリラは高金利通貨として知られており、スワップ収益が魅力ですが政治的・地政学的なリスクも高いため、大統領の発言など、こちらも注意が必要です。

FXの通貨ペアとは?

FXの通貨ペアについてもう少し詳しく知りたいという方向けに、クロス円やドルストレートなどFXの通貨ペアで必要となる基礎知識について解説しています。

  1. FXの基軸通貨と決済通貨の違いとは?
  2. クロス円とドルストレート
  3. メジャー通貨とマイナー通貨

FXの基軸通貨と決済通貨の違いとは?

FX取引で通貨ペアを選ぶ際の基本ルールは、通貨ペアを「基軸通貨と決済通貨」で表記することです。

基軸通貨は左側に書かれ、取引の基準となる通貨を示します。右側には取引が終了したときに受け取る通貨が書かれます。

たとえば、「米ドル/円」の場合は「1米ドルを何円で交換できるか?」ということを表します。通貨ペアの書き方はとても重要で、トレードにおいて基本的なポイントと言えます。

クロス円とドルストレート

FX取引において、まず「クロス円」と「ドルストレート」という用語を理解しておく必要があります。

クロス円とは、米ドル以外の通貨と日本円を組み合わせた通貨ペアを指しGBP/JPY・EUR/JPY・AUD/JPY・NZD/JPYなどがクロス円に該当します。

一方、ドルストレートとは米ドルと他の通貨を組み合わせた通貨ペアのことで、USD/JPY・GBP/USD・EUR/USD・AUD/USD・NZD/USDなどが該当します。

これらの用語は、通貨ペアの組み合わせを識別するための重要な用語のため覚えておくようにしましょう。またクロス円やドルストレートは取引への影響も大きいためトレードする際にぜひ知っておくべきです。

ドルストレートは簡単で、米ドルを直接他の通貨とペアにして取引します。例えば、USD/JPYやUSD/EURなどです。

一方クロス円の取引では、基軸通貨と日本円の交換を行う際に米ドルを介して行います。例えばAUD/JPYの場合、まず日本円で米ドルを購入しその米ドルを使用して豪ドルを購入するとった取引が行われるのです。

また米ドルも日本円も含まれない組み合わせのことを合成通貨(クロス通貨)と言い、「EUR/GBP」などがあります。

メジャー通貨とマイナー通貨

クロス円取引でなぜ米ドルが介在するのでしょうか。

実は米ドルは世界経済の基軸通貨で、これは米国経済の成長とともに確立されました。そのため、グローバルな金融取引に広く使用されているのです。

FX市場では通貨を「メジャー通貨」(多く取引される通貨)と「マイナー通貨」(取引が少ない通貨)に分類されます。

メジャー通貨にはUSD・EUR・JPY・GBP・CAD・AUD・CHF・NZDなどが含まれます。メジャー通貨は「G10通貨」とも呼ばれ、経済ニュースなどでよく見かけます。

このように米ドルを介した取引が一般的なのは、米ドルが世界経済において中心的な役割を果たすためです。

エクゾチック通貨ペア

マイナー通貨ペアよりもさらに珍しい通貨ペアのことを「エクゾチック通貨ペア」と呼びます。

これには、インドネシアルピア/日本円・メキシコペソ/トルコリラ・ノルウェークローネ/スウェーデンクローナなどが含まれます。

エクゾチック通貨ペアは、通常スプレッドが非常に広いため、初心者にはおすすめできません。

まとめ

FX初心者の方にとって、適切な通貨ペアの選択は非常に重要です。

取引量が多い通貨ペアや、適度なボラティリティがある通貨ペア、スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことをおすすめします。また基軸通貨と決済通貨の違いや、クロス円とドルストレート、メジャー通貨とマイナー通貨についても理解しておくことも大切です。

ぜひ上記のポイントを参考にそれぞれの特徴やリスクを考慮しながら、自分に合った通貨ペアを選ぶようにしましょう。

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